2022年度活動報告① 生産地への経費高騰分への補填を行いました!
2023/6/30 16:49
ご支援者の皆さま
キャンペーン『“フィリピンとの友情の証”を来年の25周年につなげるために!森育ちのしょうがパウダーフェアトレード事業へのご寄付をお願いします。』にあたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございました。
ご支援のおかげで、無事に2022年度も活動を終え、2023年度の活動を開始することができました。
つきましては、大変お待たせをしてしまいましたが、皆様からのご寄付で行った2022年度の活動につきまして、これから毎月、ご報告をしていきたいと思います。
1)経費高騰の補填についての協議
まずは、今回のキャンペーンの目的でもあった、ブラウンシュガー、フィリピン国内交通費の高騰について、現地コーディネーターのアイダさんと協議を重ねて、検討をしていきました。
協議の結果、材料の中では、ブラウンシュガーがコロナ前の2019年度と比較し、1.2倍~2.4倍高騰していることが分かりました。これは世界的な物価高騰の影響を受けたものとなります。
また、生産地の山岳地帯から、生産した森育ちのしょうがパウダーをシュントック財団事務所のあるバギオ市へと運搬する際の交通手段も、ロシアによるウクライナ侵攻による影響での世界的な原油高騰を受け、乗り合いバス(ジプニー)が中心の山岳地帯の公共交通が大幅に減便しており、指定の発送日に確実に製品を届けるためには、車両の手配が必要であることが分かりました。
こうした状況について、毎月のようにミーティングを重ね、以下の使途で生産地への支援を行うことと致しました。
2)ご寄付の2022年度の使途
■森育ちのしょうがパウダー生産地への支援
・ブラウンシュガー高騰への補填: 22,018円(8,606.00ペソ※各住民組織への内訳:ウバパス1,804ペソ、ダイヨコン4,952ペソ、ランパダ1,850ペソ)
・公共交通の停止・減便に対する車両レンタル代:159,639円(62396.5ペソ(2022年度26,396.50 ペソ、2023年度36,000ペソ))
※2023年度も公共交通減便の状況は続いており、こちらも補填を致しました。
・現地でのプロモーション動画作成費77,234円(30,188ペソ)
・バーチャルスタディツアー実施経費58,281円(22,780ペソ)
計 317,172円(123970.5ペソ)
■WE21ジャパン事業担当者人件費 97,000円 ※寄付金の1割を充当致しました。
総計:414,172円
現地でのプロモーション動画、バーチャルスタディーツアーについては、引き続きのレポートにてご報告を致しますので、お待ちください。
3)2023年度の活動について
アイダさんとの協議の結果、現在の森育ちのしょうがパウダーの価格帯では、フェアトレードの売上を使って行われる、地域保健事業への支援が十分に行えない可能性があることも示唆をされました。
これを受け、2023年度は、森育ちのしょうがパウダーの価格を見直し、災害やパンデミック等の影響にも負けず、持続可能な形で活動を続けていけるための、フェアトレード価格の構築を進めています。
皆さまから頂いたご寄付の残部については、2023年度分の経費高騰への補填の他、価格改定に向けての活動にも充てさせて頂きます。
今後も「森育ちのしょうがパウダー」フェアトレード事業へのご支援をどうぞよろしくお願い致します。
★森育ちのしょうがパウダーのご購入はお近くのWEショップまたは通販サイトから
https://we21japan.stores.jp/
※現在、夏のフェアトレードギフトも受け付けています♪
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ご寄付の御礼
50,000円
*寄付金受領証明書
*サンクスカード
*活動報告書の送付
*生産地からのメッセージ動画
*「オンラインスタディツアー」にご招待(2023年2月開催予定)
*オンラインカフェ形式個別での活動報告&交流会にご招待(実施日要相談)