三本の足となったホンドタヌキ~ゼフ~

寄附先

NPO法人 ジャパンワイルドライフセンター

NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)

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終了

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本キャンペーンへのご支援は、「NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)」主催のマンスリーファンディングキャンペーンへの寄付となります。

こちらでは以前保護されたホンドタヌキ『ゼフ』の保護からリリースまでの軌跡を書かせていただいております。

『ゼフ』のように傷付く野生動物を一羽でも一頭でも多く減らせるよう、皆様からの温かいご支援をいただけますと幸いです。

【募集概要】

◆主催:NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)

◆期間:2025年1月27日(月)〜3月7日(金)

◆目標:10人

◆用途:保護動物の為の日々の飼養費・治療費、金額により新規スタッフの人件費など

ストーリー

1、紹介

僕はある日、線路近くでうずくまっているところを保護された。

右後ろ足の膝から下が千切れてしまってとっても痛かった。

お父さんも、お母さんも、兄弟もいなくなってしまって。

痛くて、寒くて。

それでも、助けてくれる人がいたから、生きて山へとまた帰ることができたんだ。

2、片足が千切れ、瀕死の状態だった子ダヌキ

ここからは、JWCのスタッフが当時の状況を振り返りながらエピソードをお伝えします。

とある夏の日、一匹のホンドタヌキの幼獣が保護されてきました。

見てみると、脛の途中から右後ろ脚が切断されている状態でした。

出血はないにしてもまだ生傷の状態であることから比較的最近負ったものであることは分かりますが、なぜこのような状態になってしまったのか、明確な理由は分かりません。

その為、状況からの憶測にはなりますが、考えられるとすれば、単に小さな怪我からの舐め壊し、もしくはこのような足の切断で散見されるトラバサミによる事故のどちらかではないかと思われます。

怪我による免疫力の低下で疥癬も併発し、体も痩せ細っていました。

しかし、懸念されていた体力も手術の間、何とかもってくれ、疥癬も軽度だった為、徐々に回復していきました。

3、リハビリ期間を経て、ついに元居た場所へ

保護当初、かなり衰弱していましたが、懸命に治療にも耐えてくれ、野生復帰の為のトレーニングも積み、数か月が経つ頃にはケージの中を駆け回り、台に登ったりと、一見、三本足とは分からないほどの運動能力も身につけ、これならば元の場所へ戻ったとしても生きていけるだろうということで、リリースを行いました。

4、少しでも長く生きてくれることを願って

怪我が治って、無事リリースできたとしても、もしかするとまたどこかで疥癬になってしまうかもしれない、その日のうちに交通事故で亡くなってしまうかもしれない、それは分かりません。

私たちはささやかなチャンスを与えたに過ぎず、彼らが少しでも長く健やかに生きてくれるよう祈るばかりです。

だからこそ、私達JWCでは、人為的な事故で傷付く野生動物を少しでも減らせるようにと傷病野生鳥獣の救護活動と共に啓発をしております。

一羽でも、一頭でも多くの命を救えるように、皆様の温かいご助力をいただけますと幸いです。


支援先の団体

NPO法人

ジャパンワイルドライフセンター

〒195-0074

東京都町田市山崎町787-17

0427949347

https://www.jwc-web.org/top.html

代表:佐草和泉

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