マリーンウィナーが「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」受け入れ馬に
2023/12/4 18:20
いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の対象馬として、マリーンウィナーの受け入れが決定したことをご報告申し上げます。
マリーンウィナーは2023年12月2日、繋養先となる北海道浦河町の東栄牧場に移動を終えました。
FP(フォスターペアレント)会員の募集が始まりましたら、ホームページでお知らせいたします。マリーンウィナーの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
なお、先日「33歳ドネーション」による引退繁殖馬の受け入れ枠につきまして、
あと「3頭」と報告いたしましたが、マリーンウィナーの受け入れにより、
残り「2頭」となりましたことを、併せてお知らせいたします。
マリーンウィナー
マリーンウィナー(18歳)は、船橋・川島正行厩舎に所属、5戦2勝で競走生活を終え、繁殖生活に入りました。
2010年から本年2023年までに8頭を出産、第3子のホワイトフーガ(牝馬、父・クロフネ)が、2015年関東オークス(中央交流 Jpn2)、2015・2016年 JBCレディスクラシック(中央交流 Jpn1)連覇など重賞7勝を挙げています。
本年、繁殖生活を引退することになり、キャンデイファーム様の仲介によりご相談をいただき受け入れが実現、梅田牧場様より譲渡を受けました。
東栄牧場さんに到着
12月2日、繋養先となる北海道浦河町の東栄牧場へ移動。梅田さんご夫妻揃って、東栄牧場さんに送り届けていただきました。マリーンウィナーは人にも馬にも優しい性格で、梅田牧場さんでは「マリちゃん」と呼ばれていたそうです。
東栄牧場さんには11月にフォスターホースとして受け入れたポップコーンジャズ、ライラプスがいます。マリちゃんも加わって、牝馬3頭、仲良く過ごせますように!
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の受け入れ枠について
2023/12/1 20:57
いつも温かなご支援を賜りありがとうございます。
引退馬協会事務局よりご報告です。
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション(33歳BD)を実施してから約2年半が経過いたしました。
そこで、今までの受け入れ馬の現状と収支状況、並びに今後の受け入れ余地についてご説明いたします。
受け入れ馬と毎月の収支及びリスク管理について
33歳BD終了後にフォスターホース(FH)として受け入れ、現在も元気に暮らしている馬は「別表-1 ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション受⼊⾺の⽉額会費と基本預託料」の17頭です。
これ以外に、3頭(アサヒライジング号、セイクリムズン号、オオシマパンジー号)は引き取り後に残念ながら亡くなったため、33歳BDで受け入れた馬は合計20頭でした。
注)テイエムプリキュアは当初33歳BDの受け入れ馬として発表しましたが、重賞馬の母枠を空けるために35歳BD受け入れ馬に変更しました。
なお、各FHのフォスターペアレント(FP)会員数及び各馬の功労馬助成金(ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによるもの)並びに毎月の預託料総額は以下の通りです。
本年11月(単月)において、対象馬のFP口数は411口、会費の総額は1,642千円、また助成金総額は170千円で、合計の収入額は1,812千円となっております。
一方、預託料としての支出合計額は1,646千円にとどまっております。
たくさんの会員に支えられ、FH制度は相互扶助によって成り立っていることもあり、現在は皆様の会費等で全体としての預託料を賄えることができております。
33歳BDでは、「FP会員様が十分に集まらなかった場合に備え、寄付金総額の30%を長期のリスクに備えたプール金として管理します」とご説明し、1,200万円を別途管理いたしました。
しかしながら前段でご説明した通り、現状においてはそのリスクは低下しているものと判断するに至りました。
よって、プール金1,200万円の内その半分にあたる600万円を減額し、FHを受け入れるための資金として振り戻すこととしましたのでご報告いたします。
このような決断ができましたのも、33歳BDにご参加いただいた皆様並びに各馬のFPとして会員になってくださった方々のご協力の賜物であり、深く感謝申し上げる次第です。
今後の受け入れ枠について
上記、「ナイスネイチャ33歳のバースデードネーション 2021年5⽉〜2023年10⽉⽉別収⽀」をご覧ください。
全期間を通じての寄付金入金額は、継続寄付を含め4,092万円(p.2 黄色セル)でした。
