絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト

寄附先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

アオウミガメ

支援総額

1,084,797円

支援総額

1,084,797円

支援者数

137人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

【メンバー紹介#3】坂本赳哉(小笠原海洋センター)

2024/4/4 09:32

はじめまして!小笠原海洋センターの坂本です!

「小笠原海洋センター...?」
この名前を初めてお聞きする方もたくさんいらっしゃるかと思います。小笠原海洋センターは通称「カメセンター」の名で島民の方に親しまれ、小笠原諸島の海洋生物の保全に力を尽くしております。

アオウミガメの産卵モニタリング調査、夜間産卵パトロールなど、ここ小笠原のウミガメを守るため、昼夜問わずせっせと汗水流して活動しております。

私が海洋センターを訪れたのは2021年の9月。右も左も分からない私に、先輩スタッフの皆さまはモニタリングの手法であったりを丁寧に教えてくださりました。あれから2年と数か月が経ち、業務や小笠原の島のことが分かるようになった私は、あることに気づき始めました。それはELNAという団体が本当に、ご支援をしてくださるサポーターのみなさまの協力の上で成り立っているといっても過言ではない、という事実です。

自船調査に係るガソリン代、小笠原海洋センターで飼育している子ガメたちのご飯代や水槽維持費... これらの多くはみなさまのご支援により購入したものです。 アオウミガメのような長寿の生物を対象とする場合、数十年という長い目で見ないと、個体が増えているのか減っているのか、を確かめることができません。安定した長期的な資金調達が必要不可欠です。

今回のSyncableでのクラウドファンディングを通じて、我々の活動が広く知れ渡り、その中で一人でも多くの方が支援をしていただけることを心より願っています。


活動報告をご覧いただきありがとうございます!ELNAスタッフの北山です。

今回は私のウミガメやELNAに対する思いをメッセージとして紹介させてください。

私がELNAと出会ったのは大学生のときです。 「ザトウクジラを生で見てみたい!」という理由で行った小笠原旅行中に、海洋センターを訪れたのがきっかけでした。 初めての訪問ですっかり小笠原の魅力にハマった私は、海洋センターでボランティアを募集していることを知り、早速次の長期休みに参加することに決めました。 初めてボランティアに参加したのは夏。 ザトウクジラ、、、ではなく、ウミガメ調査の最盛期でした。
夜間に行う子ガメの放流会で小さな体で迷いなく海に向かっていく赤ちゃんガメの姿を目の当たりにし、自分にはない力強さに感動したことは今でもはっきりと覚えています。

大学卒業後は2年間小動物臨床に従事し、その後小笠原海洋センターで3年間勤務しました。その3年間は、春の繁殖シーズン開始から11月のふ化後調査シーズン終わりまで汗まみれになりながら砂浜を駆けずり回っていました。

現在は横浜事務所に勤務し、ウミガメ類の混獲調査やストランディング調査、また、伊豆諸島でのウミガメ生態調査を中心に行っています。
様々なフィールドを経験することで、多様な視点を持ってウミガメや彼らをとりまく環境を俯瞰することができるようになると感じています。

「ただ守る」だけでなく、「周りの環境や文化も含めて保全する」持続的な活動を続けていくためには皆様のご支援・ご協力が欠かせません。

今回のクラウドファンディングを通して様々な方に私たちの活動を知ってもらい、保全の輪が広がることを願っています。 皆様、ご協力よろしくお願いいたします!


皆様、こんにちは!

弊団体(認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー/ELNA)ではこの度、

「絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト」

と題してクラウドファンディングを行うことを決めました。


多くが絶滅に瀕しているウミガメ類。

ウミガメが減ってしまった原因は、残念ながら人間活動にあります。

私たちは生物に直接手を加えるのではなく、生物に影響を与えている人為的要因を取り除くことが海洋生物保全では最優先と考え、フィールドに立って生態解明や課題解決を目指し活動を行っています。

私たちが活動をしているフィールドは、インドネシア・小笠原・関東の3地域です。

それぞれの地域でウミガメ類の調査保全活動を行うほか、地元住民や観光客への普及啓発にも力を入れています。


本キャンペーンでは、上記3地域で行っているウミガメ保全活動全体へのご支援を募集いたします。


初回目標の120万円は、インドネシアでのタイマイやオサガメの保全活動費(監視員雇用、パートナー団体維持、島の賃借費等)として使わせていただきます。

最終ゴールとして目指したい250万円が集まると、環境保全に長期的に取り組んでいくための人材育成や生態研究(渡航費、職員人件費、論文投稿費など)にも注力することができます。


活動の継続には皆様からのご支援が不可欠です。


豊かな海を未来に残す活動を応援していただけないでしょうか?

よろしくお願いします。


こんにちは、ELNA井ノ口です。私がELNAで働いているキッカケや仕事への想いについては以前のページをご覧ください。(

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私は、2007年にELNAに入社しインドネシアや小笠原に通う中で現地住民の方々や文化に触れ、ウミガメを利用している人達はウミガメが身近でない私達よりウミガメを深く理解し、また、愛情や尊敬のような念を持ってウミガメに接している方が多いと感じました。
ウミガメが生息する地域では当たり前にウミガメは利用されてきた歴史があり、地域社会の一部に溶け込んでいることは普通にあります。そのため絶滅危惧種であるウミガメをただ守るだけでなく、その周囲で生活する人々の生活や文化も含め包括的な視点で保全することが必要です。

私達の団体は1999年に任意団体として設立され約25年の団体です。初代スタッフの尽力のおかげでウミガメにとって重要なフィールドを拠点とし、活動内容も拡充し、保全成果や知見も増え、海外含めた研究者や関連機関との関係構築もされ、素晴らしい組織基盤が作りあげられました。
今、私達スタッフの世代では、ウミガメにとって重要な各拠点の活動を持続的かつ生態に即した保全システムへと磨き上げていくこと、そしてELNAに蓄積されたデータの解析により保全に必要な生態解明、他地域の保全にも貢献するための発信、そして環境保全は長期的に取り組み解決していくべき社会課題であるため、次世代を担う人材の育成に注力する必要があると考え、スタッフ一同力を合わせて邁進しております。
やるべきこと、やれる基盤もそろっていますが、活動継続のための資金が必要です。2023年、組織の中核を担ってきた資金源に大きな変動がありました。もちろん資金確保のため何年も前から激変に備えた取り組みはスタッフ一同力を合わせて尽力してまいりました。
今ELNAでは変動的かつ外発的な資金(補助金・助成金・委託など)に頼らず安定的な資金の確保が求められています。

寄付金は、お一人お一人の額は少額に見えるかもしれませんが、寄付金を主財源として長期的な活動を続けている団体がいくつもあります。今回、今までELNAを知らなかった多くの人へこのキャンペーンを知っていただき、”豊かな海を守りたい。美しい自然を残したい”と思うお気持ちをELNAに託していただき、一緒に目指したい未来を作り上げていきませんか?
私達ELNAスタッフだけでは実現出来ないため、少しでも多くの方からご支援と拡散を心よりお願い申し上げます。


3456789

認定NPO法人

エバーラスティング・ネイチャー

〒221-0822

神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-17-8アクティパートⅡ 4F

045-432-2358

https://www.elna.or.jp/

代表:藤野 彰

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