■ホープとは?
水からはじまる自立支援をモットーに、アジア・アフリカの貧困層の人々に「安全な水」を届けることからはじまる経済的自立支援を行う国際協力NGOです。
現地の人たちが支援を受けるだけではなく、事業を通してスキル、知識、オーナーシップを身につけ、事業終了後は自分たちの力で歩んでいける「自立」を目指して活動しています。
■寄付金の使途
次の3つの活動に使わせていただきます。
1. 安全な水の供給
カンボジア・エチオピアで井戸や電気を使わず重力を利用して水を供給する簡易水道を建設します
・家の近くで安全な水が手に入るようになり、水汲みの重労働から解放されます
・汚れた水が原因で罹っていた病気の発症率が下がります
2. 女性のエンパワメント
水汲みから解放された女性が社会的・経済的に自立するためのスキル向上と自己実現のためのトレーニングをうけ、小規模ビジネス支援を開始します。
3. 日本国内での啓発活動
活動地域の現状と課題を伝えるため、現地の人々のストーリー動画を作成します。
■寄付金控除の有無
有り。当団体へのご寄付は税制優遇措置の対象となります。
詳しくは下記URLをご覧ください。
https://www.hope.or.jp/tax-deductions
ストーリー
団体概要
ホープ・インターナショナル開発機構とは?
ホープ・インターナショナル開発機構は1970年代にカナダで設立され、日本では2001年に愛知県で活動をはじめた国際協力NGOです。アジア・アフリカで安全な水の供給から始まる包括的な支援を実施し、貧困問題を解決するための活動をしています。国内では活動地域の現状や文化を伝える国際理解教育やチャリティーイベントを開催しています。
取り組む社会課題
安全な水の供給からはじまる、貧困の連鎖を断ち切るホープの支援
私たちが活動しているカンボジアやエチオピアには、「水」が手に入らないことで貧困に苦しんでいる人たちがいます。
貧困は連鎖し、世代を超えて人々を苦しめ続けます。一度そのサイクルに陥ってしまうと日々を生きることに精一杯になり、根本的な解決策に目を向けられなくなってしまいます。
開発途上国では多くの場合、水汲みは女性や子どもの仕事とされています。
水がなければ女性や子どもは水汲みに毎日何時間も費やさなければならず、女性は社会とつながる機会を奪われて孤立し、子どもは学校に通えず教育を受けられません。
汲んできた水も動物たちが水浴びをする池や川の水で安全とはいえず、水汲みの重労働に追われ抵抗力が弱まっている体では下痢や感染症にかかってしまいます。下痢は子どもたちにとって命にかかわる病気です。
水は誰もが生きていくためには不可欠なモノです。
安全な水が手に入ることで、人々の健康状態や子どもたちの就学率が改善します。女性の社会進出も進み、貧困の連鎖を断ち切ることができるのです。
私たちが目指す社会
<ビジョン>
どんな環境に生まれても、誰もが持っている力を最大限生かせる希望ある世界
人は生まれてくる場所や環境を選ぶことはできません。生まれた環境に左右されず、ひとり一人が持っている力を生かし、希望をもって生きられる世界を目指し活動をしています。
事業内容と実績
「水からはじまる自立支援」とは?
私たちは2001年の団体創設から水からはじまる自立支援をモットーに、活動地域の条件に合った方法で井戸や簡易水道をつくり、「安全な水」を届けることからはじまる自立に向けた包括的な支援を行ってきました。
ホープの支援は水から始まりますが、貧困のサイクルから抜け出せるように、事業地の人々やコミュニティーの生活状況に合わせて包括的な支援を行っています。
支援内容
・水供給、衛生教育
・農業支援、農業用の牛を貸し出すアニマルバンク(マイクロファイナンス)
・学校建設や高等教育の提供
・女性の収入創出活動のサポート
現在までに6万人以上が貧困から抜け出し、自立への道を歩み始めています。
これからやりたい活動
水汲みからの解放、自分の未来を選択できるように
2022年時点、世界では22億人が安全に管理された飲み水を利用できず、このうち1億1,500万人は湖や河川、用水路などの水を使用しています。(ユニセフ「ユニセフの主な活動分野|水と衛生」より)
ひとりでも多くの人が水汲みから解放され、自分や家族のために時間を使えるように、健康になれるように、そして水汲みに費やしていた時間で教育を受けられるように、現地の人々の生活に合わせたさまざまな支援を行っていきます。
代表のメッセージ
ホープは、「水からはじまる自立支援 」で表しているように、貧しい人々に安全な水を供給し、彼らが経済的に自立できるよう教育や女性の小規模ビジネス起業支援などを行っています。
団体のミッションと私個人の信念は似ています。大学で水に関連するエコロジーのボランティアとして活動し、日本の大学院では都市計画衛生工学を学び、その後も水や衛生に関わる仕事に従事してきました。ホープは水を通して自立への道筋を描く支援をしており、その理念に共感してくださるサポーターの方々に支えられています。
ホープは一方的な支援を行いません。現地の人々の「オーナーシップ」が重要であるとの考えから、彼らが自尊心を育み、事業が終わってからは自分たちの力で問題を解決できるよう、積極的な住民参加を促すなど事業には様々な工夫をしています。
私たちは日本、カンボジア、フィリピン、エチオピアなど世界のどこに住んでいようと「健康でより良い人生を送りたい」と望んでいるのではないでしょうか。私は皆さんと協力し合えば、この望みを達成できると信じています。
私たちと一緒に「水のため、希望のため」に走り、大阪マラソンのスローガンである「みんなでかける虹」の実現にご協力いただけますと幸いです。この取り組みに参加してくださる、あなたのサポートに感謝いたします。
事務局長 ベア・ジェフリー
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この大阪マラソンをきっかけに、世界の水の問題を知っていただけると嬉しく思います。
皆さんの好きなマラソンを通して、遠くの国の誰かの人生が変わるかもしれません。
私たちと一緒に「走ることで水と希望を届ける」、Run for Water! Run for HOPE! チャレンジをしてみませんか?