絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト

寄附先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

アオウミガメ

支援総額

1,084,797円

支援総額

1,084,797円

支援者数

137人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

活動紹介(ウミガメ紹介:オサガメ)

2024/4/8 15:10

今回は、オサガメ(英名Leatherback Turtle/学名Dermochelys coriacea)について紹介します!


<ザックリ特徴>

世界一大きいウミガメで、全長はざっくり2mくらいになります。一番上の写真は、横の姿は産卵に来たお母さんガメ(=成熟サイズ)。

外見がとても特徴的で、甲羅がいわゆる“亀甲模様”ではなく頭からお尻側に向けて縦長の線が7本入っているだけです。また、他のウミガメのような硬いウロコは無く、細かい骨片が集まった甲羅の上は皮膚で覆われているだけです。この特徴から英名はLeatherback(革の背中)とつけられ、和名は“長いカメ”で長亀と書きます。口元も特徴的で、主食のクラゲを食べやすい「W」のような形をしています(下写真参照)。他のウミガメとは特徴が大きく異なるため、分類上も「科」が違います(普通のウミガメはウミガメ科。オサガメだけオサガメ科)。


<ザックリ生態&生息状況>

産卵は基本的に熱帯地域の特定の海岸で行われますが、餌を求めてウミガメの中では一番北まで大回遊します。潜水も得意で、1,000メートル以上潜ります。日本にも来遊し、稀に目撃情報があります。


大平洋のオサガメは非常に危機的状況にあり、ウミガメの中では絶滅リスクが最も高い「絶滅危惧ⅠA種(Critically Endangered)」に指定されています。タイマイやケンプヒメウミガメと同じ危機ランクですが、状況は更に深刻です。

減少の原因として、マグロの延縄漁が世界的に最も問題視されていますが、保護のための卵の移殖も悪影響を与えていると考えられます。全卵移殖&放流をしたマレーシアのオサガメ赤ちゃんは戻って来ること無く絶滅し、太平洋最大の繁殖地だった東部太平洋も今は成熟個体が約600頭しかいなくなりました※1。


<ELNAの活動>

ELNAは太平洋最大かつ最後の聖域とも言えるオサガメ繁殖地で、オサガメを人の影響から守るため活動を続けてきました。

過去には、ブタによる卵の食害が酷かった海岸で電気柵を用い、食害を減少させるという成果も出しました。2023年度からは水産庁補助事業の1つとして、日本国内における漂着オサガメの調査も実施しています。


クラウドファンディング終了まで残り8日!!



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エバーラスティング・ネイチャー

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代表:藤野 彰

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