・名前　ハヤテ（競走馬名：バジガクハヤテ）
・性別　騙馬 　　
・生年月日　2015年5月31日/青森県　諏訪牧場で生まれる 　　
・父：スクワートルスクワート　母：ハセノヒロイン 　　
・毛色　鹿毛 　　
・とにかく寝転んで、居眠りするのが大好き。
・好きなもの：岩塩大好き/黒糖 　　
・右前肢の種子骨の骨折にて競走馬としてのデビューはかなわず。
　現在もボルトが入っており、あまり走ったりすると脚に熱をもったり、
　腫れたりするので引き馬専門で頑張ってくれています。とにかく人懐っく
　人気者です。

開業からはや3年目。あっという間に時間が過ぎました。この2年と少しの間に、馬との別れや人との別れ、会社として運営していかなければいけない苦しい立場や、苦境を沢山経験しました。脱サラし、妻と馬と共に生きていく事を決心した日。馬との生活が始まってからは、毎日が充実した楽しい日々ばかりです。収入は不安定かつ、サラリーマン時代からは激減したものの、馬から得るものは計り知れず、やってよかった～って実感します。私がこの事業をするにあたっては、もちろん妻がやりたかった事業を手伝ってあげたいと思ったこともそうですが、自分が好きで楽しんでいた競走馬の馬達が、引退後、ほとんどの馬が行き場が無いといった現実を知り、唖然としました。それならば、出来る事は小さいかもしれないが、少しでも元競走馬達がゆっくりと暮らせるような牧場を提供できればと思い、今日まできました。沢山の人々に助けられ協力していただき、ここまできましたが、もっともっと多くの馬達をアヴニールファームに受け入れたいと思います。牧場規模ももっと拡大し、まずは馬達が風や太陽の光をあびながら、のんびりと暮らせる環境の整備を整えていきたいと考えています。皆様の力を借りなくても、より良い環境作りが出来るように頑張ってまいりますが、まだまだ力及ばず、皆様方の御協力と御支援のほど、どうか宜しくお願いいたします。

約20数年前に、親に連れられて訪れた乗馬クラブ。そこには淡々と人を乗せて走る馬の姿や、力強い躍動感の中にある優しい瞳、愛らしい表情などに心が癒され、疲れ果てた精神力を再びみなぎらせてくれた瞬間でした。馬達を見ていると、心の疲れが吹っ飛び、再び生きる力をいただきました。夢中で通っていましたが、母親1人で育ち盛りの子供を育てており、経済的に継続できるわけもなく、馬の事は気にはなりながらも日々の仕事に夢中になり、あっという間に十年以上が経過していました。ようやく子育ても終わり、休暇の間に行った淡路島の馬の牧場。頭数は少ないものの、馬の表情は豊かであり、大事に育てられている事がすぐにわかりました。馬の仕事がしたい！自分でやってみたい！と思った瞬間でした。でも、現実的には出来るわけも無いなあと思いながら、毎日『馬の仕事がしたい、自分でやってみたいなあ』と口にしていた時に、現在の旦那からは、『やりたい事があるんならやるべき。一生後悔するし、そんなにやりたいんやったらやったらええのに』と言われ、思わず、やっていいの？と聞き返し、さらに『やって失敗したら、その時考えたらいいやん。やりたいことはやるべき！』と後押しされ、一気にスイッチがはいりました。そして、場所や馬の事を調べていくうちに、引退競走馬の処遇について知り、あの時支えてもらった馬達に少しでも恩返しが出来ればと考え、馬の養老牧場をやろうと決心いたしました。それから、旦那の半端ない行動力もあり、半年もしない間に一気に場所・資金・工事・許認可・開業となり、気がつけば旦那も仕事を辞めて、一緒に手伝ってくれました。開業当初は、5頭の馬で始めましたが、現在は13頭の多品種の馬達がいます。この馬達が、少しでも良い環境で安全に暮らせる事が出来るように運営していきたいと思います。今回のクラウドファンディングでは、かなり目標金額が高いですが、絶対に達成し、より良い環境の中馬達が安心して余生を堪能できる牧場を目指してまいります。今後とも、宜しくお願いいたします。

アヴニールファーム公式HP
　https://avenirfarm.com/

本日、引退競走馬達の為の放牧地整備を！のクラウドファンディングプロジェクトをスタートいたしました。最終目標金額は566万円とかなりハードルの高い目標となっておりますが、所属する13頭の馬達の為に、皆様の御力を借りて絶対に達成したいと思います。どうぞ、御協力、御支援、宜しくお願いいたします。