私の「生きる」ということ

寄附先

NPO法人 HELLOlife

HELLOlifeさとる

支援総額

88,920円

/ 70,000円

127%
100%

支援総額

88,920円

支援者数

16人

残り

91日

寄附して支援する

ストーリー

大阪マラソン2025 を走る決意表明

本ページをご覧いただき、ありがとうございます。

はじめまして。私は高橋 慧(たかはし さとる)と申します。

2024年の5月から【NPO法人HELLOlife(ハローライフ)】で働き、今年度から始まったHELLOlifeの新たな挑戦、「ハローワークミニ!」のスタッフとして日々店頭に立っています。ハローワークミニ!は「もっと気軽に、もっと多くの方々のキャリアの応援ができるように」といった願いが込められた就職のサポート拠点です。【NPO法人HELLOlife(ハローライフ)】や【ハローワークミニ!】の詳細につきましては、下記をご覧ください。

【NPO法人HELLOlife】WEBサイト  

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【ハローワークミニ!】WEBサイト  

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なぜ、走るのか?

HELLOlifeは今年も大阪マラソンの寄付先団体に選出していただけることとなり、大阪マラソン2025 で皆さまからご支援いただいた寄付金を今年度の新たな挑戦である「ハローワークミニ!」へ活用し、既存の支援サービスや制度にたどり着くことが出来ず、孤立や貧困に陥っている、またはその可能性のある方々に、就業サポートを提供し続けていきたいと考えています。

私は日々ハローワークミニ!にお越しくださる皆さまと向き合う中で、「ハローワークミニ!のことを一人でも多くの方に知っていただきたい、HELLOlifeの活動を応援してくださる方を自分の言葉と走る姿をもって募ることができたなら!」と思い、この度の大阪マラソンを走ることを決意しました。


皆さまへのお願い

なぜHELLOlifeで働くこととなったのか?

なぜハローワークミニ!に居るのか?など、自己紹介を含めてお話しさせてください。

私の決意表明をお読みいただいて、もしも「応援してもいいよ!」と思ってくださった皆さまに1点お願いがございます。単刀直入に申し上げますと、どうかそのお気持ちを寄付と応援メッセージという形にて、ご支援していただけないでしょうか。HELLOlifeやハローワークミニ!の未来に期待を寄せてくださり、「がんばれや高橋!」と応援してくださる方々のご支援を心よりお待ちしています。もし私の想いに共感していただけましたら、ぜひ以下の方法でご支援をお願いいたします。

①寄付によるご支援

皆様からの寄付は、「ハローワークミニ!」の活動を通じて、就職支援を必要とする方々への支援として活用させていただきます。

②応援メッセージ

走る原動力となる励ましのお言葉をいただけますと幸いです。

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③こちらも併せて、ご確認ください!

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東日本大震災を経験、支え続けてくれた「大人」の存在

出身は東北地方の宮城県石巻市です。実は関西地方とは縁もゆかりもありませんでした。

HELLOlifeとの出会いのきっかけは東日本大震災です。少々長くなってしまいますが、お付き合いいただけますと幸いです。

当時私は13歳でした。3月11日の午後2時46分、自宅にて経験したことのない大きな地鳴りと激しい揺れに襲われ、「一体いつまで続くんだ?」と感じるほどの長い揺れはとても恐ろしいものでした。徐々に地震が収まり、割れた食器や倒れた家具を直していると近所の方が大声で「ここはダメだ!津波くっから!上だ!上!!」という声を頼りに近くの高台へ避難しました。その日の夜は雪が降っておりとても寒かったこと、暗くて怖かったことをよく覚えています。避難先で聴いていたラジオから流れ続ける被害状況と「いつ、また大きな地震が襲ってくるか分かりません。」という言葉にただただ怯えましたが、後から避難してきた母や避難先の大人たちが夜通し声を掛け続けてくれました。翌朝には、ご近所の方が食材を持ち寄って味噌汁を作ってくれて「ごめんね。薄いでしょう。でも元気が出るから。」と渡してくれた時の情景と言葉、その味を今でも鮮明に思い出すことができます。

避難所で声を掛け続けてくれていた時も、炊き出しを準備してくれている間もきっと、自身の家族すら安否不明である方がほとんどで、一人一人がものすごく大きな不安に襲われていたはず。あんなことが起きた時でさえ、身近な大人たちが助けてくれて、今日に至るまではもっとたくさんの誰かが支援し続けてしてくれました。食糧や飲料水の提供をはじめ、生活必需品の配布や全国からの応援メッセージ、自衛隊の方々がお風呂を用意してくれたことも忘れません。それからもずっと支援が続き、津波が襲ってこない安全なところへ避難させてくれたこと、避難先で何とか生活ができるようになったこと、自宅を修復し以前のように住むことができて、市内の中学校が校舎を半分貸してくれたことで学校に通うことができ、卒業までにプレハブの校舎を建てていただきました。高校に進学でき今後の人生を選択することができるまでの間も絶やすことなくずっと。私の人生は数えきれない多くの方々の支援により支えられました。


「自分自身がどう生きるか、どう生きていくべきか」

多くの方に支えられた「いのち」をもって、私はこれからどう生きていくのか?

