【新FH】ナムラタイタン、レーヴミストラル、マルカハンニバルのFP会員を募集いたします
2023/9/11 11:46
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬として、ナムラタイタン、レーヴミストラル、マルカハンニバルが新たにフォスターホースとなりました。
3頭の余生を支えてくださるフォスターペアレント(FP、一口里親)会員を募集いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
ナムラタイタン
2006年生まれ。2009年5月に初出走し勝利、翌年1月には羅生門ステークスを勝って4連勝、無敗でオープン馬となりました。2011年11月武蔵野ステークス(G3)で初重賞制覇を果たしました。2014年に岩手へ移籍、岩手・水沢の重賞レースを勝ち進み、赤松杯3連覇など輝かしい記録を達成、2017年4月の引退まで重賞戦線を沸かせました。
競走生活引退後は種牡馬として、北海道・新ひだか町のアロースタッドで繋養。代表産駒のブンブンマル(母・エイシンドナウ)は、2021年新春ペガサスカップ(G)など重賞を4勝(現役)しています。
本年、種牡馬を引退することが決まり、「35歳ドネーション」の条件を満たしていることからフォスターホースとして受け入れることが決定しました。現在は仮預託先のグリーンマイルに移動し、調整中です。
(FP会員お申し込みへのリンクもこちらから)
レーヴミストラル
2012年生まれ。2014年にデビューし、翌2015年に初勝利、アザレア賞、青葉賞(G2)を勝ち進み、日本ダービー(G1)に出走しました(9着)。2016年、日経新春杯(G2)を制覇、重賞2勝目となりました。
競走生活引退後は種牡馬となりましたが、本年で繁殖生活を引退、「35歳ドネーション」対象馬としての受け入れが決定しました。すでに8月15日付で引退馬協会に譲渡を受けています。現在は仮預託先のグリーンマイルに移動し、調整中です。
(FP会員お申し込みへのリンクもこちらから)
マルカハンニバル
2004年生まれ。2006年6月に栗東・瀬戸口勉厩舎所属でデビューし、JRAで4勝。定年を迎え地方馬主資格を取得されていた瀬戸口元調教師が馬主となり、2010年に名古屋競馬へ移籍(瀬戸口悟厩舎)、2011年 東海桜花賞(G)制覇。2013年まで現役を続けました。
競走生活引退後は瀬戸口元調教師が所有され(その後、ご家族が所有)、後に長野県の美義屋牧場に養老馬として預けられました。「地方重賞の勝ち馬をフォスターホースに」という「35歳のドネーション」の条件を満たしていることから、このたびの受け入れが実現しました。
(FP会員お申し込みへのリンクもこちらから)
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フォスターホースとして新たな馬生をスタートするナムラタイタン、レーヴミストラル、マルカハンニバルの応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の対象馬として、ナムラタイタン、レーヴミストラル、マルカハンニバルの受け入れが決定したことをご報告申し上げます。
ナムラタイタンはJRAと地方重賞を、レーヴミストラルはJRAの重賞を勝ち、競走馬から種牡馬となりましたが、繁殖生活をこのたび引退することになりました。マルカハンニバルはJRAから名古屋競馬に移籍し、地方重賞を勝っています。
現在、3頭は今後に向けて調整中です。FP(フォスターペアレント)会員の募集が始まりましたら、ホームページでお知らせいたします。みなさまの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
ナムラタイタン
ナムラタイタン
ナムラタイタン(17歳)は2009年5月の3歳春に初出走し勝利、12月に2勝目を挙げ、翌2010年1月に条件戦、そして同月に羅生門ステークスを勝って4連勝、無敗でオープン馬となりました。さらにオープン戦を2勝し6連勝、その後重賞レースにも出走、2011年11月武蔵野ステークス(G3)で初重賞制覇を果たしました。2014年に岩手へ移籍、岩手・水沢の重賞レースを勝ち進み、赤松杯3連覇など輝かしい記録を達成、2017年4月の引退まで重賞戦線を沸かせました。
競走生活引退後は生産者の野坂牧場様所有の種牡馬として、北海道・新ひだか町のアロースタッドで繋養。代表産駒のブンブンマル(母・エイシンドナウ)は、2021年新春ペガサスカップ(G)など重賞を4勝(現役)しています。
本年、種牡馬を引退することが決まり、アロースタッドを運営する株式会社ジェイエス様よりお話をいただき、「35歳ドネーション」対象馬として、今回の受け入れが決まりました。去勢手術を終了し、仮預託先のグリーンマイルに移動しています。去勢後は痩せ気味ですが、術後の経過は順調です。
レーヴミストラル
レーヴミストラル
レーヴミストラル(11歳)は2014年12月デビュー、翌2015年に初勝利。そこからアザレア賞、青葉賞(G2)と3連勝し、日本ダービー(G1)9着。その後もオープン、重賞レースで活躍。2016年、日経新春杯(G2)を勝ち、重賞2勝目となりました。
2018年に競走生活を終え、種牡馬に。レックススタッドに繋養されていましたが、種牡馬を引退することが決定。サンバマウンテンファーム様を経由しての引き取りのご相談があり、「35歳ドネーション」対象馬として、今回の受け入れが実現いたしました。
仮預託先のグリーンマイル(サンバマウンテンファーム様の育成部門)に移動、8月7日に去勢しました。経過は良好で元気いっぱいです。8月15日付で引退馬協会に譲渡を受けています。
マルカハンニバル
マルカハンニバル
