絶滅危惧種のウミガメを守りたい!地域の人々と共に産卵地を未来に残すプロジェクト

寄附先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

アオウミガメ

支援総額

1,084,797円

支援総額

1,084,797円

支援者数

137人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

【クラウドファンディング終了】沢山の温かいご支援に感謝です!

2024/5/1 21:01

こんにちは、横浜事務所の井ノ口です。
昨日でクラウドファンディングの受付終了となりました。

最終的に136名の方からのご支援により、1,081,384円が集まりました。目標額に対し90%の達成度でしたが、新たなご支援や引き続きの温かいご支援、応援コメントに非常に励まされました。また、今回はサポートファンディングという形で、5チームの方々にも寄付金集めを協力いただき、非常に心強かったので改めて感謝申し上げます。
改めてELNAが実施しているウミガメ保全活動は、「組織内だけの活動ではない!」ことを実感しました。
不足分は新年度も明けたばかりなので、スタッフ一同力を合わせながら資金獲得にも取り組みながら組織のミッションのため尽力して参ります。

野生動物の保全は長い時間が必要であり、多くの皆様からのご支援・ご協力が不可欠な社会課題です。引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

なお、リターンの送付の予定時期は下記の通りです
・会報・・・夏季(7-9月)、冬季(1-2月)
・勉強会・交流会など・・・冬季ごろ、1年以内
※この後長期出張が入っており、5月末に戻り次第企画など進める予定です。迅速な対応や共有ができずに恐縮ですが、末永いおつきあいをよろしくお願いいたします。


こんにちは。横浜事務所の井ノ口です。

今日は、インドネシアでの活動について紹介します。インドネシアの活動はすべて現地パートナー団体のインドネシアウミガメ研究センター(Yayasan Penyu Laut Indonesia)と一緒に活動しています。

インドネシアでの活動は主に2種類に分かれます。

①タイマイ・アオウミガメ産卵状況の調査、卵の保護

私たちは1995年よりインドネシアにて、7種類のウミガメのうちの一種「タイマイ」の産卵状況の調査を行っています。2008年までに延べ39地域(505島)の調査を行い、約20,000巣のタイマイ産卵跡を確認しました。

しかし、ふ化の跡を確認できたのは4巣のみ…。他はすべて食用や販売目的のために地域住民により採取されていました。1980年代と比較するとタイマイの産卵数は82%も減少しており、中にはすでに絶滅した地域も出現しています。

そうしたことから、ELNAでは、ウミガメ卵の盗掘を防ぐために地元住民をウミガメ卵の監視員として雇用するシステムを導入しています。

現在はジャワ海にある4島で活動を行っており、それぞれの場所で成果を上げています。

例えば、ある島では活動開始当初(1998年から8年程)は年200回程しかなかった産卵が活動開始9年目から増加しはじめ、2020年には1年で1925回の産卵が確認されるようになりました。

また、近年の遺伝子解析により、4島それぞれが遺伝的に異なる個体群であり、それぞれの子孫を守ることの大切さが科学的にも証明されています。

②オサガメ・ヒメウミガメ産卵状況の調査

ウミガメ種の中でも最も絶滅に近いとされているオサガメは、太平洋、大西洋、インド洋に生息しています。

その中でも、太平洋のオサガメはこのままでは近いうちに絶滅するだろうと言われています。パプアでは、1999年からパプアのオサガメ保全事業を行っています。2地区でモニタリング調査を継続しておりましたが、現在は1地区のみで活動を継続しています。

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資金難の状況もあり、活動を縮小しながら継続している状況ではありますが、組織として活動規模を戻せるように資金獲得にも努力していきます。

その間、優先すべき事項を見極めながら保全活動を継続しつつ、将来的に重要な産卵地の個体群が残されるような活動にも取り組んでいきます。

インドネシアでの活動は、一般の方々からのご寄付・ご支援の下で継続できている活動です。末永く応援をよろしくお願い致します。


活動報告をご覧いただきありがとうございます。

スタッフの徳田和之と申します。

私は物心ついた頃から海の生物が好きでした。

大学は海洋生物学を専攻し、卒業後はいくつかの仕事を転々とした後、今から5年程前に小笠原海洋センターへ入職しました。

それまで、小笠原諸島という場所は一度も訪れたことはありませんでしたが、海洋生物の宝庫であることだけは知っていたため、これからどんな生き物たちとの出会いがあるのだろう…と、胸躍らせるような気持ちがあったように思います。