一方、クラウドファンディング開始時から2023年10月末までのプール金と支出総額は4,221万円であります(p.2 青色セル)。
よって、プール金の半額(600万円)を受け入れのための基金として振り戻した後の金額(残余金)は「471万円」となります(4092万円-4,221万円+600万円)。
33歳BDにおいては、1頭につき概算で150万円をご寄付の中から拠出することとしております。
よって、上記残余金471万円を150万円で割った「3頭」が33歳BDの今後の受け入れ枠の数となりますのでお知らせいたします。
今後も1頭でも多くの馬を受け入れられるよう尽力する所存ですので、皆様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。
引退馬協会 事務局
ポップコーンジャズが「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」受け入れ馬に
2023/11/13 11:22
(撮影:朝内大助)
いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の対象馬として、ポップコーンジャズの受け入れが決定したことをご報告申し上げます。
ポップコーンジャズ
(撮影:朝内大助)
ポップコーンジャズ(23歳)は、5戦1勝で競走生活を引退後に繁殖に入り、2015年宝塚記念(G1)、天皇賞・秋(G1)など重賞6勝のラブリーデイ、2022年目黒記念(G2)など重賞3勝のボッケリーニを輩出しました(いずれも父・キングカメハメハ)。
ノーザンファームから坂東牧場に移動して繁殖生活を続けていましたが、計12頭を産み、引退。ラストクロップは2021年生まれのトニーアワード(父・モーリス)です。
このたび、サンバマウンテンファーム様に仲介に入っていただき、ポップコーンジャズの受け入れが決定しました。引退繁殖馬をテーマとした「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」対象馬として、フォスターホースの仲間入りとなります。
2023年10月30日、坂東牧場から東栄牧場に移動いたしました。新しい環境でも落ち着いています。同時期にフォスターホースとなったライラプス(「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬)も、11月11日に東栄牧場へ移動しました。牝馬2頭、仲良く過ごせるとよいですね。
* * *
準備が整い次第、ポップコーンジャズのFP会員の募集を行ってまいります。
なお、東栄牧場さんは生産牧場であり、防疫のため見学期間を6月~10月とさせていただきます。11月~5月はポップコーンジャズとライラプスのFP会員のみ、事前予約により見学可となります(事務局にお問い合わせください)。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
「寄附金受領証明書」日付変更のお知らせ
2023/11/7 10:15
いつもあたたかなご支援をありがとうございます。
税制優遇対象となる「寄附金受領証明書」の日付は、千葉県庁の指導のもと、協会へ入金となりました日付で発行してまいりましたが、税務署よりNPO法人の「寄附金受領証明書」の発行を、ふるさと納税と同様に決済日を「寄附金受領証明書」の発行日とする方針が示され、千葉県もそれに合わせる形となっております。
これを受けまして、当会からも2023 年 10 月 1 日より、お振込み日またはクレジットカード決済日にて「寄附金受領証明書」を発行させていただくことになりました。
※寄付金や控除の対象につきましては以下の「ご寄付のお願い」のページをご参照ください。
https://rha.or.jp/donation.html
※[ご参考]ホームページお知らせ(2023年9月13日公開)
【寄付金】「寄附金受領証明書」日付変更のお知らせ
https://rha.or.jp/topics/20230913_oshirase_01.html
【シンカブル継続寄付の方の寄附金受領証明書日付について】
継続寄付の方につきましては、「寄附金受領証明書」の日付・内容が以下のように変更となります。
8月決済分は従来通り入金日の9月末日とし、9月決済分は各決済日となり、9月の合計寄付金額は2ヵ月分となります。
2023年分は、2022年12月決済分(2023年1月末日入金分)~2023年12月決済分までとなり、2023年分は合計13ヵ月分となりますことをご了承ください。
ご不明な点がございましたら、ホームページの「お問い合わせ」またはメールにてご連絡をいただけますようお願い申し上げます。
※「お問い合わせ」https://rha.or.jp/form/toiawase.html
※ご寄付に関するお問い合わせ rha-otoiawase@rha.or.jp(担当:山本)
今後とも、どうか末永いご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。