サポファン支援者紹介①鳴島さん
2024/4/5 10:27
こんにちは。今日は私たちのクラウドファンディングの寄付集めをサポートいただいているサポートファンディング(サポファン)支援者様をご紹介します。
■サポファン支援者①鳴島さん
東京都檜原村で林業に従事している鳴島浩二さん。
実は2010年~2015年頃まで小笠原海洋センターの所長として勤務していました。 その他にも、在職中はインドネシア調査(タイマイ担当)や関東沿岸のストランディング調査など様々なフィールドで活躍。 現在は弊団体の理事として関わっています。
私が浩二さんに出会ったのは大学生時代。 小笠原海洋センターにボランティアで参加していたころの所長が浩二さんでした。
ウミガメ調査に関する基本的な知識はもちろんですが、終業後や休憩時間には島生活の楽しみ方や釣りの仕方などいろんなことを教わりました。 私が小笠原を好きになったのは浩二さんのおかげと言っても過言ではないかもしれません。
ウミガメの調査というと、なんだかとても華々しい(?)感じがするかもしれませんが、実はとても地道で泥臭い作業の連続です。 文字通り、砂まみれ汗まみれになりながら炎天下の中作業をするので体力的にも精神的にもきつくなることがあります。 そんな中でも、休憩時間に泳いでリフレッシュしたり、釣りをして自然を楽しんだりすると、「よし、この後も頑張るぞ!」と気力がわいてくるのです。そんな息抜きの方法を教えてくれたのが浩二さんでした。
今でも時々思い出すのが、浩二さんの穴掘りの速さ(調査のためにウミガメの巣穴を掘る)と膝の強さです(笑) まずは穴掘りの速さ。おそらく過去のスタッフ・ボランティアを合わせても1・2を争うスピードだったのではないでしょうか? 手の大きさもあるのかもしれませんが、砂の雪崩を起こさずに穴を掘る天才なのだと思います。
もう一点は膝の強さ!! 穴掘りをするときは地面に膝をつくので膝がざらざらした砂にあたってとても痛くなります。 そのため、多くのスタッフは長ズボンで作業を行います。 そんな中、浩二さんはずっと半ズボン。どんな固い砂の上(というか、もうほとんどサンゴダストの上)でも膝丸出しで作業していました。 穴を掘る速さと言い、膝の強さといい、あの頃の浩二さんはただ者ではありませんでした、、、。
現在は、海から山へとフィールドを変えて桧原村で林業をされています。 きっと山の中でもただ者ではない活躍をされていることでしょう、、、!!
そんな鳴島浩二さんは、今回サポートファンディングで私たちの活動を応援してくれています!
■鳴島さんのサポファンページ
【メンバー紹介#3】坂本赳哉(小笠原海洋センター)
2024/4/4 09:32
はじめまして!小笠原海洋センターの坂本です!
