ベルランド看護助産大学校にて「いのちの授業」を実施~みんなの幸せを考えよう。いのちとは、共に生きること~
2025/10/29 07:43
2025年10月24日(金)、
大阪府堺市の事業の一環として、
ベルランド看護助産大学校にて「いのちの授業」の講師を務めさせていただきました。
今回の授業テーマは、
「みんなの幸せを考えよう」。
いのちは自分だけのものではなく、他者と共に支え合いながら生きていくもの。
多様でありながら、ひとつ。
まさに「いのち輝く未来社会」を描く時間となりました。

■ 授業の構成
講義は13時から16時までの3時間にわたり、4部構成で実施されました。
1️⃣ 献血・骨髄バンクの基礎知識
日本赤十字社の方から、献血と骨髄バンクの仕組みや役割について学びました。
2️⃣ 患者さんによる体験談
骨髄移植を受け、元気を取り戻した大学生さんが登壇。
自身の闘病生活を語り、「命をつなぐこと」の意味を伝えてくれました。
3️⃣ ドナー体験談(講師:松井一矢)
私自身の骨髄バンクドナー経験を共有し、
なぜ関わり、なぜ発信を続けるのか。
現状課題と社会における役割についてお話しました。
4️⃣ 学生によるディスカッションと広報制作
骨髄バンクのドナー公欠制度を導入するよう学校に直談判した学生の体験談も紹介。
その後は各班に分かれ、
「どうすれば献血や骨髄バンクの協力者が増えるのか」
をテーマに意見交換を行い、1枚の広報ポスターを制作しました。

■ いのちをデザインする若者たち
ディスカッションの中では、
「誰に」「どんな言葉で」「どんな形で」伝えれば心が動くのかを真剣に議論。
大阪・関西万博の公式キャラクター ミャクミャク🟥🟦 を起用した啓発ポスター案も生まれました。 “いのちがミャクミャクと続く”という願いを込めた発想は、まさに今の時代ならでは。日本赤十字社との親和性も高く、素晴らしいアイデアでした。

■ 若者へのメッセージ
将来看護や助産の現場に立つ学生たちは、まさに「いのちの最前線」を担う世代です。彼らが命と真剣に向き合う姿に、私自身も多くの刺激と学びを得ました。大阪府堺市は、献血・骨髄バンクの普及活動に非常に積極的な自治体です。今後は大学生・専門学生に限らず、中高校生にも「いのちの授業」を届けていく動きが始まっています。
自治体がいのちを救い、いのちをつなぎ、いのちに力を与える活動を務めることは、行政としての本当の役割ですね。大阪・関西万博2025の開催テーマとも一致します。全国各地に拡がることを期待しています。

■ 未来へのメッセージ
もし血液が足りなくなれば、
“救えたはずの命が救えなくなる”時代がやって来ます。
それを防ぐために、今から行動する必要があります。
私は危機感を持ち、これからも発信を続けます。
そして大阪マラソン2026チャリティーランナーとして、
「走ることで、救える命がある」活動を通して、
いのちを守り、つなぎ、輝かせる未来社会を共に築いていきます。
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