【キャンペーン終了までもうすぐ!】ミャンマーの子どもたちに「学ぶ幸せ」を届けたい!皆からの応援を本や文房具にのせて

寄附先

認定NPO法人 地球市民の会

認定NPO法人地球市民の会

支援総額

3,077,258円

支援総額

3,077,258円

支援者数

330人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

サポファン支援者紹介④小山さん、山本さん(ミャンマーでのお友達)

2022/10/17 17:41

 こんにちは。地球市民の会の柴田京子です。今日は私から2名のサポーターさんを紹介します。お2人ともサポファンには個人でのご参加として手をあげてくださいました。

●ミャンマーで地道な活動をコツコツとされてきた小山有紀子さん

 有紀子さんと最初にお会いしたのは2016年、ミャンマーでした。当時私がヤンゴンで開いていた有機野菜の販売店の取材に来てくださいました。それから早6年!その間有紀子さんは学校建設に携わり、完成した学校での日本語指導も始め、なんと日本語教師の資格も取得されました(すごい!)。日本人には馴染みのない「僧院(尼僧院)学校」のことを日本人にも知ってもらおうと、一緒にミャンマー在住の日本人向けに僧院学校の訪問とマンゴー植林を企画したりもしました。そんな活動の中には、有紀子さんのミャンマーや子どもたちに対する深い愛が溢れています。

 今回サポーターをお願いするにあたり、「やるからにはきちんと応援したいし、私を応援してくれる人にも説明できるようにしたいから、しっかりと説明してほしい」と言われ、お会いした時に長い時間お話をしました。有紀子さんの活動に対する真摯さを垣間見た気持ちでした。ご自身のページに「『学ぶ幸せの機会を子ども達に届ける』という、地球市民の会の今回のテーマに私も賛同し、立ち上がることにしました。」と書いてくださっています。有紀子さんから本当にたくさんの応援をいただいています。ありがとうございます!

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●ミャンマー人のご主人と結婚、10年ほど滞在歴がある山本久美子さん

 久美子さんとの出会いも、もうずいぶん前になります。10年前ぐらいになるでしょうか。別の支援へのコメントとしていただいた中に、「ミャンマーに住んでいた10年近くの間、今思えば色々なことを一緒に経験させてもらいました。何か言葉で教えられた、というわけではありませんが、ひとつひとつを経験していく中で、ミャンマーの方々には大切なことをたくさん教えてもらった気がします。お坊さんを敬うこと、親を敬うこと、先生を敬うこと、宗教的な価値観、人間としての愛。」という内容がありました。また、今回サポートをしていただくにあたり、「ミャンマーの子供達を見ていて、一番傷ついているのは貧しくて学校に通えないことだ」ということをおっしゃっています。久美子さんもたくさんのミャンマーへの想いと、溢れんばかりの愛をお持ちだなと思います。

 久美子さんは、現在当会でインターンをしてくださっていて、このサポファン以外でもサポートをいただいています。本当にありがとうございます!

 

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そんな同志であり、大切な友人であり仲間であるお2人からの応援を受けて、残り半月も頑張っていきたいと思います!


私たち地球市民の会がミャンマーの辺境の少数民族の村で教育支援事業として学校建設を始めて19年。幼稚園から中学校まで、全部で44校の新校舎がミャンマーの少数民族の子どもたちに教育の機会を提供しました。今回はそんな学校建設のストーリーを掲載します。ミャンマープロジェクトマネージャーをしていた大野さんの文章です。

学校ができたとき、お父さんが謝った

学校建設。それは箱を作り、教育の機会を作り出すこと。シンプルに言うとそれまでのことだが、それぞれの村に様々なサイドストーリーが存在する。途上国の貧しい村の子供たちに教育機会を提供するという使命感だけではなく、私たちが感動し、涙を流させられるこのサイドストーリーに出会いたいがために、学校を作り続けているのかもしれない。

