「自分自身を大切にする生活」を送るために・・暮らしを支える活動
2024/7/12 05:11
7月もちょうど半分が過ぎました!
外では蝉の鳴き声も。いよいよ夏がやってきましたね!
つなっぐのお誕生日クラウドファンディングも、残りあと半月。
この機会に、みなさんに少しでもつなっぐ知っていただけるよう、7月31日まで活動をお伝えしていきます。
ぜひ温かいご支援をいただけると嬉しいです。
さて、本日は、つなっぐの大きな活動の1つ、子どもの「暮らしを支える」についてお伝えします。
子ども一人一人に合わせたサポート
虐待や性被害を受けた子どもが、被害を受ける環境から逃れたところで、支援が終わるわけではありません。
むしろ、そこからの人生のほうが長い子どもが、被害から回復し、「自分自身を大切にする生活」を一日でも早く送れるようになるために、どんな小さなことでも、一人ひとりに応じたサポートが大切だと考えています。
つなっぐでは、そのために必要な、衣食住の支援や、同行支援などを行っています。
食を支える
生きるうえで、「食」は欠かせません。
つなっぐでは、子どもの「好きなもの」「食べたいもの」「嫌いなもの」を丁寧にききとり、スタッフが買い物をして送ります。
「学校の勉強やバイトが忙しいので、パッと食べられるものが欲しい。」
「お菓子作りが好きだから、小麦粉や米粉など、素材も欲しいな。」
など、じっくり時間をかけて子どもたちと関係性を紡ぎながら、希望を聞いて送っています。
たくさんの諦めたり失ったりする経験から、なかなかお願いができない子どもが、「どんなものが欲しいか」伝えることを繰り返すことで、「自分の希望を伝える」という経験ができるようになるのです。
衣を支える
すべてを置いて家を出てきた子どもは、季節が変わると着るものにも困ります。
学校に行きたい、生活を立て直すため働きたい…と思っても、そのために洋服が必要となります。
「学校で必要なジャージが欲しい」
「就活するからスーツが必要」
そんなとき、つなっぐでは、時には他の支援団体さんのお力もお借りしながら、その子にとって必要な衣服の支援をしています。
おしゃれをしたい年頃の子どもたちと着たいものを一緒に買いに行くときもあります。
自分の好みの洋服を着ることは「自分を大切にする」ための一歩となります。
住を支える
暮らしの中心は「住まい」です。
安心して生活できる「住まい」を整えることは、心の安定に繋がります。
でも、親の援助を得られない子ども・若者が、新たな住まいを得るには様々な障壁があります。
つなっぐでは、一緒に住まいを探したり、そこでの暮らしをスタートするために必要なものを揃えたりするサポートを行います。
日常や将来、そして心を支える・・同行支援
暮らしがスタートしたあとも、生活のために必要な役所での手続きや、
進学のため奨学金の手続きをしたりと、やらなければいけないことがたくさんあります。
そんなとき、つなっぐが一緒に行って、手続きのサポートをすることもあります。
そして、こころを支えるサポートもしています。
ボランティアさんと一緒に、楽しい思い出のある場所や、一緒に食事をしておしゃべりしたり・・
「普段は食が細いけど、外出先でお腹いっぱい食べられた!」
「最近ふさぎ込みがちだったけど、スイーツをおいしく食べられた!」
そういった、穏やかで楽しい時間を一緒に過ごすことが、
こころを支えることにつながるのです。
子どもを暮らしを支えるために・・皆さんのお力をお貸しください!
