NPO法人 み・らいず2
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NPO法人 み・らいず2
〜私って?〜
はじめまして!このページを見ていただきありがとうございます。新入職員の大野莉子です。
兵庫県の姫路市に生まれ、中学校はソフトテニス部、高校では袴姿に憧れ弓道部に入部と、これまでマラソンとは縁のない生活を送ってきました。
初挑戦の大阪マラソン、持ち前の明るさで走り切ろうと思っています。
ぜひ応援よろしくお願いします!
〜み・らいず2の新入社員になるまで〜
私は小さい頃から人と話すのが大好きでした。将来は「人と関わる仕事がしたい」と漠然と思っていたのもあり、学校の先生になるために教育学部に進学しました。
〇教育実習での体験
二度目の実習先は中学校。担当したクラスに自閉症の特性が強い男の子がいました。うまくクラスになじめていないその子に、単細胞の私は毎日話しかけていました。あまり反応がみられず、自己満足なのかなと感じながらも3週間、私はひたすら話しかけることをやめませんでした。
そして実習最終日、生徒が寄せ書きをプレゼントしてくれました。その男の子からは「自分は人と話すのが好きじゃないけれど、大野先生は毎日話しかけてくれて嬉しかったよ。」というメッセージが書いてありました。
この経験から、コミュニケーションの苦手な誰かが「人と話すのって悪くないな」「案外、楽しいやん」と思えるきっかけを作りたい、人を繋ぐ架け橋になりたいと思うようになりました。
〇み・らいず2で働くことをきめた想い
たまたま知って参加したみ・らいず2の採用説明会で、スクール事業のコンセプトの「人と関わる楽しさを」を聞いた時にワクワク感とビビッときた感覚があり、「自分のやりたいことって福祉なのかもしれない」と気づかせてもらいました。
実習で芽生えた思いを叶えるために、み・らいず2に入職しました。入職を決めたときは、マラソンを走ることになるなんて夢にも思わず…。
〜なぜ走るのか〜
最初は先輩に「一年目の職員はみんな走るんやで~」と冗談まじりのプレッシャーをかけられたことから始まりました笑
その時の私は走る気なんて全くなかったのですが、走ろうと決めたのには2つの理由があります。
〇1つ目の走る理由:「先輩の姿」
前回は、ガイドヘルパーとして利用者さんと大阪マラソンの応援に参加しました。
私がいたのは38キロ地点。ランナーが一番しんどい地点だそうです。
先輩は利用者さんを見つけると真っ先に近くにきて、「ありがとう〜!応援してくれたら頑張れるわ〜!」と言いながら、ハイタッチをして笑顔で走り行きました。
その時の利用者さんの嬉しそうな様子が忘れられません。
先輩のような「誰かに夢や希望を与える大人って素敵だな」と思いました。
〇2つ目の走る理由:「困窮、孤立状態にある子どもたちの居場所を継続させる」
週に1日、困窮や孤立状態にある子どもの居場所での勤務をしています。
はじめは話しかけても反応してもらえず、「黙れ!」「はぁ?」「知らん」などの言葉の嵐もあり、正直ギョッとしてしまいした。
半年がたってそれぞれの学校や家庭の背景を知り、乱暴な言葉の裏には、「話したい」「聞いて欲しい」「甘えたい」など、いろんな思いや気持ちが詰まっていることが少しずつ分かりはじめました。
ふとした時に、私たち居場所のスタッフは自分の味方、信頼できる大人だろうなと感じられる言動をみせて下さいます。居場所には、これまでの関わりの中で、スタッフが子どもと築き上げてきた信頼関係があります。
子どもにとって、「ここは無理に頑張ろうとしなくて良い」、「生活になくてはならない場なんだな」と日々実感しています。
〇チャリティランナーとして伝えたい想い
この居場所を守りたい。ずっと、子どもたちの居場所を継続させたい。
居場所を続けるためには、多くに人に知ってもらい、サポートしてもらうことが必要です。
そのために、「自分が走って寄付を集めること」が、私にできることだと思いました。
〜走ると宣言してから・・・〜
実は
「走ると言ってしまった…」「絶対しんどいやん…」「走り切れるかな…」「40キロなんて歩くのでも無理やわ…」こんな不安やネガティブな思いが山のようにあります。
だからこそ、どんな形でもいいので励ましや応援をくださると、すごく励みになるし、元気がでます。
「頑張れ」と言ってくださるだけでも、ものすごく嬉しいです。
走ると宣言してからは、
み・らいず2のボランティア学生が「最近走っているんですか?」と気にかけてくれたり…
友達が「いいやん走るの!私も練習一緒に付き合うよ〜!」と言ってくれたり…
マラソン練習会の後に、一緒に走った仲間と「筋肉痛やばいな…」と共感しあえたり…
「同期で走ろうよ!」とご飯会までの移動を一緒に走ったり…
「私マラソン40キロ走るねん」と子どもに話した時に、
「それはやばいなぁ。俺のお父さんも走るの好きやで。」と会話を広げてくれたり…
マラソンのおかげで繋がりの輪や会話が広がっている気がします。
どうせ走るなら全力で楽しみたいし、あわよくば足も細くなって、腹筋も勝手に割れてくれないかな…と無駄な期待も抱いています笑
私は一人では絶対乗り越えられないので、弱音をはいて、応援を求めることも本番までにたくさんあるかと思いますが、みなさんどうぞ応援よろしくお願い致します!!
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