この問いのヒントを震災復興を通じて出会ったたくさんの大人が教えてくれました。

震災から5年、石巻はまだ震災復興の真っ只中。出身、職種、年齢、境遇も様々でありながら、共通点として震災復興に携わっているたくさんの方と学校の課外授業などを通じて関わる機会が多くありました。復興に関わる以前の仕事の話やどんな思いで震災復興に関わってくれているのか、これまでどんな人生を歩んで来られたのかなど、まるで人生の追体験をしているような気分でした。そういった経験からか、当時高校3年生の私は「大人」になることにものすごい憧れを抱いていました。数多くの出会いの中で鮮烈だった方の1人がHELLOlife(当時NPO法人スマイルスタイル)のスタッフです。大人でありながら子どものような一面を併せ持つその方との出会いがきっかけで「高校生百貨店」というプログラムに参加することになります。(高校生百貨店:宮城県石巻・女川の高校生が、地元の魅力ある商品を発掘するバイヤーとなり、生産者の「想い」や「背景」を都市部の販売会などを通じて発信するプログラム)

HELLOlifeと出会ったことや「高校生百貨店」へ参加したことが人生の中で大きな転換点となり、漠然としていた「大人」への憧れがイメージとして鮮明になりました。私と関わってくれた多くの「大人」は、どうやって生きたらいいのか、教科書には書いていないことを、生きてきた時間を教科書にして教えてくれました。その教え方は「こう生きたらいいよ」ではなく「こう生きてきたよ」。同時に、その教えは自身に向けられた「どう生きる?」の問いにもなりました。私の「大人」の定義は「先生」です。誰でも先生になれるし、誰もが先生なのだと気づいた時、見据える将来像が浮かび上がった気がしました。被災により極地に立ち、そこから這い上がる力、生き抜く力を持った大人たちと過ごしてきた時間もまた「いのち」という観点において「どう生きる?」を問われているのだと感じています。


新たな就業支援拠点「ハローワークミニ!」で支援の連鎖を繋いでいく

いつかの未来で「生ききった。私はこう生きたよ。」と自信を持って言えるよう、その歩みの中で大切に守りたいことがあります。それは誰かが差し伸べてくれた手によってやさしいと感じた社会を、途絶えさせることなく自身の手で繋ぎ、そしてまた誰かが繋いでいくと信じることです。当たり前だった生活を取り戻すことができるよう支援してくれた方がたくさんいたこと、社会の中で孤立しないよう、取り残されないようにと手を差し伸べてくれたことを、まずは自らがもっとたくさんの誰かに繋いでいきます。

今、私が日々店頭に立っているハローワークミニ!は「もっと気軽に、もっと多くの方々のキャリアの応援ができるように」といった願いが込められた就職のサポート拠点です。これは既存の支援サービスや制度にたどり着くことが出来ず、孤立や貧困に陥っている、またはその可能性のある方々に届けたい思いであり、大人であっても子どもであっても誰が来てもいい。全ての人の人生が、尊重され、愛され、その人自身のものであるべきで愛おしくやさしい社会でありますようにと願う私たちの声でもあると考えています。

労働・雇用問題の中で生きづらさを抱えている若者や社会問題から生まれるトラウマや傷に阻まれて、人生を主体的に考えることが困難な方が、どのように暮らし、働き、生きていきたいのか、まずは自らの言葉で打ち明けられること、自分を主語に話すことができることで少しずつ形を成し自然な形で日々の暮らしに投影していけると信じています。ハローワークミニ!は新たな就業支援拠点として、住みゆく人々と地域支援とが混ざり合う出発点となれるよう、一人ひとりの“人生”と向き合っていきます。

【ハローワークミニ!】WEBサイト       

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【NPO法人HELLOlife】と出会って

私、高橋 慧はハローワークミニ!やHELLOlifeの活動を応援してくださる方を自分の言葉と走る姿をもって募ることができたなら!という想いを持って、大阪マラソンを走ります。

【誰もが自分らしい働き方・生き方を実現できる社会をつくる】

HELLOlifeが掲げるビジョンに私自身も深く共感し、今年の5月から働いています。誰もが自分らしくいられる社会がHELLOlifeを通じて広がっていくその姿に思いを馳せ、いつか先の未来で必ず見ることができるよう、私の「生きる」を注いでいきます。震災のとき、数多くの方にご支援いただき、そのあたたかさに触れ、やわらかくやさしい社会の形を見ました。誰かが差し伸べてくれた手を、途絶えさせることなく自身の手で繋ぎ、そしてまた誰かが繋いでいくと信じること。この連鎖がずっと続いていく限り、一人でも多くの誰かにとって「自分らしく生きていい」と思えるきっかけとなる。そう信じずにはいられません。

以上が私、高橋 慧の決意表明です。大阪マラソンを走ることを通じて、私の想いやハローライフの活動を知っていただく機会とし、願わくば誰かの背中をそっと押すことができたなら、また1つ「生きる」を注ぐことができたのかなーなどと思っております。何やら想いばかりが先行してしまいましたが、そのような気持ちのもと大阪マラソンを精一杯走ります。最後に、繰り返しのお願いとなりますが、HELLOlifeやハローワークミニ!の未来に期待を寄せてくださる方、長々と書き連ねた決意表明をここまでお読みいただき「がんばれや」「なんかいいやん」と思っていただけましたら、どうか寄付や応援という形でのご支援をよろしくお願いします。

※皆さまからの寄付は、ハローワークミニ!にて無料で実施しているキャリアカウンセラーによる就業サポート(求人検索や適職診断・キャリアカウンセリングなど)を継続的に提供できる仕組みづくりに活用致します。


支援先の団体

NPO法人

HELLOlife

〒550-0004

大阪府大阪市西区靱本町1丁目16−14

06-6147-3286

https://co.hellolife.jp/

代表:塩山諒

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