認定NPO法人D×P大阪マラソンエントリーページ

寄附先

認定NPO法人 D×P(ディーピー)

支援総額

179,932円

支援総額

179,932円

支援者数

30人

残り

168日

チャリティランナーにエントリーする

または

※ ランナーとしてエントリーせずに団体を支援したい場合はこちらをお選び下さい。

私たちは経済的困難、中退、虐待など、さまざまな困難な環境下にあるユース世代(13歳〜25歳の若者)の孤立を解決するために活動しています。繁華街とLINE相談で彼らと出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。公的機関だけでは補いづらい部分をカバーするため、民間からセーフティネットをつくり、多様な機会(人・企業・地域)を活かしつなぎ、世の中にまだない機会をつくります。

若者が暮らす地域に、そして社会にD×Pの価値観に共感し体現する人がいることは、誰にとっても大きなセーフティネットになるはずです。

どんな境遇にあっても、「生きていける」と思えるようなつながりを得られる社会をわたしたちと一緒に実現する仲間になってください。

ストーリー


団体概要


当団体は経済的困難、中退、虐待など、さまざまな困難な環境下にあるユース世代(13歳〜25歳の若者)の孤立を解決するために活動しています。繁華街とLINE相談で彼らと出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。公的機関だけでは補いづらい部分をカバーするため、民間からセーフティネットをつくり、多様な機会(人・企業・地域)を活かしつなぎ、世の中にまだない機会をつくります。

当団体では、主に2つの事業を行なっております。


①大阪ミナミの繁華街での居場所事業

大阪ミナミの繁華街(通称グリ下)に集まる、家庭や学校に居場所がない若者が安全に過ごすことができる「ユースセンター」を開設しています。食事の提供やゲームや漫画、音楽などを通して若者がゆっくり過ごすことができる空間をつくっています。生活支援だけでなく、行政や医療機関、専門機関などと連携し、悩みに寄り添いながら伴走支援をしています。


②LINE相談事業「ユキサキチャット」

全国の13~25歳の若者が、進路や中退、生活相談ができる窓口を運営しています。特に経済的に厳しい若者には食糧支援・現金給付を実施。食糧支援で目の前の生活を安定させ、就職や進学、公的機関へのリーチなど、本人が次の一歩を進めるように伴走します。


取り組む社会課題


わたしたちが取り組む社会課題は、「ユース世代の孤立」です。「ユース世代の孤立」は、不登校・中退・家庭内不和・経済的困難・いじめ・虐待・進路未定・無業などによって、いくつかの安心できる場や所属先を失ったときに起こります。



彼らひとりひとりの境遇はさまざまです。経済的に困難な状況にある人、家庭や学校が安心できる場ではない人、発達障害/学習障害を持っている人など、多様な事情が重なり合っています。それらの事情によって、孤立しやすい状況が生まれています。


家庭の経済状況は、教育や文化的経験の機会に影響します。居場所だと思える場やコミュニティに出会うきっかけが少ない状況になります。くわえて、過去の経験によるつながりづらさもあります。いじめや人間関係のトラブル、家庭での暴力や虐待・無関心など、さまざまな背景からの心理的ハードルです。これらが重なると、さらに孤立が深まります。


また、未成年であれば本人が自力でとれる選択肢は狭まります。彼らが頼れる人とのつながりをなくし孤立した状況になると、社会にあるさまざまなセーフティネットへ辿り着くことも難しくなります。また、危険な大人とつながり事件に巻き込まれてしまうなど、深刻な状況に陥ってしまうこともあります。


私たちが目指す社会


ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」。


その人がどんな境遇にあっても、周囲の人の手を借りながら、 自分なりの一歩を踏み出せる社会をめざします。


事業内容とこれまでの実績


私たちは主に2つの事業を行なっております。


1.LINE相談事業「ユキサキチャット」

経済的困難・不登校・中退など、13歳〜25歳の進路・就職や生活相談


2.ユースセンター

繁華街で若者が安心して利用ができ、主体的に活動ができる居場所


①ユキサキチャット

「ユキサキチャット」とは、親や周囲を頼れない全国の13~25歳までの若者に向けた、LINEを使って相談ができる窓口です。

食糧支援・現金給付を組み合わせ関係性を構築し、ひとりひとりに応じたサポートの提案を行い、生活の安定と孤立を抜け出す手助けをしています。



ユキサキチャットの特徴

・社会福祉士、精神保健福祉士などの専門性を持ったスタッフが「否定せず関わる」ことを大切に若者と関わる

・親に頼れず困窮する若者には、ひとりひとりの状況に合わせて現金給付・食糧支援を実施

・一時的ではなく、長期的なサポートを届ける


相談内容(例)

・転校・編入を考えている

学校に行けない日が続いていて、通信制か定時制高校に転校するのか、中退して働くのかを迷っています。親は「高校は卒業しなさい」としか言わず、学費や手続き、卒業後の進路などのことを考えると転校か働くかを迷っていることも言い出せずにいます。


・経済的な理由で進学か就職か迷っている

ひとり親家庭なので、高卒で就職したほうがいいのか進学したほうがいいのか迷っています。進学できても生活費を稼がなきゃいけないし、ちゃんと学生生活が送れるかな…。どうすればいいですか?


