※日本IDDMネットワークのチャリティランナーさんへのご支援は、ページをスクロールして「エントリー中のチャリティランナー」から、応援したいランナーのページを開いてお手続きください。
ストーリー
【団体・活動紹介】
こんにちは。認定NPO法人日本IDDMネットワークと申します。1型糖尿病患者・家族の支援と、不治の病である”1型糖尿病”を根絶するための研究への助成を行っています。
寄付金の使途
大阪マラソン2023でのご寄付は、1型糖尿病の根絶に挑戦する研究者への研究費助成に活用します。
【寄付控除の有無】
あり。寄付控除についての詳細は下記URLをご確認ください。
取り組む社会課題
1型糖尿病をご存じですか?
糖尿病はよく知られている病気ですが、大きく2種類あることはあまり知られていません。
糖尿病患者の多くは、「2型糖尿病」で食事療法や運動療法が治療の中心となります。
1型糖尿病は、国内の糖尿病患者の数%とごく少数で、一度発症すると毎日4-5回の注射などでのインスリン補充が生涯にわたって欠かせない難病です。
子どもの発症が多く、患者自身はもちろんその親にとっても、わが子がこの病気を一生背負って生きていくということはとてもつらいことです。
インスリン治療の副作用である低血糖による昏睡などへの不安や、医療費などの経済的負担に加え、いわれのない差別や偏見の対象となることもあります。
これまでの活動実績
わたしたちは、1型糖尿病患者とその家族一人ひとりが”希望”を持って生きられる社会を実現するために、2005年に「1型糖尿病研究基金」を創設しました。この基金により、1型糖尿病根絶を目指す研究に対しこれまで120件6億200万円の助成を行っています。(2022年7月末現在)
なかでも期待をかけているのが、「バイオ人工膵島移植」の研究です。
無菌室で育った医療用ブタの膵島を患者に移植する方法です。
これまでに、総額2億4,000万円の研究助成を行い、ついに治験(国の承認を得るための人での試験)を目指す段階となりましたが、まだまだ資金が足りません。
わたしたちが目指す未来
1型糖尿病をはじめとするインスリン補充が必要とされる患者とその家族一人ひとりが”希望”を持って生きられる社会を目指しています。
その当面のゴールは、1型糖尿病を「治らない」病気から「治る」病気にすることです。
「バイオ人工膵島移植」では、2025年に1例目の移植実現を期待しています。成功すれば、1型糖尿病の子どもたちも毎日のインスリン補充をしなくて済むようになります。
代表からのメッセージ
私は患者の父親で、長男が7歳(小学校2年生)で1型糖尿病を発症しました。1型糖尿病はほとんど知られておらず、学校や社会からの無理解と偏見に苦しめられたことを覚えています。
私自身もこの団体の代表を務めて25年余りが経ち、いよいよ“1型糖尿病を「治る」病気にする“と掲げた目標の2025年まであと数年となりました。
「治る」病気にするには、さらにもう一歩大きな飛躍が必要です。皆様からのご支援とご期待をいただきながら、力いっぱい挑戦をしてまいります。
是非、多くの方々に私たちの活動をご理解いただき、大阪マラソンのチャリティランナーというかたちでご参加・ご協力をお願い申し上げます。
認定NPO法人日本IDDMネットワーク 理事長 井上龍夫
最後に
最後までお読みくださりありがとうございました。
1型糖尿病を“治る”病気にするという私たちの挑戦に、ぜひチャリティランナーとしてお力を貸してください。
1型糖尿病患者本人や医療者、また1型糖尿病を初めて知ったという方も、チームとなって一緒に大阪マラソンを楽しみましょう!
当法人の専務理事で競技エアロビック元世界チャンピオンの大村詠一によるオンラインでのストレッチなど、様々な企画をご用意してお待ちしております。
チャリティランナーとしての参加は難しいという方は、日本IDDMネットワークのチャリティランナーへの寄付というかたちでぜひご参加ください。