お子さんの状況やニーズに合わせての活動!付添犬活動の実績
2024/6/18 17:59
2024年4月、子ども支援センターつなっぐは5周年を迎え、付添犬認証委員会は10周年も迎えました。
お誕生日のお祝いのバースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦中です!
活動報告として、皆様につなっぐの活動をお伝えしています。6月18日には、付添犬活動の歩みを紹介しました。
(まだご覧になっていない方は以下からご覧ください。)
付添犬ウィーク2日目の本日は、付添犬活動の実績をご紹介します!
付添犬が裁判に同席!
2014年から始めた付添犬活動。
2020年の3月に、公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)のCAPP認定犬(JAHAが行うアニマル・セラピー活動で一定の経験を積み、適性評価試験を経て認定を受けた犬)フランが初めての付添犬として付添犬認証委員会にて認証を受けました。
同年7月には、虐待を受けた子どもが刑事裁判で証言する際に日本で初めて付添犬の同伴が認められました。このとき、付添犬として認証を受けたフラン(JAHA)とハッシュ(JSDA)が裁判所より同伴を認められ、裁判当日はハッシュが子どもに同伴しました。
その際の記事がありますので、ぜひご覧ください!
付添犬活動の実績
初めて裁判に入ってから4年ほど経ち、ありがたいことに付添犬の認知度も少しずつ広がり、実績を重ねてきました。
裁判所での同席は過去3件、裁判所外での裁判への同席で2件を数えます。
裁判手続きにおける証言への同席、事情聴取、司法面接での同席は25回を超え、前後のふれあいや心理的ケア等を含めると、累計158回の活動を行っています。(2024年6月21日現在)
158回の活動において、1回1回お子さんの状況やニーズに合わせて、お子さんに寄り添って活動を行ってきました。
子どもたちの笑顔を引き出したり、子どもたちの気持ちを後押ししたりできる付添犬たち。
これからも一人でも多くのお子さんに付添犬が寄り添えるように、引き続き精進してまいります!
バースデードネーションに挑戦中!
この付添犬活動は、助成金や皆様の寄附により成り立っております。
付添犬活動はもちろん、
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を全国に広げ、一人でも多くの子どもが、そして、未来の子どもが支援を受けられるようにするために活動しています。
そしてこの活動は、皆さまからの温かいご支援に支えられています。
現在、バースデードネーションに挑戦しています!
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。
式典の様子はオンデマンド配信で!
式典の様子は、オンデマンド配信を行っています。
来賓の挨拶のほか、基調講演、付添犬に関するシンポジウムや、つなっぐの活動についてもお伝えしています。
子どもの支援に関わる方、ご興味のある方、皆さまにご覧いただきたい内容になっております。
視聴を希望される方は、下記よりお申込みください。
【お申込みは下記から】※申込は7/31(水)まで
ABEMA News(6月19日)・・・つなっぐの活動も紹介されました
2024/6/20 13:05
多くの方にご覧いただきたい・・・
6月19日22時から配信されたABEMA News
テーマは「子どもの性被害どうサポートする?」
いろいろなデータでの性被害の実状やCAC(Childrenʼs Advocacy Center)についても
具体的な紹介があり、つなっぐの活動も紹介されました。
実際に9歳から16歳まで被害にあわれた方の体験談には、
”私たちがどうサポートしたらよいか? “”子どものためのワンストップセンターCACの必要性”等、
多くの視聴者の方が考えさせられたのではないでしょうか。
このABEMA News は、6月25日まで見逃し配信で視聴可能!
一人でも多くの方にご覧いただきたい内容です!
視聴↓
以下はABEMA Newsより・・・
視聴↓
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、
必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げる
ために活動しています。
付添犬活動にも、まだまだ皆さんのお力を必要としています。
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。
付添犬認証委員会10周年の歩み
2024/6/18 10:33
2024年、子ども支援センターつなっぐは5周年を迎え、付添犬認証委員会は10周年も迎えました。
本日は、付添犬認証委員会の設立からの歩みをご紹介します!
付添犬認証委員会の歩み
日本の付添犬活動は、2014年に家庭裁判所調査官による調査において子どもの心理的サポートのためにセラピー・ドッグが子どもに付き添ったことをきっかけにスタートしました。
その後、コートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の国際機関であるCourthouse Dogs® Foundation(CDF)の国際会議に出席し、実践現場を視察、以後、CDHと連携し、日本でのコートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の普及を進めてきました。
翌年2015年に、医師、獣医師、保育士、研究者の有志が集まり、日本でのコートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の普及に向けて「コートハウスドッグ🄬準備委員会」を立ち上げ、勉強会を各地で実施するようになりました。
2017年に飛田桂(現・当法人代表理事)がコートハウスドッグ準備委員会に参画
2019年にNPO法人子ども支援センターつなっぐの設立に伴い、コートハウスドッグ準備委員会をつなっぐ内に設置しました。
2014年から犬の派遣を続けてきた公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)に加え、2020年から社会福祉法人日本介助犬協会(JSDA)とつなっぐが連携を結び、「付添犬認証委員会」に改称いたしました。
付添犬活動が書籍に!
上記のように紹介した付添犬活動の歩みや活動内容を、実話をもとに感動ストーリーとして書籍になりました!
(写真提供:社会福祉法人日本介助犬協会)
活動実績について
それからたくさんの方の支援のおかげ様を持ちまして、付添犬活動を続けてこられました。
2024年6月までに認証された付添犬は、引退権を含み19頭。
これまでに150回以上付添犬派遣を行っています!