この「暮らしを支える」活動は、皆さんからご寄附をいただきながら行っています。
1,000円のサポートで、
ボランティアさんと一緒に外出する時、子どもたちがお茶をしたり、食べ物を買うことができます。
2,000円のサポートで、
勉強するために必要な参考書や本を購入できます。
5,000円のサポートで、
自立のために必要な生活用品を購入することもできます。
子どもたちが、被害から回復し、安定した生活、そして「自分自身を大切にする生活」を一日でも早く送れるようになるために、皆さんのお力が必要です。
お誕生日クラウドファンディングでは、1,000円からご寄附いただけます。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
つなっぐが大切にしていること・・・。つなっぐが提供していること・・・。
2024/7/12 11:33
おかげさまで、つなっぐも創立5周年を迎えて、各種活動をさらに充実するために行っているバースデーとネーション(お誕生日クラウドファンディング)。
そのバースデードネーションも、7月31日までのこり18日。徐々に支援の輪が拡がってきていることに感謝いたします。
一人でも多くの方に、つなっぐの活動についてご理解とご協力を得たいとの想いから、
今日は、つなっぐの大切にしていること・・、つなっぐが提供していること・・・を、再度、ご報告します。
つなっぐの大切にしていること・・
被害を受けた子どもが自立し、自分自身を大切にした暮らしができるようになるまで、初期対応から中長期にわたり、手を放すことなく、多機関多職種の人たちと一緒に伴走するなかで、つなっぐは次のことを大切にしています。
一人一人にあった支援
被害直後はもちろん、その後の成長に合わせて、中長期にわたり、一人ひとりの事情に応じた支援を行います。
変わらない支援
子どもが成長する中で、担当機関の人たちが変わっていくことがありますが、関係する人たちと連携しながら、途切れない支援をします。
みんなでタッグを組む
子どもに関わる様々な機関や専門家、支援者のみんなとタッグを組み、チームとして子どもを支えます。
つなっぐが提供していること・・
これまでの活動報告で、日々。詳しく報告させていただいていますが、大きく以下の4つがつなっくが提供していることです。
「一人一人にあった支援」「変わらない支援」「みんなでタッグを組んでの支援」を大切にしながらの活動を行っています。
1.話を聞く:司法面接で子どもから話を聞く
2.一緒に乗り越える(付添犬):子どもが被害について話すサポートをする
3.暮らしを支える:子どもたちが”自分自身を大切”に暮らし、こころをケアする
4.支援の輪をつなぐ:大人が子どもをサポートできる体制を整える
暮らしを支える活動
つなっぐが提供している4つのことの中から、暮らしをささえる活動の一端をご紹介します。
被害を受ける環境を離れ、安定した衣食住を得られたところでつなっぐの支援が終わるわけではありません。
むしろ、そこからの人生のほうが長い子どもが、被害から回復し、「自分自身を大切にする生活」を一日でも早く送れるようになるために、
どんな小さなことでも、一人ひとりの状況に応じて、オーダーメイドのサポートをしています。
支援の一例をご紹介します。
親からの虐待を受けた子、精神状態が悪化していましたが、つなっぐがすぐに安全な環境への移動を手配し、生活道具や食品の支援等やサポーターを配置することで、安心した生活を始めることができました。
また落ち着いてからは、電気やガスの手配など少しずつ自分でできるようにサポートしたことで、自分でアルバイトや勉強を始められるようになりました。
感謝!!
皆さんのご支援につなっぐの各社活動は支えられています。
「暮らしを支える活動」では、以下の団体にも、各団体ならではのご支援いただいています。
本当にありがとうございます。
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、
必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるためのいろいろな
活動を行っています。まだまだ皆さんのお力を必要としています。
1,000円からご寄付いただけます。
3,000円以上のご寄付をいただいた方には、限定クリアファイルと付添犬カードを寄付金受領証明書とともにお送りします。
皆様のご支援があれば、私たちはさらに多くの子どもたちを支援し、彼らが安心して生活できる環境を提供することができます。
どうか、私たちの活動にご協力いただき、虐待や性暴力、いじめなどの被害を受けた子どもたちの未来を共に支えてください。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしています。
つなっぐ5周年記念動画・・「あなたから見たつなっぐとは?」
2024/7/10 14:57
つなっぐ5歳のお誕生日クラウドファンディング、温かいご支援をいただきありがとうございます。
今までに41人の方にご寄附いただきました!
引き続きご支援をよろしくお願いします。
つなっぐでは5周年を記念し、式典開催やその様子のオンデマンド配信、また特設サイトの公開など、さまざまな企画を行っています。
今回その中の1つ、周年記念動画についてご紹介します!
活動の軌跡やつなっぐのこれから
プロボノさんご協力のもと、これまでの活動の軌跡やつなっぐのこれからについてまとめた動画を制作しました。
こんなこともあったな~と、感慨深い気持ちになりながら、写真を集め集め制作しました^^
最初は、代表理事の田上、飛田、そして事務局長の新井の3人で始まった”子ども支援センターつなっぐ”。
そこから5年、寄付者の方やボランティアさん、付添犬ハンドラーさん、支援団体さん、などなど・・
ほんとうにたくさんの方に支えられながら、今日まで走り続けてくることができました。
事務局スタッフも今では13名!少しずつ組織も大きくなり、体制が整ってきています。
まだまだ課題もありますが、みなさんのお力もいただきながら、これからも「子どものためのワンストップセンター(日本版CAC)」を日本全国に作ることを目指して活動していきます!
動画では、つなっぐが今後行っていく取り組みについてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
あなたからみたつなっぐとは?
そしてもう一本。
学生インターンが中心となって、付添犬ハンドラーさんやSNSフォロワーさんからコメントをいただき動画にまとめています!
「あなたから見たつなっぐとは?」
「つなっぐと関わり変化したことは?」
との問いかけに、たくさんの温かいコメントをいただきました。
その一部をご紹介します!
