初めまして、み・らいずワークスの辰巳です。

奈良生まれ、大阪育ち、京都で大学時代を過ごし、現在、和歌山在住です。

3年前にマラソンと出会い、自分で前に進まないと終わらないというシンプルなところに惹かれてそれ以来、はまりました。

み・らいず2では、昨年度、障がいのある方の就職支援に携わっており、食品製造や、オフィスワークなどの実際にしごとする経験を通して、自分の得意不得意に気づき、自分に合った仕事につけるようにサポートを行っています。

　働きたいと来られた方が「本当に求めていること」や「本当に困っていること」は何なのかを、言葉だけでなく、表情やしぐさ、置かれている状況など様々な角度から汲み取るように心がけています。今のこの判断が最良か、もっと引き出すためにはどうしたらいいのか？を自分で自分に問いかける毎日です。

貧困への気づき

自分の担当業務でも、貧困への課題は根深いなと気づかされることが多々あります。

　例えば、高校年齢であっても年齢に似つかわしくない幼さ、目上の方に対しての言葉遣いが不適切さ、興味関心の幅が極端に狭い方が中にはいらっしゃいます。その背景を考えていく中で、ご家庭の経済状況にぶつかることもあります。

　もう少し、掘り下げると経済的な問題のせいで本来ならば得られる経験が少なかったり、人とのコミュニケーションの取り方を学ぶ機会が乏しさであったりという問題が根底にあります。

　障がいがあるから難しさがあるのではなく、そもそも、経験をしていないからこそ身につかなかったのではないでしょうか。

　貧困問題は金銭的な面が注目されがちですが、目に見えにくい課題の方が根深いように感じます。

　もしも、もっと多くの経験ができていれば、もっと多くの人と出会っていれば、また違った現実があったかもしれません。

自分の事業でもできること

その課題に気づいたからこそ、しごとの体験といった就職するための働くサポートより以前の「人との関わりの中でのコミュニケーションの取り方」や「自分はこれが出来るんだ」という今後の自信に繋がっていくような取り組みを今年度から始めています。

ぜひとも、応援、宜しくお願い致します！