民間図書館はボランティアに支えられています
2023/2/20 08:04
今日はちょっとマジメな話。情報ステーションでは活動方針として、自らの暮らす街の「サードプレイス」を提供することを掲げています。民間図書館を自宅・職場に次ぐ第三の居場所として、イベントやリモートワークに、またボランティア活動への参加の拠点として、使っていただけることをめざしています。
●図書館のボランティア
情報ステーションでは、ボランティアDAYというイベントを毎週のように開催しています。本の登録や本棚の整理など、その日限りで開催時間にふらっと立ち寄り気軽に参加することができるボランティア活動です。
活動開始以降、毎年何百人もの方が参加してくれていましたが、新型コロナ感染症の拡大後は、参加人数が増えています。学生が学内での活動が減った代わりに活動機会を探していたり、子育て中の方が遠出をしにくいという事で、民間図書館のボランティア情報を見てわざわざお子さんと来てくれたりします。 そうやって活動の場を探してきてくださることにとても感謝しています。
●自発性を大切に
一般的にボランティアというと、社会貢献や無報酬のイメージが先行していますが、情報ステーションでは自発性を尊重します。本を登録する等の共通の目的と、その為のシステムや寄贈本などの道具と素材は用意しますが、手順や組み立て方は自由に活動していただきます。大勢で分担して作業効率をめざすもよし、自分の気になる本を選んで納得いくように登録・配架するのもよし、、、なのです。
好きな時間に好きなだけ、どの本でも自分たちで選んで活動をすることができます。 「我々と一緒にやりませんか?」というのが基本姿勢ですので、この作業を手伝ってくださいという事ではありません。こんなゆるい姿勢のボランティア活動の経験が、将来もっと大きなボランティア活動に、自発的に参加するきっかけになるとよいと考えています。
民間図書館の活動に、皆さんも一緒に参加しませんか?(よ)
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