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私たちは、スポーツの力で社会課題を解決する取り組みを展開しています。

その主軸となる活動が「パトラン」です。パトランとは街を走ってパトロールする、地域の安全を守る新しいスタイルの防犯活動です。活動に賛同いただいたメンバーが赤いTシャツを着て、夜間や下校時間に走りながらパトロールをします。現在、全国44都道府県で、約3,000人の「パトランナー」が個人もしくはチームを組んで活動しています。

■その走りは「ため」になる

まちの「ため」、誰かの「ため」、自分自身の「ため」などパトランへ参加する理由は人それぞれ。社会や地域のためと重いハードルを課すことなく、誰でも気軽に取り組めるのがパトランの魅力のひとつです。

自分なりの目的を持ち、楽しく参加することが結果的に社会のためにつながると考えています。

■私たちが取り組む社会課題

主に以下の課題解決に向けた取り組みを進めています。

そのためにはまちを見守る温かい大人の目線が必要です。

■パトランの活動内容

パトランでは課題解決に向けて大きく５つの取り組みを進めています。

■パトランの活動実績

2022年度は1年間でのべ34,350人、累計35,439時間パトロールを行いました。

2016年から2022年までの累計では170,017人となります。

2022年は379件の現場対応、まちのインフラ等の改善要求を980件実施し、105件が改善されました。

■代表挨拶

今年で大阪マラソンチャリティ寄付先団体に選定いただき7年目となりました。大阪マラソンがあったからこそ、これまで全国各地で活動を推進することができ活動を維持することができました。日本最大規模のチャリティマラソンである大阪マラソンを私たちも盛り上げていきたいと思っています。私たちだけでは心許ないので、ぜひ皆さまの力をお貸しください。

大会でお会いできること楽しみにしています！

■活動のきっかけ

この活動のきっかけは、知人女性が駅から自宅へ帰る途中、不審者被害にあったことでした。その時に初めて、命を脅かされる危険が身近に潜むことを知りました。同じような被害を生まないために何かできないだろうかと防犯パトロール活動を始めました。仲間５人と行なっていましたが、何もないのが当たり前の状況でモチベーションを維持することが難しく半年経過した頃には1人で活動している状況に。活動持続のため根本的なしくみを変える必要性を感じ、模索していた時に公園や河川敷をランニングする人たちが目にとまりました。この人たちがフィールドを変えて、街中を走れば地域に人の目ができ、犯罪抑制に役立てるのではないかと考え、始めたのがパトロールランニングです。

■寄付金の使途

皆さまからいただいた寄付金については、下記のような使途で大切に使わせていただきます。

①パトラン活動の推進・展開

2023年中に47都道府県での活動の展開を目指しています。

特に大阪及び関西を中心としたパトラン活動の推進を強化します。

また犯罪減少に向けて、パトラン活動の増強・防犯強化を図っていきます。

②子どもたちへ”社会とつながる体験”を届ける

子どもたちに向けたパトラン体験企画「PATORUN-One Day」を開催します。あらゆる子どもたちを対象に、大人たちとの関わりの中で学ぶ心を育み、社会活動を通じて自己肯定感の向上を図ります。

③学校でのパトラン展開

防犯啓発を目的としたイベントを開催します。イベントを通じ、安心安全への普及啓発及び、市内で活動する防犯活動の担い手の増加に向けた取り組みを促進させていきます。