これまでの私たちの取り組み④
2023/2/23 11:04
本日は日々の様子をご紹介します。
私たちの活動指針の1つに「子どもたちの主体性を尊重し、子どもたちが多様な「頼り先」を見つけることを支えていきます」というものを掲げています。
そんな中、あらんの家を退居した子どもたちが自分たちで「あらんの家を退居し、自立した自分たちの姿を隠さず見せることで、自立したリアルな生活を感じてもらいたい」「沢山の人に色々してもらった恩返しとして、後輩たちにも支援される側から支援する人になって欲しい」という思いから、入居者を招いたBBQを企画をしてくれました。
BBQの様子はこちらから↓
新しく作り上げていく居場所も、こんな風に子どもたちが作り上げていける場でありたいと思います。
私たちの理念・活動指針はこちらから↓
これまでの私たちの取り組み③
2023/2/22 08:17
本日は今までの退居者支援の1つであるおせっかいBOXの活動の紹介です。
あらんの家、ミモザの家ではホームを巣立った子どもたちに向け、「おせっかいBOX」というものを半年に1回送っています。
ホームを巣立った子どもたちの多くは、保護者に頼れないまま仕事に就き、アパートを借り、1人暮らしをしています。
「一生懸命、生活している子どもたちに向けて少しでも力になれたら…」
そんな思いで、主に1人暮らしをしている子どもたちに向け、応援メッセ―ジを頂いている松島さんや平川さんが代表を務める、「認定NPO法人 おてらおやつクラブ」さんや「NPO法人 フードバンク奈良」さんの協力を得て、実家からの仕送りのように、食料品や日用品を職員の一方的な「おせっかい心」で送る「おせっかいBOX」。
送る前にLINEや電話で様子を聞いたり…。普段、連絡しづらくても、おせっかいBOXをきっかけに連絡が出来たり…。ただ、送るだけでなく、送る過程のコミュニケーションも大事にしたいなと思います。
これまでの私たちの取り組み②
2023/2/21 10:18
本日も私たちのこれまでの活動を紹介します。
新しく作り上げていく「居場所」もこんなふうに得意なことを活かして子どもたちがいろんなことに挑戦できたり、職員も含めてみんなで学び合える場が作れたらなと思います。
【応援メッセージのご紹介~松島靖朗さん/認定NPO法人おてらおやつクラブ 代表理事 /安養寺 住職~】
2023/2/20 15:18
◆自己紹介をお願いします
「認定NPO法人おてらおやつクラブ 代表理事」と「安養寺」の住職をしております、松島靖朗と言います。
◆当法人との出会いを教えてください
おてらおやつクラブ活動発足当初に、CPAO徳丸様よりご紹介いただき、それ以来、特に奈良県下でおすそわけを活用した支援の輪を広げる活動をご一緒しています。
◆今後の期待や応援メッセージをお願いします!
数年前、ホームに「おすそわけ」を持ち込んだことがありました。運び終わったあと、子どもたちが食事する台所でお茶をいただきながらスタッフの方から「いま、松島さんが通われていた高校に通っている子がいるんです。がんばっていますよ」というエピソードを伺いました。
思いがけず自分の高校時代を思い出しました。大阪の高校を中退し、路頭に迷いながらも一念発起し通い直した奈良市内の高校。家(お寺)から離れた場所で、自分の出自を誰も知らない場所への通学は、不安もありましたが、生まれではなく今の自分を見てもらえるありがたい場所でした。物理的にも、気持ち的にも遠く離れた家(お寺)に帰ることが面倒になり、気がつけばクラスメートの自宅に泊めてもらう生活に。事情を何も聞かず、ご飯やお風呂の準備をしてくれる友達家族に、無条件の愛とはなにか?を教えてもらいました。
活動を続けていると、「おすそわけ」を受け取ってくれた子どもたちの成長を垣間見る機会も増えてきます。それぞれが精一杯生きている。それにしてもはやい。子どもが子どもでいられる時間はあっという間に過ぎていきます。子どもたちのためにまだまだできることがあるはずだ。活動の日々のなかで、焦る気持ち、急ぐ気持ちがうまれるのは、子どもが子どもでいる間にできるだけの手を差し伸べてあげたいと願うから。いつでも頼れる場所がある。そのことが様々なご縁で出逢えた子どもたちの将来において、大きな支えとなります。
青少年の自立を支える奈良の会のみなさまのチャレンジを応援しています。
◆松島さんの活動についてはこちらから