もしも自分の子どもが大きな病気を患ったら、「できることなら代わってあげたい！」

ほとんどの親がそう思うと思います。

2021年8月21日、小学生の娘が髄芽種と診断されました。小児ガンです。

まさに「できることなら代わってあげたい」と思った日で、今もこれからもそう思い続けると思います。

でも、代わってあげることはできません。

病気を代わってあげることもできなければ、病気を治すこともできないし、手術も代わってあげられません。

この時ほど自分の無力さを感じたことはありませんでした。

今は治療の甲斐あり寛解に至りましたが、影響で自力歩行ができないなどの障がいが残り、そういう姿を見ると今も自分の無力さを感じずにはいられません。

でも、いくらできないことを嘆いても、障がいが治るわけでもないし、娘の励みになるわけでもありません。

何かできることがないかと考える日々に、TSURUMIホスピスの存在を知り、同じ境遇の子どもに夢を与えてくれる活動に共感しました。

そして今回のチャリティーランナーの募集を知りました。

正直言ってマラソンは嫌いです。

黙々と延々と走り続けることが苦手だからですが、無力な自分が少しでも役に立てるなら役に立ちたいという想いと、嫌いなことも向き合えばやり遂げられるというところを見せたいという想いでエントリーしました。

病気も障害もすぐ隣にあって、いつどこで誰がなってもおかしくありません。

そんな時、ホスピスのような活動はとてもありがたい支えになります。

ホスピスは全て募金で運営している施設で、共感いただいている方々に支えられています。

そうした支援への感謝の気持ちを表したいと思ってのエントリーでもあります。

共感いただけたらぜひ支援いただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。