大川沿いの桜から陸前高田を想う

寄附先

認定NPO法人 桜ライン311

中原 美智子

支援総額

6,688円

/ 70,000円

10%

支援総額

6,688円

支援者数

2人

残り

108日

寄附して支援する

2011年3月11日、私は大阪で幼い双子を抱え、遠い被災地の状況に胸を痛めました。

災害時に子どもたちをどう守ればいいのか。その答えのない不安に一つの光をくれたのが「あの桜まで逃げよう」という言葉でした。未来の命をつなぐ「桜ライン311」さんの活動を応援するため、私は走ります。

ストーリー

あの日、大阪の空の下で


震災当時、私は大阪に住んでいて、被災地の状況は何ひとつわかっていませんでした。


あの日、あの時間、私は大阪市内のガソリンスタンドから流れるラジオで地震のことを知りました。当時、生後9ヶ月の双子をベビーカーに乗せ、40kg近いベビーカーを押しながら、自宅から1キロメートルほど離れたお店へ歩いていたのです。


小学1年生の長男がそろそろ帰ってくる時間だったので、私の住む大阪では目立った被害はないけれど、なんだか気になり、用事を済ませることなく自宅へ引き返したのを覚えています。引き返す道中、何ら変化のない日常がある大阪でしたが、私のそばにいない長男の安全が気になっていました。学校へ迎えに行ってやりたいけれど、行き違いになってはいけないので、自宅で待つしかありませんでした。


長男も無事に帰宅し安心したのも束の間、あわただしく家事と育児に取り掛かる一方で、テレビから流れる映像に不安になりました。なにもできず、ただ見ているしかありませんでした。


今、YouTubeなどで当時の様子を見ることができますが、私がベビーカーを押していたあの時、あの状況で、果たして私は0才児の双子を連れて逃げることはできたのだろうか、長男を迎えにいけたのだろうかと、答えのでない問いに胸がくるしくなります。




私の活動、ふたつの柱



私は、双子が1歳半ごろから「双子を乗せられる自転車をつくる」活動をはじめ、2016年に株式会社ふたごじてんしゃを法人化しました。


ふたごじてんしゃの活動の中で、外出が困難なために、引きこもらざるを得ない多くのママたちと出会いました。孤立感、孤独感を抱え、周囲の無理解に苦しみ、どれほど手を尽くしても泣き声が響きわたる閉じられた部屋で、無力感や親としての肯定感・達成感がないまま、社会から見えない「空気のような存在」の中で、ただひとり必死に耐え続けるママたちと出会ったのです。


そのママたちの心の拠り所や、つながり、仲間との出会いの場をつくることを目的に、NPO法人つなげるを立ち上げました。ここでは日々、多くの悩みが共有され、そして、少ないけれど双子育児の喜びも共有されます。そうして、自分と同じようにがんばっている「戦友」のような仲間を、ここで見つけていくのです。




多胎家庭の「もしも」に備える



複数の子どもたちを連れての避難は、親にとって本当に悩ましい問題です。


「いますぐ避難所へ移動したほうがいいのか、それとも自宅避難がいいのか…」 小さな子を持つ親ならば誰もが迷います。


だからこそ、私たちNPO法人つなげるの多胎家庭のための事故予防講座では、毎年3月に「災害への備えーいざという時どうする?ー」といった防災をテーマに取り上げています。


「ねんねの双子を抱えて、どうやって避難すればいいの?」

「よく泣く双子を連れて、避難所へ行ってもいいの?」

「どのタイミングで避難すればよいの?避難所での過ごし方は?」


寄せられる不安の声に対し、私たちは救命救急の医師で双子ママを講師にむかえ、知見や情報共有の場を提供しています。


正直、学びを深めても有事の際に万全とは言えません。

ですが、漠然とした不安の中で暮らすのではなく、ある程度想定をして準備をするだけで、日々の暮らしは落ち着きを持つことができます。


そうして日々の暮らしに備える中で、ハザードマップを調べることと同じように、「あの桜まで逃げよう」という桜ライン311さんの取り組みは、私にとって心に響くものでした。



大川沿いの桜から



漠然とした不安ではなく、「あの桜まで逃げればいいのだ」と分かりやすく確認ができるものがあれば、少しでも不安を軽くできるのではないだろうか。

後世へ伝えやすいこのメッセージに、陸前高田に限らない多くの人が希望を受け取りやすいと感じています。



桜ライン311のボランティアさんやスタッフさんで大切に植え育てた桜並木が、一面に咲き誇るころ。まるで桜たちが楽しげに集まっているかのようなその様子は、多くの人たちを桜の元へ誘い出すでしょう。その美しさや華やかさに心がぱあっと明るくなり、その木の下で穏やかな時間を過ごすのだと思います。


そして、なぜその桜たちがこれほどまでに整然と咲いているのか、その物語を知ったとき、先人たちの防災への想いと美しく印象的な景色とがあいまって、ここを訪れたことがある人たちの心に深く留められるのだろうなと思うのです。桜を見るたびに、その願いを思い出すことになるのでしょうね。


命を守りたいという願いは陸前高田だけにとどまらず、大川沿いの桜並木を見ても陸前高田を想い、未来の命をつなぐ願いに想いを馳せる。

この大阪マラソンで伝えたいことのひとつです。



ーーご支援のお願いーーー


この活動にご賛同いただき、ご支援をいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


支援先の団体

認定NPO法人

桜ライン311

〒029-2205

岩手県陸前高田市高田町字大隅93-1高田大隅つどいの丘商店街12号

0192473399

http://www.sakura-line311.org/

代表:代表理事 岡本翔馬

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