今回で4年連続のチャリティランナーへの挑戦となります。

私が走り出したきっかけは、当時小学6年生だった娘が小児がんを発症したことでした。

その時の悲しみや無力感は今でも忘れることができません。幸い、先生方のお力で治療は成功し、現在は高校生として元気に過ごしています。

ただ、後遺症が残り、車いすが手放せない生活です。

「なぜうちの子が」と思わずにはいられませんが、それでは何も変わりません。娘自身が誰よりも辛いはずですが、弱音を吐かずに前を向いています。私はその強さにいつも励まされています。

私はもともと走ることが好きではありません。

しかし「無力な自分でもできることがあるかもしれない」と思い、走り出しました。続けていくうちに、走ることも少しずつ嫌ではなくなりました。

それは、チャリティランナーとして皆さまからの温かい応援をいただいてきたからです。

私が走る理由は、娘に、そして同じように病気や困難に立ち向かう人たちに伝えたい思いがあるからです。

「人生を楽しむことを諦めないでほしい」

「笑顔を忘れないでほしい」

その思いを胸に今年も走ります。

どうぞご支援とご声援をよろしくお願いいたします。