ゴールドリボン・ネットワークは、「小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会」を目指している、2008年設立の認定NPO法人です。
大阪マラソン2023で集まったご寄付は、小児がん経験者の大学等への進学を応援する給付型奨学金「はばたけ!ゴールドリボン奨学金」に活用します。
例えば、70万円のご寄付が集まると、奨学生ひとりに約1年半分の奨学金を届けることができます。
ゴールドリボン・ネットワークへのご寄付は、寄付金控除の対象です。
ストーリー
小児がんってどんな病気?
小児がんは、15歳未満の子どもがかかる「がん(悪性腫瘍)」の総称です。
日本では年間約2,000~2,500人の子どもたちが新たに診断を受けており、病気による子どもの死亡原因第1位であるという悲しい現実があります。
大人のがんと違って生活習慣は関係なく、多くは発症のメカニズムがはっきりしていません。
主なものは白血病や脳腫瘍、リンパ腫などで、多種多様な「がん」があり、めずらしいものが多いのが特徴で、小児がんと診断された子どもとそのご家族は、それぞれに様々な悩みや不安を抱えながら、病気と治療に向き合っています。
小児がん経験者は、治療が終わった後も長期フォローアップを必要としています。
近年は医療の進歩により小児がんの5年生存率は約70~90%に向上し、少しずつ「不治の病」から「治る病気」になりつつあります。
しかし、治療が終わった後も、小児がん経験者の約半数ががんそのものや治療の影響による晩期合併症(障害)を抱え、その後の人生を歩みます。
一見健康そうに見えても支援や配慮を必要としていることも多く、そのために進学や就職などのライフステージの変化の際に困難に直面することがあります。
また、再発の有無のチェックや晩期合併症への適切な対応のために、大人になっても長期にわたる定期的な受診が必要となることが少なくありません。
しかし、原則18歳以上になると医療費が自己負担となり、そのために経済的な負担が増すことに加え、小児がん経験者の中には晩期合併症の影響で体力的にアルバイトと学業の両立が難しい若者もいます。
晩期合併症や医療費の問題以外にも、保護者が小児がん患児の看病のために離職したり、長期の入院や治療などがきっかけで家庭の問題を抱え、経済的に厳しい状況になり、進学をあきらめてしまうケースもあります。
給付型奨学金で小児がん経験者の進学の夢を応援したい!
ゴールドリボン・ネットワークでは、返還不要の給付型奨学金「はばたけ!ゴールドリボン奨学金」事業を通じて、小児がん経験者の大学・専門学校等への進学を支援しています。
月額4万円を卒業まで支援するこの奨学金は、2015年の事業開始から2022年4月時点で、合計97人の小児がん経験者の若者を支援してきました。
大阪マラソン2023で集まった寄付金は、この奨学金の原資として活用させていただきます。
例えば70万円の寄付金を集めることができれば、小児がん経験者の奨学生1人に、約1年半分の奨学金を届けることができます。
小児がん経験者の若者の学びの機会を守り、将来の自立と夢の実現を支えるため、ゴールドリボン・ネットワークのチャリティランナーになって力を貸してください!
奨学生の声
この4月に大学に進学した奨学生からのメッセージをご紹介します。
寄付金受領書の発行について
大阪マラソン2023へのご寄付の受領書は、下記のとおり発行します。
寄付金控除を受けるための確定申告のお手続きには、寄付金受領書が必要ですので大切に保管ください。
【期間①】2022年8月5日~11月30日 にお手続きのご寄付
⇒2023年1月中に、寄付時にご登録いただいたご住所へ送付します。受領書の日付けは2022年12月末です (Syncableから当法人への着金日)。
【期間②】2022年12月1日~2023年3月3日 にお手続きのご寄付
⇒2023年5月中に、寄付時にご登録いただいたご住所へ送付します。受領書の日付けは2023年4月末です (Syncableから当法人への着金日)。
私たちについて
ゴールドリボンは小児がんの子どもたちを支える活動のシンボルマークです。
認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークは、「小児がんの子どもたちが安心して 笑顔で生活できる社会の創造に寄与する」ことを目指し、2008年に設立しました。
小児がん患児・経験者のQOL(生活の質)向上支援、小児がん研究支援、啓発活動の3つを通じて、小児がんの子どもたちを支援しています。
《大阪マラソン2023に関するお問合せ先》
TEL 03-5944-9922 (平日10:00~16:00)