世界各地を歩き、いろいろな水事情を見てきました。

地球にはもともと水の多い場所と少ない場所があります。

水の恵みを受けやすい人と受けにくい人がいます。

そのうえ近年の気候変動は、雨の降り方を変えました。

雨が長く降らなかったり、降る時は激しく降り続いたり。

そのため少なすぎる水、多すぎる水に困る人が増えています。

影響はとりわけ開発途上国に重くのしかかっており、

毎年約2000万人の人が旱魃や水災害によって移住を余儀なくされています。

「持続可能な開発目標（SDGs）」では、「安全な水とトイレを世界中に」（目標6）と「気候変動に具体的な対策を」（目標13）が掲げられています。これらの目標は相互に関連しており「双子の目標」といっていいでしょう。

しかし、多くの開発途上国では、水と気候に関する政策が十分に連携しておらず、適切な資金配分や人材配置も不足しています。

大阪マラソンをきっかけに多くの人にこうした事実を知っていただきたいですし、ご賛同いただける方には募金のご協力をお願いできればと思います。

よろしくお願いします。