2023.11.11に宮崎で開催された、Earth Family Festival。
世界中から招待した先住民族の人たちと共に
「まつり」という日本文化を通して「地球家族」として
交流する場を設け、日本と世界を結ぶ まつりを開催しました。
今回は、京都で、「日本という家族」が集まり、
日本のポテンシャルを自ら再発見する場を創ります。
日本の国を長い歴史のなかでまとめてきた「京都」で
「クニヅクリ」という観点から日本の歴史を学んだり
現在、日本の多くで生まれているエコビレッジなどの
コミュニティを「現代のクニヅクリ」の現場と位置付け
自然と共生するエコロジカルな暮らしを紹介するなど
新しい時代における「クニヅクリ」について
様々な角度から学び、体験し
発信してゆく場を創ります。
ストーリー
Story
2021年よりアスカプロジェクトは世界中の先住民の土地を回ってきました。
各土地で出会った先住民の方々の聖地に祈りの場を作り、一緒にセレモニーを行うことで人種や文化を越えた繋がりを作ってきました。
世界中で起こっている自然災害、食糧危機、環境破壊、紛争・・・様々な問題を乗り越えていくためには、国や人種を超えた繋がりを持ち、地球の未来のために手を取り合う必要があリます。
手を取り合って一つになる方法として、私たちは「祈り」に注目しました。
世界の多くの先住民族のほとんどは、自然を信仰しています。
大きな地球の自然に畏怖の念を持ち、土地の自然環境と共生しながら生きる彼らの世界では、信仰の違いで争うこともありません。
なぜなら「地球」は全ての人間に共通して大切なものだからです。
そして日本も自然信仰が神道の形で残っています。
同じ地球に生きる仲間として。
一つの地球という家に住む家族として繋がるために。
色々な土地で祈り、繋がりることで、たとえ自分が生きる土地でなくとも、丸い地球の一つの家族としてお互いを想い合うことができるようにのではないか？
そうして平和な世界が生まれていくのではないか？
そう考え、地球家族として繋がるまつり・・・EARTH FAMILY FESTIVALを各地で開催することを決めました。
「まつり」とは？
日本では祭り、祀り、政りと、３種類のまつりが存在します。
・祖先や土地の神々（自然）に祈る祀り。
・共同体を運営していく政治としての政り。
・人々が集まり、自然・神・人間が共同創造を行い天地人が繋がるための祭り。
日本はこの「まつり」を中心としてクニを形成・運営してきたのです。
「まつり」とは特定の宗教にかかるものではない、縄文の自然信仰の顔を残しつつ、すべての宗教的な価値観、形式を包み込むものです。
このまつりの概念を日本のみならず海外へと広げ、そして様々な人種や国の人間が集まる「まつり」をイベントや祭りの形で開催し、共同創造を行っていきます。
2023年 宮崎県で第一回 EARTH FAMILY FESTIVALを開催
2023年に第一回目のEARTH FAMILY FESTIVALを開催。
これまで各地で繋がってきた世界の先住民を招待し、まつりという日本文化を通して「地球家族」として交流する場を日本神話発祥の地・宮崎県で設けました。
そこでは「地球市民宣言」を掲げることで、まつりを通して、よりグローバルで調和のとれた世界を提案することができました。
今年は京都で開催。「クニヅクリ」を体験する。
今回の京都では「日本の家族」で集まります。
長い日本の歴史の中で国の中心であった京都で、私たちが日本人というアイデンティティを改めて感じ直せる場を創りたいと考えています。
そして今回テーマは「クニヅクリを体験しよう」です。
「クニヅクリ」とはコミュニティーの創造を指します。
私たちが今必要だと考えるコミュニティーは、ある特定の目的を持った集団としてのコミュニティーではなく、「人が生活をしていくための母体として」のコミュニティーです。
様々なことが起きている世界の中で、日本も影響を受けています。
円安、物価高、災害、少子高齢化、政治問題・・・問題を挙げるときりがありません。
私たちはこういった世相に対し、希望を持って新しい生活環境を創り上げるチャンスと捉えたいと考えています。
自分たちの住みやすい環境とは・・・？
「生きやすさ」を求めた先に、自分たちで環境作りからはじめたコミュニティーが日本各地に存在します。
自給自足ができる村、人が集まり情報交換する場、子育てと教育にフォーカスしたコミュニティー。
そのキャラクターは多種多様です。
アースファミリーの世界観を表現する「コミュニティー丸ごと家族！」というつながりを生み出しているコミュニティーを、私たちは「クニ」と位置付けました。
そして現在、日本の多くで生まれているエコヴィレッジなどのコミュニティなどを「現代のクニヅクリ」の現場と位置付け、自然と共生するエコロジカルな暮らしを紹介したいと考えています。
そこに集まる人々が自分たちの暮らしや生き方に合う環境を共同で生み出し、これからの社会の枠組みをそこから広げていく。。。
そういった社会的な側面を持つコミュニティーから、これからの私たちにとって心地よい社会の仕組みができてくると考えて、日本各地にあるエコヴイレッジ・コミュニティーの取り組みを紹介し、ネットワークを構築する場を創ります。
そこには防災関連や被災地の避難、支援、被災後の暮らしに対して提案し、私たちが今後の日本の自然環境でよりよく暮らす方法を伝える意図もあります。
「クニヅクリ」という観点から日本の歴史を学び、体験できる場所を。
そして新しい“クニ“のヴィジョンを、これまでの日本の伝統文化や歴史と共に表現し、アースファミリーの世界観を京都から世界へ発信していきます。
概要
●開催日
2024年11月10日、11日（日・月）
●開催時間
10日 10:00〜17:00 マルシェ・ステージ
11日 10:00〜17:00 ステージ（マルシェは15:30まで）
18:00〜20:00 ライトアップ・セレモニー
●開催場所
京都市 宝ヶ池公園憩いの森
●入場料金
入場無料
そのほか、詳細は HP にてご覧ください。
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