ある村で学校を建設したときのこと。その学校に来ていた男の子が「僕は、新しい学校ができても、来ることができなかったかもしれなかったんです。」と話してくれた。私たちは何があったのかと驚き、詳しい話を聞くことにした。彼の話は次の通りだった。

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僕の家は農業をしているけど土地を持たない小作の仕事をしています。ですので、家にはいつもお金がありません。それに兄弟もたくさんいて、僕は働かなければなりません。そんな時、村の学校の校舎が日本の団体によって新しく建設されることを聞いてうれしくって、お父さんにそう話したんです。ですが、その話をした時にお父さんは「農民に勉強なんていらない、お前は新しい学校には行かず働くんだよ」と、僕のほうに顔もむけず、淡々とそう話しました。僕は悲しい気持ちになりました。そして、あきらめなければいけないと思い、学校へ行くことは叶わないものと思うことにしました。

しばらくして新しい校舎ができ、落成式を行うことになりました。その時はすべての村の子どもと村の大人は出席し、私たちの民族のリーダーも政府の人も臨席するので、そのご挨拶のお話をみんなで聞くことになりました。その挨拶の席で、私たちの民族のリーダーは村の人たちに語り掛けたのでした。

「皆さんの村に学校ができておめでとう。これも日本の方々が支援してくれたからです。これは、単なるプレゼントではありません。日本の皆さんがあなたたちを支援してくれたのは、皆さんに支援を受ける資格があったからです。皆さんには、恩返しをすることができるという資格があるのです。日本の方々は、私たちの将来の宝物である子どもたちに、学ぶ機会を作ってくれました。子どもたちはたくさん学び、賢くなって、この村をもっと良くしてくれるでしょう。その希望を私たちはもらいました。だから私たちは恩返しをしなければなりません。それは、子どもがちゃんと学校に行って勉強を続けることができるように、今度は村の大人が子どもたちを支援していくということです。それが恩返しなのです。」

僕は僕たちのリーダーの言葉にとても感動しました。でも、それでも僕は学校には行けないのだろうと思いながら家に帰りました。しばらくすると落成式に参加していたお父さんが沈痛な表情で帰ってきたのです。僕はお父さんに「お父さん、新しい学校はきれいだったね、でも僕は畑に行くからもう行かないけどね」と、安心させるように明るく言いました。

すると、お父さんが僕に向かって「学校に行っていいよ、学校に行かないでいい、だなんて言って、ごめんな」と謝ってくれました。僕はとてもびっくりしました。てっきり絶対反対されると思っていたからです。

お父さんは、本当は僕に学校に行かせたいと思っていたそうです。でも、家のお金のことを考えると、とても難しく、そうは言えなかったそうです。でも、僕たちのリーダーのお話をお父さんも聞いて、学校に行かせなければならないと思ったそうです。僕に向かってお父さんは「学校に行くなだなんて悲しい思いをさせてごめんな。父さん、もうちょっと頑張るから、おまえもがんばって勉強して、人の役に立つ人になれよ」と言いました。その時僕はうれしくって涙が頬を伝いました。とても熱い涙でした。お父さんの目も赤かったです。

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学校を建設する。それは、建物を作り、教育の機会を作るだけではなく、父子の関係を温かいものに変えるものだった。彼の父は、民族のリーダーに諭されて心を変え、息子に未来をゆだねる決断に導かれた。あのリーダーがいなければ、私たちは箱を作っただけになっていたかもしれない。多くの人の協力と思いが積み重なって、「学校」はできるのだということを私たちは学んだのだった。


ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)。鈴木亜香里です。今日は、ミニライブラリーに置く予定の本を一部紹介します。ローカルスタッフが良さそうな本を少しずつ買い集めてくれています。

  絵の中に隠れている物を探すゲーム

  仏教のお話の本もあります。

  ミャンマーで有名な作家が書いた小説

日本の昔話の本もありました!天狗?

