私たちの活動は、より多くの人々が骨髄バンク事業を理解し、参加・協力することにより、骨髄バンクドナー登録者数の増加をはかり、より多くの血液難病患者等が病を克服し社会に復帰できる、やさしい社会づくりを目的とします。

　骨髄バンクドナープールの拡充を目的に日赤の献血会場に於いて街頭での献血の呼びかけと献血者に対しドナー登録説明を実施しています。

　関係諸団体及びボランティアの尽力により、当NPOが実施した２０２２年度の登録会は４７６会場、延べ７１２人の説明員により実施され年間のドナー登録者は３４６５名にのぼりました。

　さらに、骨髄バンクについて知ってもらうことも重要と考え、チャリティコンサートや学生のボランティア団体の勉強会、イベントでの啓発なども継続して実施しています。

私たちの取り組む課題

　骨髄バンクのドナー募集の呼掛けをしていると「いままでどこで登録すればいいかわからなかった。」「骨髄バンク、ドナーなど言葉は聞いたことはあるけど…よくわからない」「怖そう/痛そう」という素直な感想がある一方、「脊髄損傷→半身不随になる」「他人のために危険を冒したくない」など偏見や誤った認識を持つ人が少なからずいます。

ドナー登録の機会を増やすことに加え、このような誤解を解くことや正しい情報を伝えていくことでドナー登録を促進することが重要課題ととらえています。

なぜこの課題に取り組むか

　ドナー登録の最近の状況を見ると、コロナ禍の影響もあり新規のドナー登録者数は減少の一途をたどり、全国の約半数の都道府県で月間の新規ドナー登録を取り消し数が上回る状況が継続しています。

新型コロナ感染症も一応収束した現在、ドナー登録者の増加に再度力を入れるべきタイミングです。　私たちの取り組んでいる骨髄バンクドナー登録推進には皆が助け合える社会に向け一歩ずつ前進することが必要であると考え、継続的な登録会の実施と正しい情報をつたえることを柱としてとらえています。

寄付金の使い道

下記の事業費として活用します。

・「献血併行型ドナー登録会」の会場運営

・医療講演会

・会報の発行やホームページでの発信などの啓発費

　大阪マラソン2024で「NPO法人関西骨髄バンク推進協会」のチャリティーランナーとしてご参加いただき、骨髄バンクのドナー登録活動にご支援いただけますよう、お願いいたします。

「骨髄バンク」のタスキをかけて走ってくださる、骨髄バンクランナーズも募集しています！