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ウィメンズアイ

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211,390円

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211,390円

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南三陸町のWEの活動拠点を紹介!〜WE事務所と、さんさん館

2020/6/2 21:07

 WEの事務所は、南三陸町入谷山の神平(やまのかみだいら)にある、1999年に閉校となった旧林際(はやしぎわ)小学校の分棟内、音楽室にあります。胡桃の木が茂る沢に面しています。去年の台風による増水で、ガードレールが崩落してしまいました。

 同じ敷地内のお隣は、「校舎の宿さんさん館」。こちらは、旧林際小学校本棟、木造二階建ての校舎で、走ったらみしみしと音が鳴る廊下、当時の黒板や机や椅子がそのまま残る教室に、懐かしさと温かみを感じるレトロな宿泊施設になっています。WEの講座や、合宿研修などにも使わせてもらっています。

 WEがこの場所で大変お世話になっているのは、さんさん館の事務局を担当している阿部あい子さん(写真中央)。

 さんさん館でイベントをさせてもらったりして、親しくなるうちに、彼女がとんでもなく多才な才能の持ち主であることがわかったんです。その中でもお料理は、ハラル料理やベジタリアン料理などアレルギーに対応した食事を提供して下さり、海外からの視察受入の場面で大変喜ばれています。

 そこで、昨年4月からあいこさんと料理上手のスタッフ2名の協力を得て、WEとさんさん館のコラボ企画「しゃいん食堂」を始めました。お昼に美味しい手作り料理が味わえる場所として大変好評でした。(現在は残念ながらコロナ禍の影響もありお休み中ですが、再開できる日が待ち遠しい。)

  すぐ側に川が流れ、田んぼや畑がある。里山の中にある教室の窓には、四季折々の景色が広がっていて、ちょうどこの季節は青葉が眩しいくらいに輝いています。オンライン会議中に鳥のさえずりが聞こえたようで、リアル「ホーホケキョ」に感動されました! 私は、そんな職場の日常に癒されており、もちろん、夏には虫がいっぱい飛んできたり、古くて不便なこともあるけれど、この職場が大好きです。

 南三陸の町の中心地から車で15分くらい。

 里山の旧校舎の一角にあるWE事務所、ぜひ一度訪ねてきてください。

(栗林美知子)


 グラスルーツ・アカデミー参加者の発案で、この取り組みを紹介する短い映像ができました。雰囲気がよく伝わると思います、ぜひともご覧下さい。

 今日は、このビデオにも登場するグラスルーツ・アカデミー参加者の、ママのぱわーすぽっと陸前高田・板林恵さんに応援メッセージをいただきました(写真中央)。現在は一般社団法人トナリノ(旧:SAVE TAKATA)のスタッフでもある板林さん。一歩踏み出す時にウィのコミュニティ・アクションをうまくいかしてくれました!

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 私の大好きなウィメンズアイのすっごく素敵な取り組み!応援します!!

(以下、親しみを込めてウィと呼ばせていただきますね☆)

 ぜひ多くの方に知っていただきたい!!!

 現在、私は岩手県陸前高田市で子育てしながら子育て支援活動に取り組んでいます。

 振り返ると約6年前。当時の私は、東日本大震災で壊滅状態となったまちで、ママや子どもがリラックスできる場作りを、極々小規模で始めたところでした。

 そんな時、ウィ主催の「グラスルーツ・アカデミー」研修に初めて参加。

 参加したのは、他の地域で頑張っている女性と繋がりたいと思ったから。

 東日本大震災の被災地で草の根的に地域活動をする女性と話して、学び合って…。

 共感力や適応力をうまく引き出し、認めあうこれほどいいプログラムは他にはないと思いました!

 そんなウィのプログラムに魅了されてしまった私は地元でもこの草の根活動をすこーし広げてみようと思っちゃったんです! 草の根的活動をする女性2人と「ママが楽しめる大きいイベントをやりたい!」「自分たちが楽しいと思うことがしたい」という話になり、「ママフェスin陸前高田」を開催! 食べる、リラクゼーション、手作り品作家さんに出店をしてもらいました。市内外からの親子で会場がぎゅうぎゅうに!!!

 一歩踏み出せたのは、ウィのプログラムのおかげだと本当に感謝してます。

 そして何といってもウィのみなさんが、とても魅力的! 何かの活動している、または活動を始めたい女性は、ぜひウィの皆さんに出会ってほしいと思います!

 より多くの女性に、ウィメンズアイのステキな活動が届くことを願って応援メッセージをお送りさせていただきました!!


 代表・石本めぐみの会社員時代からの知己で、現在・アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEOの安渕聖司さんに応援メッセージをいただきました。

 嬉しいことに、キャンペーンのお知らせをした瞬間にマンスリーサポーターになってくださいました。変わらぬ応援をありがとうございます、身が引き締まります!

