5歳の娘がいます。日々色々な経験をしながらたくましく育っています。こどもの可能性は無限で、昨日まで出来なかったことがあっという間に出来るようになり、瞬く間に成長していきます。こどもは自然と成長していく面もあるとは思いますが、周りにいる大人がある程度は環境を整え、新たな挑戦をし続けることができる機会を積極的に設けることも大切だと考えています。わが町にしなり子育てネット様は、地域においてこどもたちにそのような貴重な機会をもたらし、こども同士が結び付いて仲間として絆を深めあっていくといった素晴らしい取り組みをされており、私個人としても共感いたしました。

マラソンランナーは孤独か？という問いを見たことがありますが、私はマラソンをしている中で孤独を感じたことはありません。たとえ一人で参加する大会でも、自分を支えてくれる家族や友人、本番に向けて一生懸命走り込みを続けてきた他のランナーの皆さん、ボランティアで大会を運営くださる皆さん、沿道で応援してくださる皆さん、色々な方々とつながることが出来るのが、マラソン大会の醍醐味だと感じています。また、マラソン大会ではトップアスリートの皆さまと出会いかけがえのない経験をすることもできます。川内優輝さん、設楽悠太さん、大迫傑さん、猫ひろしさん、エリックワイナイナさん、などなど、自分など足元にも及ばないランナーの方々とマラソン大会で同じ時間同じ場所を走ることで得られる刺激も自分にとってかけがえのない財産です。

私はマラソン歴15年を超えましたが、走り続けていることによってつながることのできた友人も多くいます。生きていくためには想いを一緒にできる仲間が必要です。走ることは手段の一つにすぎませんが、人とつながることの大切さをこどもたちにも伝えていくために、この大阪マラソンも一生懸命走ります。