日本から絵本を運ぶという方法もあるでしょうが、送料が高いですし、翻訳の手間もかかります。著作権的な問題もあります。そのため、今回のミニライブラリーでは、主にミャンマーで手に入るミャンマーの本を買って、本棚と共に寄付する予定です。子ども達の身近に本がたくさんある環境を作っていきたいです♪


ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)。地球市民の会の鈴木亜香里です。今日も2名のサポーターさんを紹介します。お二人とも「ピースセルプロジェクト」というイラクで活動する団体からのご参加です。

絵本と演劇で紛争を止める「ピースセルプロジェクト」

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信頼できる国際協力業界の同志!西渕さん

西渕さんのページにも記載してありますが、私と西渕さんは国際協力を学ぶオンラインサロンで出会いました。お互いの団体の支援をしあったり、イベントに参加したり、仲良くさせていただいています。イラクとミャンマー、活動地は違っても、想いは同じ!ピースセルプロジェクトさんはイラクで図書館づくりを進めていらっしゃり、当会がミニライブラリープロジェクトを企画する際にいろいろと教えていただきました。

今回、サポートファンディングをやるということをオンラインサロン内に私が書いた際に「面白い!」と言って参加してくださることになりました。そして、ピースセルプロジェクトのインターンである類家さんも誘っていただきました。

西渕さんのページ

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わたしたちは、本棚や本を増やしたいのでなく、子どもたちの読書体験、そして本をきっかけに、自分の気持ちや考えを表現する機会を増やしたい。本を使った自己表現や想像力を育てるためのワークショップを、地球市民の会さんとピースセルプロジェクトで、それぞれミャンマーとイラクではじめて、少しずつ広げていきたいです。


親ページの作成も担うスーパーインターン!類家さん

西渕さんからのご紹介で出会った類家さん。ピースセルプロジェクトのインターンとして、現在イラクに駐在されています。ピースセルプロジェクトでも、今後クラウドファンディングなどのファンドレイジングに力を入れていきたくて、今回はファンドレイジングを学ぶという意味もあってサポファンに参加してくださいました。

類家さんには、自分のページを作って寄付を呼びかけるだけでなく、当会とSyncableさんで毎週行っている会議にも参加いただいています。また、親ページに使っている画像のいくつかは類家さんに作成してもらいました。イラクと日本は6時間の時差があるため、私たちは午後でも類家さんは朝いちばんに会議に参加。ピースセルプロジェクトの仕事もしながら、このサポファンのインターンとしても大活躍してくださっています。

類家さんのページ

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イラクも、紛争や政治混乱の皺寄せが子どもたちに来ており、受けるべき教育やそれに伴う成長の機会が失われている現状にあります。「どんな環境でも、子どもたちが自分自身の可能性を信じて生きられるようになる」イラクで掲げている目標と、地球市民の会さんの活動はつながっていると感じました!


サポートファンディングに他の国の他団体の方にご参加いただけたことは、とても意味があることだと考えています。多くの団体では「自団体に寄付を集めたいから、他団体の宣伝や応援はしない」というのが一般的ではないでしょうか。今回のサポファンでも、サポーターとして参加するつもりだったけど自分の団体から反対にあって参加を断念された方や、「自分がもうすぐクラファンをやるので難しい」という方がいらっしゃいました。どうしても「寄付者の取り合い」が起こりがちなNGO業界ですが、「支援している国が違っていても、やりたいことは同じ」「クラファンの勉強のために」と参加を決めてくださったお二人の勇気に感謝と尊敬です!ありがとうございます。ピースセルプロジェクトがクラファンをやる際は、TPAも全力で応援します!!


45678910

認定NPO法人

地球市民の会

〒840-0822

佐賀県佐賀市高木町3-10

0952-24-3334

http://terrapeople.or.jp/main/

代表:理事長 山口久臣

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