一人じゃない、一緒だから頑張れる

こんにちは。NPO法人み・らいず２の「みほ」です！

大阪マラソン3回目のチャレンジです。

運動、スポーツ音痴な私ですが、去年のフルマラソンは５時間半で何とか走りきることが出来ました。

それは、なぜか・・・一緒に走る仲間、練習している私を励まし声をかけてくれる友人、沿道で応援してくれる家族、地域の人々、みなさんの伴走があったからです。

みなさんにいただいた応援も力に、今年取りんできたことをご報告させてください。

「みんなでだからできる」機会や経験をつくるイベントを企画

新たなチャレンジとして法人全体でのイベント企画にも取り組みました！

100人以上が集まるイベントを企画するのは、プレッシャーもあり準備にもさまざまな苦労がありました。

でも、利用者のみなさんに「お花見」「キャンプ」「釣り」と楽しい経験や機会の提供ができたことは大きな経験になりました。

子どもたちから「楽しかった！」「できた！」という声が聞けたこと、「子どもの成長を感じられた」「初めての外泊のチャレンジできた」など親御さんと一緒に子どもの成長を喜ぶことができたことがとても嬉しかったです。

毎回チームをつくり、企画を進めていく中で、チームづくりに課題を感じることもありましたが、子どもたちにさまざまな経験や機会を届けたいという目的を持って、納得するまでみんなで話し合いながら取り組んだことは自分の成長にもなったと思います。

今は総勢200名以上が一緒に楽しむクリスマス会の企画をしています！

普段、療育の支援で関わっている子どもたち、居場所に来ている子どもたち、みんなが思い切り楽しめるイベントにできるよう力を合わせて頑張ります！

子どもたちと一緒に学んだことを実践

私は、み・らいず２で発達障がいや不登校、コミュニケーションや学習に困難さのある子どもたちを対象に、放課後等デイサービスで子どもたちの療育をしています。負けることのしんどさから勝ち負けのあるゲームはしない、自信がないから話しかけられない、気持ちのコントロールが出来ず友達関係が続かない…私は「一緒に考えて一緒に頑張るからチャレンジしてみよう」と声をかけ続けています。子どもたちは、積み重なった失敗経験から、新しいことへのチャレンジになかなか一歩が踏み出せません。けれど、一歩踏み出してみることで、出来るようになったり、自信がついたり、そして一緒に悩み行動し喜んでくれる誰かがいることで、もっと力になることもあります。

今年は教室の中で学ぶだけでなく、地域に出て実践するということにもチャレンジしました。

秋にはNPOフェスタという地域のお祭りに子どもたちと一緒に出展。メニュー決めから準備、当日の接客と、子どもたちにとっては初めての経験や不安なことも多かったですが、「やり切った」という自信になったと感じました。外に出て地域の人と関わり、自分自身も地域の一員と感じてもらうことができました。

大阪マラソンへのチャレンジを通して

私が関わる子どもたちは、みんな様々なことにチャレンジをしています。だれでも得意なこともあれば苦手なことも沢山あります。どう向き合っていいか分からないし、傷付きたくない気持ちもすごく分かります。

大事なことは、子ども自身が「〇〇したい」という思いを発信できることと、それをサポートできる環境があることです。「〇〇したい」と思えるように、苦手なことや新しいことにチャレンジして自信を積み重ねていく。

そのためには、家族だけでなく、学校、地域にも本人をサポートする力が必要です。

私は、大阪マラソンへのチャレンジを通して、「一人じゃない、一緒だから頑張れる」ということを子どもたち、地域社会に発信していきます。

皆さまからもぜひぜひチャリティーを通じて、一緒に応援をよろしくお願いいたします！