マルカハンニバル(19歳)は2006年6月に栗東・瀬戸口勉厩舎所属でデビューし、JRAで4勝。定年を迎え地方馬主資格を取得されていた瀬戸口元調教師が馬主となり、2010年に名古屋競馬へ移籍(瀬戸口悟厩舎)。2011年に東海桜花賞(G)を制覇し、2013年まで現役を続けました。
競走生活引退後も瀬戸口元調教師が所有され(その後、ご家族が所有)、後に長野県の美義屋牧場に養老馬として預けられました。
「私たちはいままでにたくさんの経験と感動を、馬たちからいただきました。ハンニバルは父の厩舎にいた1頭で、ご縁あって、長年、美義屋さんに預けてお世話していただいてきました。これからの余生も長く幸せに暮らしてほしいと切に願っております」(瀬戸口元調教師のご家族)。このたびの受け入れは、馬主さんのこうした思いを受け、美義屋牧場様から引退馬協会にお話をいただき実現したものです。
本馬は19歳になりましたが馬体は若々しく、元気に過ごしています。
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準備が整い次第、それぞれのFP会員の募集を行ってまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
【新FH】アサクサデンエン、ザッツザプレンティのFP会員を募集いたします
2023/7/24 09:43
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬として、新たにフォスターホースとなりましたアサクサデンエン、ザッツザプレンティの余生を支えてくださるフォスターペアレント(一口里親)会員を募集いたします。
アサクサデンエン(撮影/朝内大助 氏)
1999年イギリス生まれ。2001年に日本で競走馬としてデビュー、主な勝ち鞍には2005年の安田記念(G1)や京王杯スプリングカップ(G2)があります。2007年に競走生活を引退後は、種牡馬として活躍、2年連続してNARグランプリの部門表彰馬を輩出しました。2012年に種牡馬を引退してからは社台ファームで従業員の乗馬訓練で活躍、2016年に南幌ライディングパークに功労馬としてザッツザプレンティとともに譲渡されました。性格は牡馬とは思えないほど大変穏やかとのことです。
(FP会員お申し込みへのリンクも↑こちらから)
ザッツザプレンティ
(撮影/朝内大助 氏)
2000年生まれ。2002年に競走馬デビューし、2003年菊花賞(G1)、2002年ラジオたんぱ杯2歳ステークス(G3)優勝のほか、ジャパンカップ2着、日本ダービー3着、天皇賞春3着など重賞戦線で活躍しました。屈腱炎で引退後は種牡馬として繋養されたのち、ノーザンホースパークで乗馬、社台ファームで従業員の乗馬訓練馬を経て、アサクサデンエンとともに南幌ライディングパークに功労馬として譲渡されました。性格は穏やかですが、こわがりなので物見をすることがあります。
(FP会員お申し込みへのリンクも↑こちらから)
二頭は乗馬クラブ(南幌ライディングパーク)という環境にいるため、今後はフォスターホースとして、現地でふれあいイベント等を開催できればと考えております。フォスターホースとして新たな馬生をスタートするアサクサデンエン、ザッツザプレンティの応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
アサクサデンエン、ザッツザプレンティが「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」受け入れ馬に
2023/7/1 13:58
[画像]左・アサクサデンエン 右・ザッツザプレンティ
いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の対象馬として、北海道空知郡南幌町の南幌ライディングパークで所有・繋養中の、アサクサデンエン(牡馬・23歳)と、ザッツザプレンティ(セン馬・22歳)の2頭を受け入れることが決定しました。
南幌ライディングパーク様とのご縁は、再就職支援プログラムの卒業生のケイウンニシキを譲渡してからですが、この数年のコロナ禍により乗馬離れが深刻となり、経営に大きな打撃となっていました。
乗馬クラブの経営が安定しないと、在厩馬の将来が不透明になる場合もあります。両馬が将来にわたって健康に不安のない馬生を全うできるよう、当協会からバースデードネーションの対象馬とすることを提案させていただきました。
同クラブからもご了解をいただき、このたび受け入れが決定いたしました。
アサクサデンエン
1999年イギリス生まれ。2001年に日本で競走馬としてデビュー、主な勝ち鞍には2005年の安田記念(G1)や京王杯スプリングカップ(G2)があります。2007年に競走生活を引退後は、種牡馬として活躍、2年連続してNARグランプリの部門表彰馬を輩出しました。
2012年に種牡馬を引退してからは社台ファームで従業員の乗馬訓練で活躍、2016年に南幌ライディングパークに功労馬としてザッツザプレンティとともに譲渡されました。性格は牡馬とは思えないほど大変穏やかとのこと。
ザッツザプレンティ
2000年生まれ。2002年に競走馬デビューし、2003年菊花賞(G1)、2002年ラジオたんぱ杯2歳ステークス(G3)優勝のほか、ジャパンカップ2着、日本ダービー3着、天皇賞春3着など重賞戦線で活躍しました。
屈腱炎で引退後は種牡馬として繋養されたのち、ノーザンホースパークで乗馬、社台ファームで従業員の乗馬訓練馬を経て、アサクサデンエンとともに南幌ライディングファームに功労馬として譲渡されました。性格は穏やかですが、こわがりなので物見をすることがあります。
二頭は乗馬クラブという環境にいるため、フォスターホースとしてふれあいイベント等を企画していく予定です。フォスターホースとして新たな馬生をスタートするアサクサデンエン、ザッツザプレンティの応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。