神戸マラソン2024~感謝と友情~
2025/8/17 20:58
骨髄バンク応援ランナーとして出走した記録になります。
昨年、2024年11月に開催された「神戸マラソン」では
~感謝と友情~をテーマに、神戸の街を駆け抜けました。
神戸マラソンや、神戸の街の魅力をPRしながら走る
” 広報取材枠ランナー ”という特別枠に応募させて頂き
自分を選出くださいました。
選考くださった方々、皆様に、再び、感謝申し上げます。
第12回神戸マラソン2024広報取材枠ランナーとして
出場し完走! / athkatsu.com
広報取材枠ランナーのご紹介(結果)/ 神戸マラソン2024公式サイト
私は、兵庫県神戸市出身。1993年12月生まれです。
つまり、阪神淡路大震災が発生した時、私は1歳1ヶ月。
赤ん坊の時に被災した人間です。
さらには、タンスの下敷きになり、生死を彷徨いました。
しかしながら、私は、今ここで生きることができています。
生かされたことの感謝と恩恵を胸に抱きながらの毎日です。
献血や、骨髄バンクを伝え広める活動の根底には
その想いも重なります。恩恵に報いる人生を送る。
それは、多くの尊い” いのち ”が亡くなった方々の分も
一生懸命になって生きる、毎日を全力で生きることが、
少なくとも、やるべき使命であり、1つの報いる形だと
私は想っています。
それだけでなく、今日までに、震災というのは
たくさんありました。東日本大震災にしても、
コロナ禍という時代も、災害級の大打撃と思います。
骨髄バンクで考えれば、歴史は創設から、まだ30年程。
それ以前に、白血病等の血液がんを発症された方々は、
不治の病。治ることのない病気として扱われていました。
白血球の血液型(HLA型)の適合があれば、移植ができる。
そんな患者さんにとっての希望の光が灯ったのは最近です。
骨髄バンクに対して理解あって登録くださっているのは
現在、日本国内では50万人を超えたところです。
日本の制度では、年齢制限があります。
骨髄バンクに登録できるのは、18歳~54歳。
骨髄バンクを介してドナー提供ができるのは、20歳~55歳。
(※家族・親戚一同の場合は、この限りではない場合があります。)
日本人口統計を見ると、18歳~54歳における人数は
およそ5000万人居ますので、約1%の登録者という現状です。
残りの99%の人には、骨髄バンクが届いていないか、
理解をしていないか、健康をすでに害してしまったか。
健康を手放すきっかけとしては、突然の病という場合があります。
しかし、生活習慣病(自己責任病)という自分の選択によって、
不健康になってしまったパターンが、山ほど居るのも日本人です。
最善の健康を手に入れるには、苦難・困難に挑む必要があります。
欲望のままに食事をして、運動をしない生活をした人間がなる病気・・・
それが、生活習慣病です。海外では”自己責任病”と呼ばれることもあり、
保険適用はありません。治療に、何千万円と必要になる場合もあります。
しかし、私たちは日本に居ます。すべてに保険適用される現状があります。
その生活スタイルで [ 亡くなった方々の分も、大切に生きた ]
全力で必死な生活をしたと言えるのか。。。疑問を抱きます。。。
私のアスリートとしての役割は、多岐に渡ります。
その中でも、健康に挑む大人の数を増やしたい!!
最善の健康を掴む大人の数を増やしていくことも、1つ。
そんな大人の姿が増えれば、未来を担う子供たちや、若者たちに
背中を魅せることができます。憧れを抱けるような大人になります。
ゆくゆくは、日本の医療費削減にも繋がり、社会保険料の引き下げ、
動ける大人が増えることになるので、生産性も上がっていきますね。
献血・骨髄バンクを伝え広めることは、もちろん大切な役割。
興味関心のある人ならば、すでに献血を1回や2回は始めています。
日本赤十字社や、骨髄バンク財団、厚生労働省の情報を既に掴んで、
行動を始めているはず。ならば、どんな人たちに届ける必要があるのか。
興味関心を持っていない人たちや、興味関心を持てない人たちに届ける!!
大阪マラソン2026という舞台は、出場するランナーだけでなく、
沿道にもたくさん集まり、日本全国からの注目度の高い試合です。
大阪(関西)エリアでは、報道機関も数多く投入される試合でもあり、
見ず知らずの人たちの目に留められる可能性が、とても高くなります。
出走3万人居る中で、私のアスリートとしての走力は前半グループ。
上位1%未満に入るアスリート枠で走れるように鍛錬をしています。
なので、他の選手に埋もれることなく、目立ち、PRしていけます。
「あ、あの黄色タスキは何ー??」
「骨髄バンクって書いてあるよ」
「骨髄バンクって、何ー??」
「骨髄バンク、がんばれー!!」
「骨髄バンク、私も登録してるよー!!」
過去、チャリティーランナーとして出場をしたり、
全国各地のマラソン大会に出場を続けてきた中で、
会話が生まれるきっかけに繋がっている実感があります。
沿道から聞こえる声援、しっかりと耳に届いています。
また骨髄バンクを応援する声たちを、
患者さんたちにも伝え拡げていく役割もあります。
発信を続けていくことによって、希望の光になる。
そう、信じています。
患者さんは、治療という大変な挑戦をされています。
それに比べれば、フルマラソン(42.195km)というのは
決して辛いものではないと想います。
患者さんや、患者さんご家族のほうが、よほど頑張られている。
なので、自分がどこまでも全力で挑んだところででもありますが
それでも、自分にできること。懸命を尽くして、最後までやり切る。
” やるだけやって、あとは托身 "
” 懸命を尽くして、天命を待つ ”
慌てず、焦らず、諦めず。この姿勢を尽くしていきたい。
結果は神様が決めること。ならば、やれるだけやってみる。
助けられる命には限界がある。
手を差し伸べても、届かない命もある。
そのことを知る身でもある自分自身として
それで諦めることなく、仕方なしでもなく。
心を尽くし、やれるだけのことを、やってみる。
大阪マラソン2026は、1つのきっかけと想いました。
特に今年は、2年ぶりに寄付先団体として、
骨髄バンクを伝え広めるボランティア団体である
「 NPO法人関西骨髄バンク推進協会 」が選出されました。
私は、この団体を応援、支援、シェアをしたいと想います。
クラウドファンディングで集まった支援金は、
私には1円も入らず、協会団体に寄付されます。
それが、骨髄バンクを伝え広める活動資金になります。
あなたの応援、ご支援、シェアが、
誰かの” 生きたい ”を叶えるきっかけになります。
ぜひ一歩を踏み出すきっかけに繋いで欲しい。
私の想い、考え、伝えたいことの一部を公開しました。
共鳴くださる人が、1人でも多く集まることを願います。
そして、私自身も、自分にできることのすべてを尽くします。
松井一矢
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