まずは、付添犬活動が始まった当初から活動してくださっているハンドラーさん。
そして現在もたくさんのお力添えいただいています。
そして、SNSのフォロワーさんからも!
現在つなっぐでは、FacebookやX、Instagramで日々、活動をお知らせしていますが、「いいね!」やリツイートがとても励みになっています。
これからも、益々のご支援をよろしくお願いいたします。
そして・・この動画には事務局スタッフも登場しています!
「つなっぐを漢字一文字で表すと?」ということで、スタッフ一人ずつが考えてお伝えしています。
さて、どんな一文字が出てくるか?
ぜひ動画でご覧ください!
周年記念特設サイトを公開中!
今回ご紹介した動画は、本ページと周年記念特設サイト限定で公開しています。
特設サイトでは、記念動画のほか、5月25日に行った記念式典のオンデマンド配信のご案内もしています。
ぜひ下記よりご覧ください!
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、
必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるためのいろいろな
活動を行っています。まだまだ皆さんのお力を必要としています。
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。
つなっぐの目指している理想の姿"NCAC"の紹介
2024/7/9 15:40
寄附してくださった方が40名を超えました!!
皆さまからの温かいご支援、ありがとうございます!
クラウドファンディング終了まであと20日、引き続きご支援をよろしくお願いします。
つなっぐは、設立から一貫して”子どものためのワンストップセンター(CAC: Childrenʼs Advocacy Center)”を日本各地に設置し、全国の子どもたちに必要な支援を届けることを目標としています。
子どものためのワンストップセンター…実際にどんなことをするの?とお思いの皆さま!
今日は、つなっぐが目指している理想の姿、NCAC(National Children's Advocacy Center)についてお伝えします。
日本にも必須!子どものためのワンストップセンター!
子どものためのワンストップセンター(CAC)とは、性被害への対応として、一つの場所に行けば、全てのサービスを受けられるような、幅広い機関が連携を取れるところです。
つなっぐは、設立以来「子どものためのワンストップセンター(日本版CAC)」として、医療・福祉・司法などの多機関多職種の専門家がチームとなって、被害を受けた子どもが調査・捜査のための面接(司法面接)や系統的全身診察を受けられるようワンストップで対応しています。またその後も、行政や教育機関、支援者など、さまざまな機関・職種で連携しながら、子ども一人ひとりが必要とする支援に繋いでいます。
CACはアメリカには950カ所以上あり、各地で子どもの心身の安全を迅速に守るための対応がとられています。
昨年、つなっぐではアメリカのCACや付添犬の現状を視察してきました🛩
つなっぐの目指している理想の姿:NCAC
NCACは、1985 年 の設立したアメリカで1カ所目のCACです!
CACとしてたくさんの子どもたちの支援をするだけでなく、2022 年現在で 34 カ国に対して、CAC モデルや MDT についての研修やコンサルテーションを実施し、最新の研究などを基礎にしつつ、それぞれの国のニーズに合わせたカスタマイズを行ってきました。
こちらは、NCAC内にある司法面接室です。
チャイルドフレンドリーな空間で、お子さんの年齢や希望によって、粘土などで遊びながら小さい椅子で話をしたり、ゆっくりソファに座りながら話をしたり選択できます。
低年齢のお子さん向けの司法面接室(NCAC)
また、5感を使って心を落ち着かせる環境や取り組みもたくさんなされていました。
ここは、庭の一角にあるお部屋。中には、おままごとの道具などや入っていて、子どもたちは自由に遊べます。この隣にはバスケットゴールもあり、体を動かしながらセラピストと話をすることもできます。
そして、施設にはコートハウスファシリティドッグ®(アメリカの付添犬)が常駐しています。
お子さんたちにとって、司法面接や系統的全身診察、セラピーのセッション等で付添犬に同席してもらうことが当たり前の選択肢となっています。
コートハウスファシリティドッグ®のヤヒーニです。タブレットで一緒に遊んでいます!
同じ施設内には、警察官やCPS(日本でいう児童相談所のような機関)、検察官が常駐しており、いつ司法面接をおこなっても対応できるように連携をとっています。
多機関多職種で連携し、各々の専門分野を信頼・尊重してなりたっていました。
子どもにできる限り選択肢を与えて、子どもの決断を尊重していく工夫が随所でなされていました✨
日本でもNCACのように、子どもの権利を擁護し、子どもの最善の利益のための施設を作れるように、皆さまからのご支援お待ちしております!
NCACに関しては、詳しくはこちらをご覧ください!
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC: Childrenʼs Advocacy Center)を広げるためのいろいろな活動を行っています。まだまだ皆さんのお力を必要としています。
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。