・親に頼れず、生活が不安

アルバイトの給料を生活費にしているのですが、コロナで働く日が減ってしまいました。仕事はなかなか覚えられないし人と話すのも苦手なので、あたらしい仕事を探すのも不安です。親には頼れないので、自分がもっと働くしかないのですが…。


・どうにか状況を変えたい

進路が決まらず、高校を卒業しました。同年代は今ごろ進学していたり、働いていたりすると思うと、昼間に外に出るのもつらくて。家は経済的に余裕がないので、働いて自立したいと思ってるのですが…。


困窮する若者へ食糧支援や現金給付を実施

保護者に頼れず困窮する若者が、安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。


食糧支援


約30食をすぐに届けます。届ける食品は、パスタやパスタソース、レトルトのカレー、缶詰、お米など。食糧支援を実施する相談者の多くは日用品も我慢していることが多いため、生理用品、ボディーソープなど必要なものがないかを選択式のフォームで尋ね、回答があったものを一緒にお届けします。


現金給付


緊急の場合の一括8万円給付や1万円ずつを3ヶ月など、相談者事情に合わせて給付を行ないます。給付の目的は、生活費、家賃、学費の支払いや、ライフラインの滞納の解消などの支払いに充てることとしています。


これまでの活動実績

・登録者数:13,878人

・ 現金給付額:8,024万円

・食糧支援数:220,530食


②ユースセンター

居場所を求める若者が集まる、大阪有数の繁華街の「グリ下(道頓堀のグリコ看板下)」から徒歩5分の場所で、ユースセンターを開所しています。ごはんを食べたり、ゆっくりしたり、仮眠をとったりと安全に過ごせる空間をつくっています。


繁華街にたどり着く若者はこれまで複数の大人との関わりで傷つき、福祉や医療などの既存の支援につながるハードルが高くなっています。しかし、本人だけではどうにもならない環境に置かれていることも多いです。


ユースセンターを開けていない日は、個別面談をしたり、医療機関や自治体の窓口に付き添う同行支援をして、本人の望む状態に進めるよう一緒に考えていきます。


D×Pのユースセンターが目指すのは「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」こと。ユースセンターが中継地となって、世の中にある多様な社会的資源につながり、若者ひとりひとりが自分なりに生きていけるような環境をつくります。



ユースセンターには3つの機能があります。

①エネルギーをためられる

ごはんを食べたり、仮眠を取ったり、ゆっくりすることができる場所です。ゲーム、演奏、漫画を読むなどそれぞれの方法でエネルギーをためられる安全な場をつくります。


②自分の意見が尊重され、主体的に活動ができる場所

自分の状態や気持ち、権利が尊重されることを大切にしています。例えば食事を食べるか、食べないかなども利用者本人が決められるようにしています。


③これからについて一緒に考えてくれる人とつながる

スタッフが常駐し、生活や仕事のことなどを相談ができます。

行政や病院、専門機関へ一緒に同行することもあります。


これまでの活動実績

・開所回数:94回

・利用人数:延べ5,065人

・食事提供数:延べ4,189食




D×Pのこれから


ユキサキチャット

ユキサキチャットの利用者は、現在約1万3,000人です。しかし本当に支援が必要なのは、推計200万人以上いると思われます。

自団体の活動にとどまらず、他の団体へのノウハウ共有や連携により、若者へのアウトリーチを拡げていくことで、2030年までに対象のユース世代の3割にアウトリーチします。


