公益財団法人大阪府育英会は、昭和27年4月設立以来70年にわたり、向学心に富みながら経済的理由により修学が困難な子どもたちを、奨学金の貸付などにより支援してきました。
平成26年度からは、返還のいらない給付型の「夢みらい奨学金」を創設し、高校生の“夢”の実現を応援しています。
ストーリー
「夢みらい奨学金」とは
「夢みらい奨学金」とは、強い向学心がありながら、経済的に厳しい学習環境にあっても、自らの得意分野(スポーツ・芸術等)を生かして努力し、将来の夢の実現のため大学等への進学を目指す高校生を支援する返還のいらない給付型奨学金です。
寄附金の使いみち
いただいた寄付金は「夢みらい奨学金」の給付原資として活用させていただきます。
具体的には、奨学生として採用されたときに、学習費や受験費用として、一人あたり20万円を給付します。
さらに、進路が確定したときに、進学に必要な資金にあてるため、一人あたり30万円を給付します。(合計50万円/人)
なお、令和3年度は120名の方が夢みらい奨学生に選ばれました。
※大阪府育英会への寄附金は税制上の優遇措置(寄附金控除)が認められています。詳細につきましては大阪府育英会ホームページをご覧ください。
夢みらい奨学生の声
夢みらい奨学生は、高校等を卒業し自分の夢を実現するため、大学や専門学校等に進学して勉学に励んでいます。
大学等卒業後は社会人としてさまざまな分野で活躍されています。
これまで給付を受けた夢みらい奨学生からたくさんのメッセージをいただいておりますので、その一部をご紹介します。
私は高校生の頃、学費や進学するにあたって、これから必要となるお金に対して不安でいっぱいでした。就職することも考えましたが、小学 4 年生から夢見ている看護師さんになることがどうしても諦めることができませんでした。そんな時、「夢みらい奨学金」と出会いました。そのおかげで勉強に専念することができ、夢を全力で追いかけることができています。私が助けられたように、私も誰かの役に立てるような人間になれるよう、勉学に励みます。
令和元年度採用(第6期生)~大阪府立貝塚高等学校卒業生~
私は、夢みらい奨学金を寄附していただいたおかげで、学びたいと考えていた 人間の健康とスポーツの関係性について様々な視点から学ぶことができています。本当に感謝しています。現在は新型ウイルスの影響により、思うようにいかない日々が続いていますが、大学で学んだことを生かした仕事に就けるよう、引き続き資格取得などに向けて一生懸命勉学に励んでいきます。そして、今後も感謝の気持ちを忘れることなく、自分の夢に向かって努力していきたいです。
令和元年度採用(第6期生)~大阪府立富田林高等学校卒業生~
最後に
ここまで大阪府育英会のページをご覧いただきありがとうございます。
マラソンは孤独なスポーツで、自分との闘いというイメージがありますが、大阪マラソンはそんなイメージを吹き飛ばしてくれる大会です。
是非、私たちと一緒に大阪マラソンに挑戦してみませんか。
~ランナーのみなさまへのメッセージ~