付添犬活動については、2020年~2022年に3年間「かながわボランタリー活動推進基金21」という助成金をいただき、その後も、各種助成金や多くのご寄附をいただき、活動が継続できています。
将来的には、日本中の子どもに付添犬を届けられるように、皆さんのお力をお借りしながら、制度化を目指していきたいと思っています。
Courthouse Dogs® Foundationについて
米国にあるCourthouse Dogs® Foundationは、子どもが裁判所で証言する際などの法的状況で、話をする時の心理的負担を軽減させるために、法廷や司法面接に付き添う特別な訓練を受けた犬(Courthouse Facility Dog)に関わる専門家への教育・研修等を通してこのような犬の普及を行っています。
当団体が設立されてから、厳格な基準のもと、アメリカ国内だけでも322頭(2024年4月時点)もの犬たちが活躍しており、カナダやオーストラリア、ヨーロッパでも活躍の場を広げています。
詳しくはこちらからご覧ください。
バースデードネーションに挑戦中!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるために活動しています。付添犬活動にも、まだまだ皆さんのお力を必要としています。
現在、バースデードネーションに挑戦しています!
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。
式典の様子はオンデマンド配信で!
式典の様子は、オンデマンド配信を行っています。
来賓の挨拶のほか、基調講演、付添犬に関するシンポジウムや、つなっぐの活動についてもお伝えしています。
子どもの支援に関わる方、ご興味のある方、皆さまにご覧いただきたい内容になっております。
視聴を希望される方は、下記よりお申込みください。
【お申込みは下記から】※申込は7/31(水)まで
子どもが話すことを手助けし、その話を大事にするために…「つなっぐ司法面接研修」
2024/6/13 06:20
こんにちは!つなっぐ事務局です(⌒∇⌒)
続々と支援くださる方が増えております。
皆さま本当にありがとうございます!引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
今日は、つなっぐが実施している4つの事業のうち、「司法面接」について皆さんにお伝えします!
つなっぐの「司法面接」
虐待や暴力などの被害を受けた子どもが、司法、福祉、医療などなど・・・必要な支援に繋がるために、そして、その後の手続きのために、自分に起こったこと(被害)について何度も話さなければならないことがありますが、それは容易なことではありません。
皆さんも一度は聞いたことがあるかと思うのですが、何度も話をすることで、まるでまた同じ被害にあうかのように「二次被害」という状態になり、それは、心の傷を深めていくことになります。
だからこそ、子どもの話を聞く回数は、できるだけ少なくしたいのです。
そのためには、
「子どもが話すことを手助けし、そして話してくれた子どもの話を大事にする」ということがとても大切です。
つなっぐでは、”子どものためのワンストップセンター(日本版CAC)”として、専門スタッフが、子どもからできるだけ正確に、誘導なく、できるだけ負担なく話を聞く「司法面接」を実施しています。
子どもに優しい環境で話を聴く
私たちは、子どもから話を聞く環境も大切にしています。
神奈川県立こども医療センターに、司法面接室を作り、2023年から運用を開始しました。
司法面接室設置のために、2021年にクラウドファンディングを実施。多くの方の応援をいただき、目標の3倍以上の金額のご寄附をいただきました。
クラウドファンディングと並行して、子どもが安心して話せるような空間になるように、代表理事の田上が先頭に立ち、たくさんのボランティアの力を借りながらDIYを行って作り上げました!
内装の家具やファブリック、おもちゃなどは、IKEAさんのご協力もいただきました。
司法面接の手順などをまとめた「司法面接実施の手引き」を公開
つなっぐでは、2022年9月から、アメリカの National Children’s Advocacy Center(NCAC)のコンサルテーションのもと、司法面接の手順を示す、日本版司法面接ガイドラインと面接手法であるプロトコルの研究開発を行ってきました。
そしてこれらをまとめた「司法面接実施の手引き」を公開しました。
日本全国の子どもたちが、その住んでいる場所や環境などに左右されることなく、標準的に司法面接を受けることができ、ひいてはその面接が、子どもの権利を守り、最善の利益となる一助となれば、という思いで、全ての方にご覧いただけるようにしました。
下記の特設サイトに掲載していますので、ぜひご覧ください!
7月に「つなっぐ司法面接研修」を開催します!
そして7月に、日本の子どもたちの実情に合わせた面接手順である「司法面接構造」(いわゆる司法面接プロトコル)について学ぶ「つなっぐ司法面接研修」を開催します。
全4日間のオンライン研修で、最新の研究と実践に基づいた司法面接の知識を身に付けます。
今年1月に第1回目を開催し、受講者の方からは、
・最新の知見、エビデンスに裏打ちされた理論や様々な演習体験から、新たな気づきを得られた。
・実践も多くフィードバックもあり、とても有意義だった。前半・後半2日間の分けられた期間が、研修内容を定着させるよいインターバルだった。
・自分の仕事にすぐに取り入れられるような面接テクニックがたくさん含まれていた。
というお声をいただきました!
司法面接に直接携わる方だけでなく、被害を受けた子どもへの支援に携わっている方にとっても、どのような流れや手順で司法面接が行われているのかを知ることは、面接前後での支援を行う上でもとても大切です。
6月26日(水)までのお申込みとなりますので、皆さまのご受講をお待ちしております!
式典の様子はオンデマンド配信で!
5月25日に行われた、「つなっぐ設立5周年・市民公開講座」では、「司法面接」など、つなっぐが実施している4つの事業についてもお話しています!
子どもの支援に関わる方、ご興味のある方、皆さまにご覧いただきたい内容です。
視聴を希望される方は、下記よりお申込みください。
【お申込みは下記から】※申込は7/31(水)まで
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦中!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるために活動しています。
そしてこの活動は、皆さまからの温かいご支援に支えられています。
現在、バースデードネーションに挑戦しています!
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。