しあわせの種たちのポリシー
2021/2/7 10:52
私がしあわせの種たちのボランティア活動に関わらせて頂くようになったのは2016年。 大学2回生の時でした。
大きなスケールの人生観をお持ちの尊敬する代表を始め、 ボランティアに関わらなければ決して出会うことの無かっただろう 素敵で魅力的なメンバーとのご縁を頂き、私の人生は大きく変わりました。
そして犬達と共に、そこから私の新しい世界が始まりました。
しあわせの種たちのレスキュー活動は、 岡山県動物愛護センターを基盤とし、 常々命の期限と次々と収容されてくる犬たちに追われます。
「命」という尊いものを目の前にした時、どうしようもなく悲しく辛く涙する事もあります。
しあわせの種たちが引き出す犬は、 主に老犬や病気を持った犬に始まり、人馴れしていない野犬や人を噛んでしまった犬、 様々な人にとって都合の悪いとされる個性を持った犬達です。
目の前の命を選別すること無く、どの命も平等に扱い、救うこと。 救うだけではなく、その後、その命が最も輝ける場所に送り出すこと。
メンバーはそれぞれ家庭を持ち、仕事があり、 決して特別な環境下にある人達ではありません。 命に関わる責任は、言葉にするよりずっと重たく、 捨てる人が居なくならない限り終わることのない果てしない戦いです。
メンバーによって築き上げられた信頼と信用、 行動力によって今のしあわせの種たちが犬たちをレスキューできる現状があります。
言葉を持たない犬達。その1頭1頭の個性と心から向き合い、 メンバーや里親さんと共に時には涙し、苦悩し 、抱き合って喜び合う。 日々沢山の方々に支えられていることを、 これほどまでに実感し感謝する活動はないのではないかと思う程、 温かい想いに包まれたレスキュー活動でもあります。
ほんの少しだけ。微力すぎる力ですが、 この活動、いや、しあわせの種たちに関わることの出来た私は、 犬達から途方も無いほど大きな愛とご縁を貰っています。
人生における大きな決断の度に、犬達が繋いでくれたご縁に支えられていると感じます。
Söt tassはしあわせの種たちのポリシー、活動内容に心から賛同し応援致します。
兵庫メンバー 中平まりか(Söt tass代表)
Söt tass:
学生だからこそできたこと
2021/2/6 12:24
中学生の頃に捨て子猫「クロ」との出逢いを通して、殺処分を知りました。中学生の私にもできることがないかと、個人的に保護譲渡を始めました。
最初は戸惑いも多く、お小遣いやお年玉をためては保護した猫に使い、ひたすら命をつなげるのに必死でした。
大学生になり、授業やアルバイトで大変になり、保護活動を休止していた中「野犬」の存在を知る。過酷な背景を持ちながら凛々しくも優しく穏やかな野犬たちに心奪われ「NPO法人しあわせの種たち」にボランティア登録し預かり譲渡に携わることに。
ボランティアとは一概に言えず、様々な活動があり、学生だからこそできる活動も多いです。
預かりは時間的余裕があるからこそ、一頭一頭に時間をかけてその子に合った躾を。
愛護センターの訪問ボランティアでは平日限定なので、授業のない日に日帰り訪問して収容中のワンちゃんをシャンプーしたり、里親様募集に使う写真を撮ったり。隙間時間には募集情報をインスタグラムに投稿しています。
大学でも「殺処分」についてプレゼンをしたり、私にできることをできる限り、学生だからこそできたことや、学生だからこその発信力を今後もより若い世代に伝えていきたいと考えています。
京都メンバー クインタナ真理
真理の活動blog:
僕、源だよ!
2021/2/5 09:30
源ちゃん...
3年も訓練所に預けることになってしまった源、、、
センターで咬みついた犬は私たちが引き出してやらなければ殺処分です。
源ちゃんも手を出すと咬みついていたので、殺処分決定となっていました。
目の前の命を全て助ける為には、こうした咬みつく犬をどう助けていくか、大きな課題なんですよね。
どうしても訓練士さんのお力をお借りしないと、私たちだけでは助けることが叶わない状況があります。
しかし、この度、新しくメンバーになって下さった方が、源の預かりに手を上げてくれました!
先日も源の預かりさんとお話ししましたが、源ちゃん、まだ怖い時があるから、今の状態では譲渡できませんよねって。
そう、3年も訓練所にいても譲渡するのは難しいんです。
やっと、当会の預かりが気をつけながらお世話できるレベルです。
でも、当会メンバーは皆んな、源が大好き!やっと家庭の中で生活している源の様子に涙流して喜んでいます。
預かりママとパパに甘えて戯れつく源がいます。安心して毛布で眠る源がいます。
あの時、諦めていたら、今、ここにいなかった命です。
源のblogです。是非ご覧下さいね!→
家庭のぬくもりを感じてね♡
2021/2/4 15:35
じぃ太…
じぃ太は1年以上前に当会で引き出し、大阪の訓練所に預けていました。じぃ太の引き出しの時は、私たちが引き出さない限り殺処分が決定していた犬たちが沢山いて、総勢10頭の引き出しに怒涛のような日々でした。
もう、高齢で、右耳も塞がって聞こえず、目もよく見えていない、じぃ太は噛みつくといっても、危険なほどの噛みつきではなく、本当なら当会の預かりのお家でも預かれるぐらいの状態でした。
ですが、私たちの預かり枠もなく、他の野犬も引き出さなければならない状態でしたから、本当に悩みましたが、訓練所に預けました。
訓練士さんはとても大事にして下さいましたが、やはり、温かい家庭の中でじぃ太に愛情を注いであげたいとメンバー一同でずっと願っていました。しかし、次から次への引き出し保護が続き、もう1年以上が経ってしまいました。
しかし、この度、新しく登録してくれた預かりメンバーがじぃ太を受け入れてくれました!こうして応援して下さる皆様のお陰です!本当に有難うございます!
メンバーが送ってくれる動画や写真、様子にその度涙が溢れます。じぃ太、本当に良かったね!預かりママさん、本当に有難う!じぃ太、良かったね!
以下、預かりさんが書いてくれたブログです!よかったらご覧ください!