私たちは1978年の設立から46年間、「ビフレンディング=be+friending(友となる、そばにいる)」という言葉を胸に、死にたいという気持ちもありのまま受けとめ、心によりそう活動をしています。
大阪マラソンで頂戴する寄附金は、生きづらさを抱える方のお話を聴く電話・チャット相談活動の運営費、また、若者の居場所事業の拡充などに充てたいと考えております。
※当団体へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付金控除)の対象です。
ストーリー
私たちの活動
電話相談、チャット相談、自死で大切な人を亡くされた方のためのわかちあいの会運営、また、2023年8月には、24時間つらい思いを書き込めるネット掲示板「思いをのせるこころノート」を開設するなど、生きづらさを抱える方がありのままの思いを話せる場所を広げてきました。
取り組む課題
年間2万人を超える自殺者数。
単純な比較はできませんが、交通事故で亡くなられる方は年間2,500人前後だと言われているため、事故で亡くなられる方の約8倍の方が自殺しているというのが今の日本の現状です。
私たちの電話相談窓口には、ひと月で約1万件を超える着信があります。それを踏まえても、死にたい気持ちを抱え、自殺をしようと考える方は、私たちの周りに思っている以上にたくさんいるはずです。そして、自死遺族として遺される方は、自殺される方の何倍もいます。
とても深刻で、実はとても身近な問題なのです。
私たちが目指すもの
自殺を考えるほど苦しんでいても、「心配かけたくない」「死にたいと言って周りにどう思われるか不安」など、その悩みを周囲の人にはなかなか打ち明けることができません。
ひとりで抱えきれないつらさがあるのに、誰とも繋がれないから、死にたい気持ちが強くなる。生きる選択肢が見えない人にとって、自分の胸の内をありのまま話せる場所が必要です。誰かに話すことで、再び自身の人生を歩み始める人もいます。
一人では耐え難い時にそばにいるのが我々の役割であり、心によりそい、共に生きる存在を目指して活動しています。
専門家でもアドバイザーでも、身近な存在でもない「ビフレンダー」として、 死にたい気持ちに寄り添って、共に生きていきたいです。そして、ありのまま話せる場所を広げ、誰もがが自身の苦しみをありのまま打ち明けやすい社会に変えていきたいです。
ご寄付について
大阪マラソンでいただいたご寄付は、悩みを抱える方のお話を聴く相談活動や、生きづらさを抱える若者のための居場所運営の資金として、大切に使わせていただきます。
今回の大阪マラソンで300万円のチャリティをいただけたら、例えば、計6,000人(年間相談件数)の方の相談を受けることができます。
ご寄付は寄附金控除の対象となります
メッセージ
「生きるためにつらいと言える場所」を広げていく。
私たちビフレンダーズのこういった活動に共感してくださった方は、ぜひ一緒に大阪マラソンを走っていただけたら嬉しいです。
みなさんが走ることで、誰かの心を支えることに繋がると信じております。
皆さまの応援・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。