184日間、全力で駆け抜けた関西万博。 ~いのち輝く未来社会へ、ここからまた新たな一歩を~
2025/10/20 08:38
2025年10月13日、
大阪・関西万博2025は閉幕を迎えました。
開幕から184日間、「いのち輝く未来社会」に向けて私は全力で走り抜けました。全力で関わりました。この期間は、未来を拓く“きっかけ”を生み出し、新たな創造の始まりとなる日々でした。
■ 万博のテーマと意義
関西万博のメインテーマは、
「いのち輝く未来社会のデザイン」。
そしてサブテーマには、
① いのちを救うこと
② いのちをつなぐこと
③ いのちに力を与えること
という3つの柱が掲げられていました。
各パビリオンやイベントを通じ、来場者一人ひとりが「いのち」について考え、想像し、そして行動する。
その“きっかけ”を生み出すことこそが、今回の万博の最大の意義でした。
■ 「答え」から「問い」へ
これまでの万博が“答えを提示する場”だったのに対し、
今回の関西万博は“問いを生み出す場”として、世界で初めて挑戦した博覧会でした。
問いに対する答えは無数にあります。
多様な個性と価値観を持つ私たちが、「多様でありながら、ひとつ」である未来を共に描く。
これは、関西万博の開催中に多くの人々の心に刻まれた新しいキーワードでもあります。
共存共栄し、心を磨き、魂を光らせ、宇宙と共鳴しながら“今この瞬間を生きる”こと。
それこそが、いのち輝く未来社会の出発点だと感じます。
■ 自分にとっての問い「いのちとは何か」
私は1995年1月17日、阪神・淡路大震災を被災者として経験しました。
当時、まだ1歳1か月の赤ん坊。
生かされた命への感謝と、その恩恵に報いるために、今を全力で生きる。
「生きるとは何か」
「いのちとは何か」
「万博とは何だったのか」
この184日間で生まれた問いは、これからの人生を導く羅針盤です。
皆さん一人ひとりの中にも、それぞれの答えがあると思います。
それらが重なり合い、議論され、共創されていくことで、より良い未来のアイデアが生まれていくはずです。
■ 未来へ。行動し続ける決意
この万博で得た知見、そして出逢った多くの仲間たち。
そのすべてを胸に、これからも私は**「行動する大人」**であり続けたいと思います。
献血・骨髄バンクの普及活動はもちろん、
「アスリートとして何ができるか」
「走ることで社会に何を残せるか」
その問いを胸に、挑戦を続けていきます。
いのち輝く未来社会に貢献できる人間として、これからも前進していきます。
引き続き、応援いただけましたら幸いです。
■ ご寄付・応援のお願い
この想いと行動を、次なる未来へとつなぐために。
あなたの応援が、いのちを支える力になります。
👉 ご寄付はこちらから
← 活動報告一覧へ戻る