公益財団法人 オイスカ
835,208円
寄附先
公益財団法人 オイスカ
2024年6月、私はダスキン労働組合のボランティアとして、フィリピンを訪れました。そこでマングローブの植林や、現地の小学校、農業大学との交流に参加し、公益財団法人オイスカの活動に深く感銘を受けました。
特に印象的だったのは、女性現地責任者のマベさんの熱意です。植林活動が地域社会や産業、そして子どもたちの自然環境教育にまでつながっていく様子を目の当たりにし、地球の豊かさを守ることの重要性を肌で感じました。
この経験を機に、日本でもオイスカの方々と交流を深めるようになりました。インドネシア、マレーシア、フィジー、インド、ミャンマー、フィリピンの農業実習生と接する中で、国を代表して単身海を渡り研修に真摯に取り組む彼らから、いつも元気をもらっています。そんな彼らを支えるオイスカから私自身も学びが絶えません。
今回、私がチャリティーランナーとして走ることで集まった寄付金は、東日本大震災で被害を受けた宮城県名取市の海岸林再生プロジェクトに活用されます。
このプロジェクトは、津波で失われたクロマツ林を再生し、塩害から地域を守り、産業を支える大切な取り組みです。フィリピンでのマングローブ植林が台風被害から人々を支えるように、日本の海岸林もまた、地域の人々を守る存在です。
私には4人の子どもがいます。その中には心臓病や起立性調節障害を抱えている子もおり、「ボランティアをしている場合なのか」と迷うことも正直あります。しかしながら、元気な私だからできることがあるという意地、42.195km走る父親としての勝手な確認作業、己の生活を律するためと懲りずに参加しています。
そして、「走ること」と「オイスカ」と「大阪」が大好きというシンプルな気持ちが私の原動力です。
公益財団法人 オイスカ
835,208円