シリアから逃れてきた患者家族を支えたい!~治療を続けられるために~

寄附先

NPO法人 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)

JIM-NET

支援総額

1,174,255円

支援総額

1,174,255円

支援者数

201人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

アナスくんのその後

2024/4/2 12:16

セカンドゴールの中から支援をしていたシリア北西部に住むアナス君の続報が届きました!

家族を支えるためにお墓を堀る仕事をしていたアナス君(当時12歳)でしたが、白血病であることがわかり、治療を開始したのは23年の8月のことでした。しかし抗がん剤など治療にかかる費用が工面できず、クラウドファンディングにて皆さまからご寄付を募りました。

多くの方々からの応援もあり、アナス君は治療を受けることができましたが、11月に体調が悪化、投薬量を増やし、医師からはとても厳しい状況であることが伝えられていました。


◼︎アナス君についてはこちらの記事も是非ご覧ください

https://www.jim-net.org/2023/09/12/9456/

https://www.jim-net.org/2023/10/18/9584/


そして、昨日送られてきた写真には、スコップを持つアナス君が写っていました。

アナス君のお母さんの話によれば、完全には回復しているわけではないが、治療の効果もあり体調がよくなっているとのこと。

そして、アナス君は家族や兄弟のために仕事を再開していました。


食べ物、飲み物、自らの医薬品代のためにも墓堀りの仕事を再開すると決めたアナス君の様子を語るお母さんはとても悲しそうな表情を浮かべていたといいます。

治療だけに専念できない社会情勢に、私たちも複雑な思いです。


アナス君のお母さんからは「アナスを助けてくれてありがとうございます。そしてアナスを気遣ってくれた言葉や祈りをありがとうございます」と、いつもアナス君の様子を連絡してくれているバクルさんより伝えられました。


治安も電気も安定しない地域での治療、そしてこれからの生活。

まだまだ大変な状況が続くことが予想されますが、皆様からのご寄付のおかげでここまで回復するができました。

ありがとうございました。


(写真は元気だった頃のアナスくん)

アナスくんが住むシリア北西部は、イスラエルによるガザへの攻撃やシリアの空港への攻撃で注目が薄れることを狙ったかのように、シリア政府軍やロシア軍からの攻撃が激化しています。

アナスくんは現在、イドリブより移動し、アル・バーブ市(アレッポの東に位置する小さな都市)の病院で化学療法を受けていますが、体が薬を受けつけず、医師からは回復が遅いため投薬量を増やす可能性が高いと言われているそうです。

アナス君の命に危険をもたらすかもしれませんが、ほかの選択肢はないそうです。

治療費などの工面を、現地で動いてくださっているバクルさんが、知り合いに呼びかけながらサポートしています。

そんなバクルさんのアル・バーブ市の自宅も爆撃により家を失ったそうです。

アナスくんは今週月曜日に化学療法を再度受ける予定と聞いておりましたが、治安も電気も安定しない地域のため、その後の様子が心配です。

また情報が入り次第、ご報告いたします。


クラファンの終了間際にアナスくんの体調が悪化し、緊急入院したとの報告が入りました。

(元気な頃のアナスくん)

シリア北西部に住むアナスくん(12歳)は父を亡くし、

大黒柱として、お墓を掘る仕事をして家計を支えていますが、

白血病とわかり、家族もさらに苦しい生活を送っています。


(クラファンを始める前、7月末頃のアナスくん)


アナスくんの治療や、一家の生活を支える一助になればと、

皆様に支援のお願いをしましたが、

体調が悪化し、緊急入院したとの情報が入りました。


どうにか早急にご家族へ支援を届けたいと思い、

アナスくんの支援のために現地で動いてくださっている方に託し、

無事にお母様に手渡すことができたと、連絡をいただきました!


(個人情報の保護を配慮し、お母様の写真は掲載しませんが、

しっかりと渡ったことを、私たちも確認しております。)


また、アナスくんの状況が分かり次第、ご報告させていただきます。


おはようございます🌞

クラウドファンディングが無事に終了いたしました!

最後の2日間で39万5千円ほど集まり、この2カ月の総額は300万円近くとなっております!!

ゆうちょ銀行のデータが明日月曜に届きますので、金額の正式なご報告はまたさせていただきます🍀


私たちの予想を超える多くの皆様からのご寄付を賜り、深く深く感謝申し上げます。


シリアの紛争から12年が経ちますが、シリア難民がまだ故郷に帰れる見込みはありません。

不安な気持ちを抱えて過ごす患者家族たちの一助になりたいと、このクラファンを行いました。

集まった多くのご支援に、とても喜んでくれると思います。

本当に、本当にありがとうございました!!


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NPO法人

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)

〒169-0075

東京都新宿区高田馬場4-4-11内藤ビル2C

03-6228-0746

https://www.jim-net.org/

代表:池住義憲

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