【A-GOALマラウイの挑戦】目標は「A-GOALレストラン開業!!」
2021/6/15 23:45
マラウイのチェンベ村は、マラウイ湖国立公園の中にあり、国内外からの来訪客も多い観光地です。しかし、コロナにより観光客は激減し、日々の食料にも困るほど仕事もなくなりました。
このコロナ危機を支えようと、地域のサッカークラブをハブとして野菜栽培プロジェクトを始めました。プロジェクトに参加しているのは、サッカークラブのユースメンバーやコロナの影響で失業した人々など、これまで農業経験のない人ばかりです。
日本の農業専門家にオンラインでアドバイスを受けるなどして、日々、野菜の栽培に取り組んできました。これまで4回の収穫があり、延511世帯2844人に野菜を配布できました。また、農作業に参加することで、メンバーは自己肯定感を高め、地域スポーツクラブの大きな可能性や意義を再認識し、コミュニティの人々から敬意をもたれるようになりました。
栽培する農作物の種類を増やし、農作物の収穫も増える中、現在、ローカル食材を使ったレストランも計画しているところです。
レストランでは、共同農園で栽培した野菜やマラウイ湖で獲れた魚など、ローカル食材を活用します。このレストランは、単なるレストランではなく、食や栄養、生計向上、職業訓練など多くの価値が込められています。
国際的な移動がまだ制限される中、まずは少しずつ戻り始めたマラウイ国内からの観光客や仕事で滞在する人々を対象に、フェアな価格で新鮮、ヘルシーなチェンべを感じる食事の提供を計画中です。応援してくださる皆さま、チェンべ村にいらした時には、きっとこのレストランで食事を楽しんでいただけるよう頑張ります!
持続可能なコミュニティを目指し、やる気に満ち溢れるチェンべの人たちを応援してください!
← 活動報告一覧へ戻る