ACFS 2025 アジアフレイルサルコペニア学会
2025/10/29 07:55
2025年10月17日・18日に台湾・高雄にて開催された11th Asian Conference for Frailty and Sarcopenia(第11回アジアフレイルサルコペニア学会)に参加しました。
サルコペニアとは「高齢期にみられる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能の低下」、フレイルとは「加齢に伴う予備能力の低下により、ストレスに対する回復力が低下した状態」を指します。学会ではアジアにおけるサルコペニア、フレイル研究の最先端のデータが紹介されるなど、貴重な学びの機会が得られました。
私は研究所で行った調査の結果をポスターの形式で発表しました。この調査は、市内にお住まいの65歳以上の方を対象に行ったもので、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」に示される身体活動の基準を満たしている人では、フレイルの割合が低いことが示されました。適度な身体活動の実践が、フレイルの予防に役立つ可能性があることを示す結果です。
今後も国内外での研究成果の発信を通して、多くの方々が歳を重ねても健康を維持できるような社会の実現に貢献していきたいと考えています。
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