大学生＝ボランティア

私がみ・らいず２と出会ったのは大学1回生の春。

志望校には落ちたものの、「大学生」という響きにウキウキしている頃でした。

新しいバイトも決まり、委員会の説明会にも参加し、THE 大学生を謳歌しようとしていたとき、

み・らいず２の方が授業に広報に来られたのです。

そこで、ガイドヘルパーやボランティアの説明をしてくださりました。

「うわ、ボランティアって大学生っぽい…」

大学生という響きにウキウキしていた私は、大学生っぽいボランティアに惹かれたのです。

私はすぐにみ・らいず２で活動を始めました。

ガイドヘルパーだけでなく、学習支援の講師、居場所支援、就労支援、小・中学校への福祉教育、チョコレート屋など、自分にできそうなことは全部してみました。

気が付けば志望校に落ちたことは忘れ、ウキウキ大学生から活動に没頭している私になっていました。

今まで福祉に触れたことがなかったので、悩むこともたくさんありましたが、

気にかけて下さるスタッフさん、一緒に活動している仲間、

何より関わっている利用者さんの笑顔を見るたびに次の行動への活力がみなぎりました。

みんなで一緒に応援する

大学1回生の時に開催された大阪マラソンに、ガイドヘルパーとして参加しました。

み・らいず２のスタッフの方が走っている姿を、利用者さんと一緒に応援する。

42.195kmという自分が経験したことがない挑戦を、ヘルパーを始めてから出会った方と一緒に応援する。

そのときは利用者さんと一緒に応援する喜びを共有し、

客観的に「すごい」「明日からも頑張ろう」と思うだけでした。

とにかく、すごかったです。

応援する側から応援される側に

大学の4年間をみ・らいず２の活動で充実させ、就職について考えたころ、

「まだこの場にいたいなぁ」とぼんやりと考えるようになりました。

大学1回生の私がウキウキしていたからこそ、今の私があると思っています。

スタッフさんからの後押しもあり、みらいず２に入社しました。

責任感や自分が持っている情報量が増えた分、できることも難しいことも増えたと感じています。

スタッフとしててんやわんやしているとき、大阪マラソンの話がありました。

去年はコロナウイルスの影響で中止になってしまった大阪マラソンが今年は開催することになり、

利用者さんと一緒に応援していた映像がすぐに思い出されました。

自分が42.195㎞を走れるのか、正直自信はありません。

しんどくて痛くてやめたくなるんじゃないかと思っています。

それでも、私も応援されてみたい。

走り切る努力をしたい。

マラソンで何が変わるのかはわかりませんが、今年は自分のために走ってみようと思います。

何かを始めることにウキウキしていた頃を思い出しながら頑張ります！