【団体・活動紹介】
ミャンマーとベトナムで国際協力活動をしている日本のNGOブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)です。1993年設立。
【寄付金の使途】
大阪マラソン2026でいただいたご寄付は、ミャンマーとベトナムの社会と人びとを支える3つの基盤づくりに活用します。
【寄付控除の有無】
有り(認定NPO法人です)
寄付金控除についての詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.baj-npo.org/donation/deduction.html
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About Us
We are Bridge Asia Japan (BAJ), a Japanese NGO engaged in international cooperation activities in Myanmar and Vietnam. Founded in 1993, BAJ has been dedicated to making a positive impact in these regions.
website => https://www.baj-npo.org/english/index.html
Use of Donations
The donations from the Osaka Marathon 2026 will be utilized to support three fundamental pillars in Myanmar and Vietnam: education, living conditions, and community exchange and networking.
ストーリー
団体紹介
設立32年の日本のNGO
私たち ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)は主にミャンマーとベトナムで国際協力活動をしています。1993年に任意団体として発足し、1999年にNPO法人化、2007年に認定NPO法人を取得しました。
貧困、難民、紛争などの解決困難な課題に草の根レベルで取り組む
私たちはアジア地域のさまざまな課題に対し、地域の住民と一緒に考え行動することで解決の道を探ります。宗教や言語の違いを越え、インフラ整備、技術訓練、教育支援などの事業を通して、異なる背景を持つ人々のあいだに相互理解と信頼の架け橋を築くことを目指しています。
「違いをこえて、ともに知恵を出し合い、ともに生きる道をさぐる」
これが私たちのスローガンです。世界中の解決困難な課題に対し、異なる背景を超えて、ともに考え、行動するプロセスこそが、たがいの理解と信頼を育み、よりよい社会を創り出すと信じています。解決策も重要ですが、そこに至るアプローチやプロセスも同じかそれ以上に重要だと考えています。
ミャンマーとベトナムで取り組んでいる活動
ミャンマー
① 生活に必要な水を確保する
中央乾燥地域の村落で、故障した深井戸の修繕活動を進めています。
② 子どもたちの学習環境を整備する
孤児院や養護施設などを中心に、本棚と図書をセットにした「小さな図書室」を寄贈する活動をしています。子どもたちを勇気づけ、読書の喜びや楽しみを届けます。
③ 被災地を支える
2025年3月に発生した巨大地震の被災地に対して緊急支援と復興支援を進めています。
ベトナム
① 環境教育を推進する
フエの3つの小中学校で環境教育の授業を行なっています。また、奨学金の支給も行なっています。
② 都市近郊の農家の価値を伝える
フエの零細農家の収入向上支援活動を進めています。技術とビジネスの2つのアプローチで、小規模農家のくらしや文化を守り、発展させていく活動をしています。
③ 環境課題を学び合う国を超えた子どもたちのネットワーキングをつくる
気候変動や海洋プラスチック問題など地球規模の課題について、日本の子どもたちとベトナムの子どもたちがオンラインと対面のハイブリッドで交流し、お互いの学びを共有し、異なる国や地域の子どもたちをつなぐネットワークを創り出す活動を進めています。
なぜ大阪マラソンに参加するのか? ――― 国際協力の多様な価値を発信したい
いま国際協力は時代の岐路に立たされています。アメリカが途上国への開発援助を劇的に減らすなか、日本でもNGO関連の予算は減少傾向にあります。国際協力がそもそも自国の社会にとってどういう価値を持つかが問われています。私たち草の根のNGOにとって国際協力とは、違いをこえて信頼関係を築き、活力を与えあう営みです。感情を動かして出会った人々と縁を結び、個別の状況にひたすら向き合っていく泥臭さが、それを可能にしています。いいかえれば、国際協力はエリートだけのものではなく、もっと自由で多様なものです。そんな国際協力を身近にするためには、もっともらしさや真面目さだけでは足りません。喜びや楽しみを通じて人と縁を結んでいくこと。ともに汗を流して共感し合うこと。「スポーツ」のような爽やかさと風通しのよさが、いまの国際協力には必要です。
事業体制と略歴
現在、東京、ベトナム、ミャンマーの3ヵ国計4か所に事務所を構え、日本人4名、ベトナム人4名、ミャンマー人15名のスタッフ体制で活動しています。
これまでの実績(主なもの)
【ミャンマー】
●整備した基礎インフラ
基礎インフラ建設(道路・桟橋・貯水池・排水路など))115件
新規深井戸掘削建設 126本
開放井戸その他給水施設 406か所
深井戸・給水設備修繕 469か所
●実施した技術・技能研修
車両・エンジンなど修理 6,755件
保守・整備研修 165回開催 1,187名参加
●教育環境の支援
学校校舎建設 232校
防災林教育研修実施 252回、 7,775人
学校教材林植樹 5か村、 51,690本
図書とおもちゃの棚寄贈 121校、 25,923人
【ベトナム】
●子どもの支援
補習・奨学金・生活支援 1,312 名
障がい児者支援 206名
● 環境改善
ゴミ分別活動参加者(2002~2011年)3,440名以上
環境学習・実践参加児童 4,600名以上
●貧困農家経営支援
バイオガスダイジェスター設置農家軒数 95基
直売所出荷農家数 延べ60世帯以上
ご寄付で実現する活動
大阪マラソン2026のご寄付で、ミャンマーとベトナムの社会と人びとを支える3つの基盤づくりを進めます。
(1)教育の基盤づくり<ミャンマー>
・2025年3月に発生した巨大地震によって壊れた校舎の修繕や、教室内の備品(机・椅子)の整備、給水設備の修理を実施。
・ヤンゴン郊外にて、学校に通うことが困難な子どもたちや、親元を離れて暮らしている養護施設等の子どもたちに図書と本棚のセット(小さな図書室)を寄贈。
(2)生活の基盤づくり<ミャンマーとベトナム>
・中央乾燥地域にて、長引く内戦で経済的に困窮し、故障したままで十分な水量が出なくなった村の深井戸の修理の実施。
・フエにて、街の発展に取り残された伝統的な零細農家を支援する直売所の運営サポートやアグリツーリズムの推進。
(3)交流とネットワークの基盤づくり<ベトナムと日本>
・フエの教室と日本国内の子どもたちの交流の場をつくり、それぞれの国と地域の環境問題について教え合い、学び合うネットワーキング事業の実施(対面+オンライン)。
大阪マラソンという『祭り』がつくる思わぬ出会い
ランナーのみなさんにはBAJという「窓」を通して、ベトナムとミャンマーのさまざまな風景に出会ってほしいと思っています。いろいろなオンライン・イベントを企画しています。そこで、ミャンマーとベトナムの活動現場に触れていただくことはもちろんですが、それだけに留まらない、その土地の社会や文化の魅力、自然の美しさ、人びとのあたたかさを感じていただけたらと思っています。
具体的には、下記のイベントを企画しています。
●「大阪マラソンの挑戦を全力でたのしむ!」(経験者から完走に向けた練習やクラファンのコツを学びます)
●「活動現場を知るオンラインツアー」(事務局長がベトナムとミャンマーの事務所をバーチャルツアーでご案内します)
●「いざ本番! 直前オンライン壮行会」(現地からの応援メッセージを紹介します)
代表メッセージ
さいごに
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
いっしょに大阪のお祭りを全力でたのしみましょう!
チャリティランナーさんの走りで、ミャンマーとベトナムの人びとに勇気とパワーを届けてください!
ご参加とご支援をお待ちしております。大阪マラソンでお会いできることを楽しみにしています。