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 ウィメンズ・アイの創設者、石本めぐみさんとは、昔のボランティア仲間で、活動についても、少し知識はありましたが、その実力とか意味について、感動とともに、深く理解したのが、国際地域女性アカデミー in Tohokuという2015年に南三陸町で開催されたイベントでした。

 国際ネットワーク組織ホワイロウ・コミッションが世界各地で行ってきた「グラスルーツ・アカデミー」を日本で初開催という構想で、石本さんが実行委員長として、40人の東北の次世代女性リーダー候補を探し出し、実行にこぎつけたのです。

 私も、手伝いに駆けつけましたが、そこで見た次世代女性リーダー候補の皆さんのパワーには圧倒されました。危機や災害から新しいリーダーが生まれるとよく言いますが、東日本大震災で覚醒し活動し始めた東北の女性パワー、これをサポートし、更なる社会変革につなげていけば、必ずより良い未来が創れると、私は確信し、応援団に加わりました!


 グラスルーツ・アカデミー東北の始まりは、NYのホワイロウ・コミッションとの出会いからでした。ホワイロウは、世界50カ国以上に草の根の女性ネットワークを持つ国際NGO(*)です。2014年9月、どうしても会って話したい、と研修のため当時ボストンに滞在していたわたしは地図を片手に3時間電車を乗り継ぎ、NYのブルックリンにあるホワイロウの事務所を訪ねました。

 会ったことはなかったので、ホワイロウを知っているという数名にお願いして、会う約束を取り付けたのです。目的は、翌年の2015年に仙台で開催される国連防災世界会議にホワイロウが連れてくる世界の女性リーダーたちに三陸沿岸に来てもらいたい、震災を経験した地元の女性たちと世界各地で震災や紛争を乗り越えてきた女性たちの対話を実現したいと直談判したのでした。緊張でカチコチだったわたしが呆気に取られるほど、マレーシア人のスリ、インド人のスランジャナは、わたしの話に共感し、逆提案をしてきました。

(*)

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スリ「南三陸でアカデミーを開催しない?」

わたし「アカデミーって何?」

 そう、それが、グラスルーツ・アカデミーの始まりです。国連や世界銀行などの国際会議に合わせて草の根リーダーを集め、互いの経験を共有し学び合い、時に国際会議への提言まで行うのがホワイロウの「グラスルーツ・アカデミー」でした。南三陸町で会場手配、滞在先、移動手段そして予算確保が可能なら、国連防災世界会議のプレイベントとして「グラスルーツ・アカデミー」を開催してもいいよ、と言ってくれたのです。

 10月に帰国してからの5ヶ月間は怒涛でした。南三陸町でいつもお世話になっているおかあさんたち、南三陸町長をはじめ南三陸町役場のみなさん、地元のホテル、英語ボランティア、数えきれない地元の人たちが助けてくれ、2015年3月に南三陸町での2日間の国際研修の開催にこぎ着けたのでした。そこには、宮城・岩手・福島の若年女性40名と世界10カ国15名の女性リーダーが集まりました。

 数年後、ホワイロウが、わたしたちのアカデミーに注目しインタビューをしたいと言ってきました。ホワイロウのアカデミーは、既存の活躍している女性リーダーを集めていましたが、わたしたちは、これから育っていこう、活動していこうとする芽を探し出すことに力を注いできました。

 「あなたたちのアカデミーは、地域の中で可能性を持つ女性たちを探し出し、新しい人材を育て、ネットワークを築き、学ぶための機会提供を行っている。そこが素晴らしい、新しい循環を生み出している」と評価してくれたのです。

 他にも、自分たちなりに編み出してきたプログラムがいくつもあります。その一つが、コミュニティ・アクションです。地域には、本当に素晴らしい活動を小さく起こしている女性たちがいますが、彼女たちにとって助成金申請や予算の策定はハードルが高く、活動を広げることが叶わずにいます。このプログラムは、10万円ほどの小さな助成を提供し、助成金を書く、予算をつくる、人に説明できる文章を作るなどのスキルを身に付けながら、メンタリング、電話やzoomで相談にのり、約1年間、実践を通して成長していくプログラムです。

 嬉しいことに今年はさらにバージョンアップしています。昨年までは、グラスルーツ・アカデミー東北の参加者が対象で、例えば、陸前高田市で地元ママ主催の「ママフェス」開催、福島市の長期療養する病児をとりまくママと看護師さんのエンパワーメントなどがありましたが、今年は、アカデミー参加者たちが、自分の活動する地域で見つけてくるすばらしくも小さな活動をする女性たちを紹介してくれています。大船渡市、釜石市、福島市、東京都などの紹介してもらった女性たちからは、アカデミー参加者のことを、地域の憧れの人、すごい活動をしている人ですとわたしたちに話してくれました。その感動といったら・・・(感涙)

 まだまだ進化中の日本版グラスルーツ・アカデミーです。

(石本めぐみ)


6789101112

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〒986-0474

宮城県本吉郡南三陸町歌津田表35-1

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