NPO法人関西骨髄バンク推進協会は骨髄バンクランナーズに代表される多くの人々の応援で骨髄バンクのドナー登録活動を促進しています。
白血病などの血液難病の治療法である造血幹細胞移植のキーとなるドナー登録を増やすためには多くの人に骨髄バンクの必要性を訴える啓発活動と、献血会場などでドナー登録を呼びかけ、実際に登録してもらう活動を続けることが必要です。
活動の継続に必要な資金はみなさんの寄付で成り立っています。
いただいた寄付は、ドナー登録会開催、啓発用の資材購入、イベント開催、事務経費の一部として使用する予定です。
なお、当法人へのご寄付は寄付控除の対象とはなりません。
ストーリー
NPO法人関西骨髄バンク推進協会の活動
1992年10月 近畿各地域で活動するボランティア団体のネットワーク化による公的骨髄バンクのドナープール拡充と普及啓発 環境整備を目指し、各地の団体の協力により当NPOの前身である「関西骨髄バンク推進協会」が設立されました。
NPO法人格取得後も行政・日赤・献血に関わる奉仕団体・元患者や家族・医師など、多くの人々の協力と支援により骨髄バンクのドナー登録活動を中心に事業をすすめて現在に至ります。
NPO法人関西骨髄バンク推進協会は現在、ドナープールの充実が骨髄バンクの基盤であると考え、ドナー登録者増加促進のためにドナー登録会を積極的に展開しています。
新型コロナ感染症の蔓延をきっかけに各地のボランティア活動は低迷し多くの都道府県では登録者の前月比減少が続きました。そのような状況下でも当NPOが活動している大阪府は現在に至るまで、登録者数の増加を維持できました。(骨髄バンクのドナー登録は55歳で抹消されることなどから、登録者数を維持するためには常に新たな登録者が必要な活動です。)
日々新たなドナーの確保が必要な骨髄バンクでは、積極的な啓発とドナー登録の機会拡大が重要です。そのためには啓発と登録会開催の主体である私どものようなボランティアの活動が安定して継続できる環境の整備が必要です。その一つの方法として大阪マラソンのチャリティランナーにエントリーしていただくこととご寄付が重要です。 みなさんのエントリーが私たちの活動を後押ししてくれます。
以下に登録会の開催以外の啓発活動の概要を示します。
① 説明員養成研修
献血併行型ドナー登録会を開催するためには、日本骨髄バンクより説明員として資格を付与され、業務を委嘱される必要があります。一定の知識と、説明スキルを持った説明員を養成するために研修を実施しています。
② 骨髄バンク講演/ボランティアの意見交換会
移植患者/患者家族/提供者などの体験談、パネルディスカッション
ボランティアの抱える問題点の共有や若年ドナーの拡大へ向けた意見交換を実施しました。
③ 大学、各種学校での勉強会
大阪大学、大阪公立大学、羽衣国際大学、帝塚山学院大学、労災看護学校などで学生団体向けの骨髄バンクの勉強会を継続し、様々な機会で登録活動への協力をいただいています。
④ チャリティコンサート /ラジオ番組への出演
当NPOを支援していただける団体のコンサートで、体験談などを披露、グッズ販売なども実施しています。年数回実施
赤十字の持つFMラジオ番組(よしもとラジオ高校らじこー」番組内の献血啓発コーナー)などで、適宜骨髄バンクのお話や患者体験談などを話す機会をいただき会員を派遣しています。
⑤ 会報発行
年2回、関西協会ニュースを発行し、会員/協力団体等へ約1,500部配布