いざ従事し始めると、今まで目にしたことのなかった雄大な自然の姿に圧倒されながら、アオウミガメと共にここまで駆け抜けてきました。

野生の中に生きるアオウミガメの姿から得られた情報や知見はかけがえのないものであり、実際にフィールドに出て、その生物本来の姿をその目に焼き付けることのことの重要性を、この島に来て、この仕事に従事をしてゆく中で知ることができました。

小笠原諸島の人々とアオウミガメは、遡ると今から約200年前に島へ人が移り住んだ頃から深く関わり合いながら今日まで歩んできています。

この関係性を後世までに続けてゆくために、私たちの日々の業務や活動には責任が伴っていると感じています。

その中で私は、「知る」ということに重きを置いていて、現在、主に観光で来島した方々に対する普及啓発活動に力を注いでいます。

小笠原のアオウミガメについて伝え、受け手が興味や関心を抱き、果てはウミガメのために自ら行動するといった形へと繋がることを目指しています。

この活動報告をご覧になっているということは、少なからずウミガメについて興味や関心を持っているのではないかと思います。

子ガメが可愛くて大好き、最近テレビを通じてウミガメが抱える現状を知ったなど、どんなきっかけでも構いません。

このクラウドファンディングを通して、よろしければ一緒にウミガメの保護や保全、調査研究活動にご参加をいただけましたら幸いです。


\クラウドファンディング終了まで残り1日!!!/


皆さまはじめまして!

小笠原海洋センターで勤務しているELNAスタッフの清水と申します。

ELNAとの出会いは約3年前、SNSで「小笠原海洋センターのスタッフ募集」の投稿を見かけたことに始まります。

ウミガメ可愛いな~と偶然フォローしていたアカウントでしたが、ちょうど転職を考えていたので応募してみることに。

そこで初めて「エバーラスティング・ネイチャー」というNPO法人が運営していること、世界のウミガメの産卵地で調査活動をしていること、研究も行い論文を書いていること、小笠原は東京から船で24時間もかかるうえにその船が週に1往復しかないことなどを知りました(小笠原まで船で3時間くらいだと思っていました…)。

あっという間に採用通知をいただき、小笠原という未知の土地で始まった新生活。

始まってみると、ウミガメに魅了されっぱなしの毎日でした。

可愛らしい見た目は生後数日から1年後まで毎日のように変化していくので飽きません。何も考えていないようなウミガメですが、行動も意外とバリエーションがあり、それぞれの個性もあるので300頭以上いる子ガメたちを見ているだけで楽しめます。

産卵に来るお母さんガメはいつも想像の斜め上の行動をしてくれるので、何度出会っても毎回、特別な出会いに感じられます。

これはこの2年半、ずっと感じているウミガメの魅力でもあります。


今回のクラウドファンディングで主な対象となっているインドネシアの活動地には、新型コロナウイルス流行の影響などもあり、まだ訪れることが出来ていません。

しかし、小笠原と同じように個性豊かで愛らしいウミガメが絶滅の危機に瀕していて、さらに、資金不足のために保全活動も満足に行えない状況と考えると、ELNAのスタッフとしても、私個人としても何か出来ることはないかと考え、この活動報告を書かせていただきました。

小笠原では形を変えながら100年以上続いてきたアオウミガメの保全活動があり、現在アオウミガメは少しずつ増えていると考えられています。

それでもまだまだかつての生息数には及ばない状況ですが、小笠原に住む人々はウミガメのことを気にかけ、共存していると言っても良い環境になっていると思います。

インドネシアのELNA活動地では、近年少しずつ産卵巣数の増加が見られています。

これからもっとウミガメと人が幸せに暮らしていける世界を作れるよう、ぜひクラウドファンディングでのご支援をよろしくお願いいたします!


\ クラウドファンディング終了まで残り2日!! /


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認定NPO法人

エバーラスティング・ネイチャー

〒221-0822

神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-17-8アクティパートⅡ 4F

045-432-2358

https://www.elna.or.jp/

代表:藤野 彰

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