「小笠原海洋センター...?」
この名前を初めてお聞きする方もたくさんいらっしゃるかと思います。小笠原海洋センターは通称「カメセンター」の名で島民の方に親しまれ、小笠原諸島の海洋生物の保全に力を尽くしております。
アオウミガメの産卵モニタリング調査、夜間産卵パトロールなど、ここ小笠原のウミガメを守るため、昼夜問わずせっせと汗水流して活動しております。
私が海洋センターを訪れたのは2021年の9月。右も左も分からない私に、先輩スタッフの皆さまはモニタリングの手法であったりを丁寧に教えてくださりました。あれから2年と数か月が経ち、業務や小笠原の島のことが分かるようになった私は、あることに気づき始めました。それはELNAという団体が本当に、ご支援をしてくださるサポーターのみなさまの協力の上で成り立っているといっても過言ではない、という事実です。
自船調査に係るガソリン代、小笠原海洋センターで飼育している子ガメたちのご飯代や水槽維持費... これらの多くはみなさまのご支援により購入したものです。 アオウミガメのような長寿の生物を対象とする場合、数十年という長い目で見ないと、個体が増えているのか減っているのか、を確かめることができません。安定した長期的な資金調達が必要不可欠です。
今回のSyncableでのクラウドファンディングを通じて、我々の活動が広く知れ渡り、その中で一人でも多くの方が支援をしていただけることを心より願っています。
【メンバー紹介#2】北山知代(横浜事務所)
2024/4/3 14:19
活動報告をご覧いただきありがとうございます!ELNAスタッフの北山です。
今回は私のウミガメやELNAに対する思いをメッセージとして紹介させてください。
私がELNAと出会ったのは大学生のときです。 「ザトウクジラを生で見てみたい!」という理由で行った小笠原旅行中に、海洋センターを訪れたのがきっかけでした。 初めての訪問ですっかり小笠原の魅力にハマった私は、海洋センターでボランティアを募集していることを知り、早速次の長期休みに参加することに決めました。 初めてボランティアに参加したのは夏。 ザトウクジラ、、、ではなく、ウミガメ調査の最盛期でした。
夜間に行う子ガメの放流会で小さな体で迷いなく海に向かっていく赤ちゃんガメの姿を目の当たりにし、自分にはない力強さに感動したことは今でもはっきりと覚えています。
大学卒業後は2年間小動物臨床に従事し、その後小笠原海洋センターで3年間勤務しました。その3年間は、春の繁殖シーズン開始から11月のふ化後調査シーズン終わりまで汗まみれになりながら砂浜を駆けずり回っていました。
現在は横浜事務所に勤務し、ウミガメ類の混獲調査やストランディング調査、また、伊豆諸島でのウミガメ生態調査を中心に行っています。
様々なフィールドを経験することで、多様な視点を持ってウミガメや彼らをとりまく環境を俯瞰することができるようになると感じています。
「ただ守る」だけでなく、「周りの環境や文化も含めて保全する」持続的な活動を続けていくためには皆様のご支援・ご協力が欠かせません。
今回のクラウドファンディングを通して様々な方に私たちの活動を知ってもらい、保全の輪が広がることを願っています。 皆様、ご協力よろしくお願いいたします!
クラウドファンディングスタート!!
2024/3/29 10:56
皆様、こんにちは!
弊団体(認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー/ELNA)ではこの度、
「絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト」
と題してクラウドファンディングを行うことを決めました。
多くが絶滅に瀕しているウミガメ類。
ウミガメが減ってしまった原因は、残念ながら人間活動にあります。
私たちは生物に直接手を加えるのではなく、生物に影響を与えている人為的要因を取り除くことが海洋生物保全では最優先と考え、フィールドに立って生態解明や課題解決を目指し活動を行っています。
私たちが活動をしているフィールドは、インドネシア・小笠原・関東の3地域です。
それぞれの地域でウミガメ類の調査保全活動を行うほか、地元住民や観光客への普及啓発にも力を入れています。
本キャンペーンでは、上記3地域で行っているウミガメ保全活動全体へのご支援を募集いたします。
初回目標の120万円は、インドネシアでのタイマイやオサガメの保全活動費(監視員雇用、パートナー団体維持、島の賃借費等)として使わせていただきます。
最終ゴールとして目指したい250万円が集まると、環境保全に長期的に取り組んでいくための人材育成や生態研究(渡航費、職員人件費、論文投稿費など)にも注力することができます。
活動の継続には皆様からのご支援が不可欠です。
豊かな海を未来に残す活動を応援していただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
ご寄付でできること
5,000円
5,000円のご寄付で、インドネシアで約2000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約100個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
ご寄付でできること
10,000円
10,000円のご寄付で、インドネシアで約4000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約200個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
ご寄付でできること
50,000円
50,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、約1.5ヵ月間雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。また、小笠原で約1,000個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
ご寄付でできること
100,000円
100,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、産卵最盛期の約3ヵ月雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
ご寄付でできること
300,000円
300,000円のご寄付で、活動停止が懸念されるプナンブン島での保護を継続し、遺伝的にも独立した南西カリマンタン地方の個体群を次世代に残すことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
・インドネシアの監視小屋に名前を書く