「ここ」について

NPO法人ここは、2008年から不登校の子どもたちの学校外の学びの場「フリースクールここ」を運営してきました。

フリースクールここは、現在大阪市と吹田市に４つの校舎があり、小学１年生から高校3年生の子どもが約80名通っています。

各校舎では、学習支援を中心にキャリア教育や体験活動として月に一度キャンプなどを開催しています。

16年間の活動の中で、200名以上の子どもたちが復学・進学・就職を機に卒業をしてきました。

アフターフォローとして、卒業生も参加をすることができるクラブ活動も運営をしていて、フットサル部や家庭科部・ダンス部やオンラインゲーム部などもあります。

また、不登校の子どもの保護者を対象に親の会や相談会も定期的に実施をしています。

（毎年3月に開催するフリースクールここの卒業式「出発式」の様子）

【出発式の様子と卒業生を取材いただきました】

必要な人に必要な情報を。全ての子どもたちが教育を受ける権利がある

不登校の子どもの4割近くが、どこにも相談できず支援を受けることができずにいます（文科省調査）。

保護者も我が子が不登校になると、家族や地域住民から自己責任論を突き付けられ社会から孤立することも多いのが現実です。

【フリースクールここの生徒の気持ちや座談会の様子を取材いただきました】

不登校の子どもたちは、個々の特性や状況に応じた適切な個別支援・学習支援や生活支援を受けることさえできれば、他者とのかかわりの中で自尊心を取り戻し次のステージへ自走することができると感じています。

このことから、「不登校」を学校や地域を含めた社会全体で解決すべき社会課題として捉え直し、不登校の親子へ必要な支援と情報を届ける必要があると我々は考えています。

大阪マラソンを通じ、これらの認知が広がることで不登校に纏わる社会課題の解決へと進んでいけると信じています。

「ここ」の仲間として一緒に大阪の街を走ってみませんか？

誰もが通えるフリースクールを目指して

フリースクールは、基本的に行政の支援は一切なく、ご家庭から月謝としてお金をいただくことで家賃を払ったりスタッフを雇用し運営をしています。

月謝を払うことが難しいご家庭は、寄付をいただくことで対象のご家庭の月謝の減免やイベントの参加費として活用させていただき、フリースクールに通うことができています。

大阪マラソンで集まった寄付金は、金銭的な理由によりフリースクールに通うことができない子どもたちのための体験活動にかかる費用や月謝の減免として活用させていただきます。

学校や企業・地域との連携

フリースクールここに通う子どもたちは、在籍校である小中学校のご協力により全ての生徒が出席扱いとなっています。

様々な理由で学校に行くことができない子どもたちも、後ろめたい気持ちを持つことなく「ここ」に通い成長をしています。

また、多くの企業や地域にもご支援をいただきながら運営をすることができています。

毎日のお昼ご飯を作るための食材や生活必需品のご寄付、体験活動にかかる費用やイベントへの招待をいただきながらフリースクールここは運営を続けることができています。

（NPO法人ここは、近畿ろうきん様の社会貢献預金「笑顔プラス」の寄付先団体に選ばれています。）

(YKベーキングカンパニーの皆さまより、パンのご寄付を毎週いただいています。)

（子どもたちが運営をする「かろーぐカフェ」の準備の様子）

（地域のイベントに出店しているたこ焼き屋の様子）

【アウトドアフットウェアブランドKEEN様にご支援いただき開催した無人島キャンプの様子です。】

エントリーのお願い

フリースクールここを運営しているのは、20代30代の若いスタッフが中心です。

「とにかく子どもたちや保護者の皆さんの力になることはどんどんやっていく！」と、持ち前の行動力で新しいことにチャレンジし続けています。

（吹田市で開催された建都リレーマラソンに出場したスタッフの様子。）

そんな我々と一緒に、子どもたちのために大阪の街を走っていただける方を募集しています！

初めての方も、お父さんお母さんもぜひ我々の仲間になって、大人がおもいっきり楽しんでいる背中を子どもたちに見せてあげてください、お待ちしています！

寄付金の控除について

当法人へのご寄付は、寄付金の控除の対象ではありません。

ご理解の程、よろしくお願いします。

「ここ」へのお問合せ

メール：contact@npokoko.org

電話：06-6382-5514