万博de献血🟥🟦2025.10.06.
2025/10/7 21:22
活動報告。
万博de献血🟥🟦と題した企画が、万博内で開催されたことを報告します。ここでは「現地レポート」に留まらず、関西万博そのものの本質――“問いを通じて未来を創る”というテーマ――と、「献血」という実践を重ね合わせていく内容を書きます。
万博de献血、ついに実現。
~いのち輝く未来社会のデザインに向けて~
2025年10月6日(月)及び10月7日(火)、ついに関西万博会場で**「万博de献血」が開催されました。
赤十字社による満を持しての実施。
会場は、フューチャーライフゾーン「ギャラリーWEST」。場所は西ゲートのさらに奥――人通りが決して多くはない場所ですが、“万博の中で献血が実現した”**ということ自体に深い意味があります。
■ 万博de献血 実施概要
日時:2025年10月6日(月)・7日(火)10:30〜16:30
会場:関西万博会場内 ギャラリーWEST
主催:日本赤十字社
受付形態:400mL献血限定(事前予約・当日枠あり)
献血者には限定記念品や、万博de献血オリジナルスタンプが進呈されます。
詳細は日本赤十字社公式ページをご参照ください。
■ なぜ今、万博で献血なのか
開幕当初から「赤十字パビリオンがあるなら、献血もできるの?」という声が多く聞かれていました。しかし、会場運営上の調整などにより、長らく実現しませんでした。閉幕まで残りわずか7日というこのタイミングでの開催。それでもこの一歩は、**“問いを実践に変える”**という関西万博の意義そのものを象徴しています。
赤十字パビリオンのテーマは「人道」。
“人を救うとは何か”という問いに、答えを示すのではなく、来場者一人ひとりに考える機会を与えています。
そして今、会場の一角で行われる献血は、その問いへの一つの具体的な答えになっているのかもしれません。
■ 私の想いと現場の印象
事前予約はすでに満床。当日枠がどこまで埋まるかが注目されました。万博の来場チケット自体が事前予約制が基本であるため、実際に献血が可能な方は、来場者およそ22万人中になるので限られてきます。
しかし、だからこそ、私たちボランティアが情報を発信し続けることに意味があるとも感じます。
「献血できる場がある」ことを知ってもらう。
万博de献血という企画があることをお知らせする投稿を見た誰かが「じゃあ、行ってみよう」と思ったり、あるいは友人との会話で「そういえば万博で献血やってたね」と話題に上がったり。
日常に献血が登場するきっかけを生み出す。
それが、私たちの役割だと信じています。
「スタンプ押したよ👍」という会話も
献血を日常生活化する1つかもしれません。
■ 万博レガシーと、無形の価値
関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、単なる展示ではなく、未来への問いを投げかける試みです。そしてレガシー(遺産)とは、有形の建造物ではなく、
「問いに触れ、想いを巡らせ、行動を起こした人々の心の変化」そのものです。
万博de献血に実際に足を運んだ人たちや、横を通って見てみた人たち、私や他の方々が発信する情報や投稿を読んで何かを感じた人が次に行動を起こすこと。
それらすべてが、“無形のレガシー”として、未来へ受け継がれていくのだと思います。
■ これからも情報発信を続けます
私・松井一矢は、
大阪マラソン2026チャリティーランナーとして、
献血・骨髄バンクの普及啓発活動を続けていきます。
今、日本では少子高齢化の進行と生活習慣病の増加により、「血液が足りない時代」が現実的に迫っています。健康で献血できる人が減少する未来に備え、今こそ、一人ひとりの行動が求められています。
献血の輪、そして命をつなぐ輪を、ここから広げていきましょう。
【寄付のお願い】
あなたの一歩とご寄付が、命を救う活動を支えます。
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