オンライン上でのアウトリーチ

・ユース世代に向けて、

 SNS等で広告の発信を強化します。

・やさしい日本語版ユキサキチャットの 立ち上げ等、多様な背景をもつユース 世代にリーチできる体制を整えます。


他団体へのノウハウ提供・アライアンス

・他団体とアライアンスを組み、必要に応じて当団体のノウハウを提供し、当団体だけではつながることができなかった層にリーチできるようにします。


ユースセンター

ユースセンターが下記3つを満たすような場所を目指します。


1.「安心できる、本来家庭で得られるような経験ができてエネルギーをためられる場」

・食事を一緒につくる、食べる、片づける経験

・ゆっくりできる場所

2.「自分の意見が尊重され、主体的に活動できる場」

・やりたいこと、興味があることに出会える機会ややりたいことを応援する人がいる

・場所の運営に役割があり、自分たちで場所のこと、ルールを決められる

3.「自分の未来について一緒に考える人と出会える場」

・スタッフが常駐し、生活や仕事のこと等をいつでも相談ができる

・行政や専門機関への相談同行するスタッフがいる


繁華街全体を巻き込み、ユース世代が安心して過ごせる居場所にもなり、学びを得られたり、自立に向けて動く場になるような繁華街の新しいセーフティネットをつくっていきます。




代表 今井よりメッセージ


マラソンを走って寄付する、ということに違和感がある方もいるかもしれませんが、直接活動に関係のないことがユース世代の社会課題などを知っていただく機会にもなりますし、寄付が始まるきっかけになります。私自身もサハラやゴビ砂漠を走ることで寄付を集め、「今起こっていることを知ることができた」「初めて寄付した」と言われました。大阪の街を走れる面白いイベントですし、これを機会にチャレンジしてみてください。


認定NPO法人D×P 理事長 今井紀明


寄付金の使途


寄附金は、年間延べ4000人が利用する大阪ミナミのユースセンターでの食事提供や病院同行時の診療費などの給付支援費、若者の相談・同行支援等に対応するスタッフ人件費に活用します。また、オンライン相談「ユキサキチャット」の相談員人件費や食糧支援、生活支援などに活用していきながら、D×P全体の活動に使用していきます。これにより、より多くの若者に安心して過ごせる環境を提供し、生活をサポートします。


①大阪ミナミの繁華街にある「ユースセンター」事業

年間のべ4000人が利用するユースセンターの運営費として活用します。ユースセンターの利用者は若者の口コミを通じて増加しています。オープン当初は平均40人前後の利用でしたが、現在は平均60人となりました。利用者の増加に伴って関係性を築きながら、行政や福祉・医療の専門家と連携したり、個別面談や同行支援のニーズも高まっています。寄附金は、食事提供や病院同行時の診療費の支払いや給付支援、多くの若者に必要な対応(相談・同行支援等)をするためのスタッフの人件費に活用します。


②ユキサキチャット(登録者数14,000人)

登録者は年々増加しています。また物価上昇の影響から2023年度の食糧支援の発送数は前年の1.4倍となりました。しかしながら、当団体の対応キャパシティが不足しています。そのため、寄附金を活用し、社会福祉士や精神保健福祉士など専門性を備えた相談員の人件費や、食糧支援(年間13万食提供)および生活支援のための資金に充てます。これにより、より多くの若者が安心して過ごせる環境を提供し、彼らの生活をサポートしていきます。


寄付控除の有無


有り。

D×Pは、大阪市から認定を受けた「認定NPO法人」です。認定NPO法人へのご寄付は、税控除の対象となります。


個人寄付の場合

 D×Pは認定NPO法人のため、ご寄付は税額控除の対象となります。

確定申告を行なうことで、約40%のお金が戻ってきます。

寄付金受領証明書を添えて確定申告を行なうことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。地方税も寄付金控除の対象となりますが、控除割合は各自治体によって異なります。詳しくは各地方自治体にお問い合わせください。


寄附金控除の詳細は下記のURLをご確認ください。

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最後に


様々な団体、地域の方や専門家の方や自治体などとも一緒になって、若者が安心して過ごし自立に向けて動ける社会をつくっていきたいと思っています。


わたしたちが目指すのは、ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会。

若者がどんな境遇にあったとしても、自分の未来に希望を持てるような社会の構造をつくります。


わたしたちは、多くの方からの支援によって活動を続けています。


若者が暮らす地域に、そして社会にD×Pの価値観に共感し体現する人がいることは、誰にとっても大きなセーフティネットになるはずです。


どんな境遇にあっても、「生きていける」と思えるようなつながりを得られる社会をわたしたちと一緒に実現する仲間になってください。


お問合せ


認定NPO法人D×Pチャリティマラソン事務局

大阪マラソン担当:岩井

メールアドレス:dp.prfr@dreampossibility.com

電話:06-7222-3001



エントリー中のチャリティランナー

認定NPO法人

D×P(ディーピー)

〒540-0032

大阪府大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋33号室

06-7222-3001

http://www.dreampossibility.com/

代表:今井紀明

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