今回は、今までの退居者支援の１つであるおせっかいＢＯＸの活動の紹介です。

　あらんの家、ミモザの家ではホームを巣立った子どもたちに向け、「おせっかいＢＯＸ」というものを半年に1回送っています。

　ホームを巣立った子どもたちの多くは、保護者に頼れないまま仕事に就き、アパートを借り、1人暮らしをしています。

　「一生懸命、生活している子どもたちに向けて少しでも力になれたら…」

　そんな思いで、主に1人暮らしをしている子どもたちに向け、「認定NPO法人　おてらおやつクラブ」さんや「NPO法人　フードバンク奈良」さんの協力を得て、実家からの仕送りのように、食料品や日用品を職員の一方的な「おせっかい心」で送る「おせっかいBOX」。

　送る前にLINEや電話で様子を聞いたり…。普段、連絡しづらくても、おせっかいBOXをきっかけに連絡が出来たり…。ただ、送るだけでなく、送る過程のコミュニケーションも大事にしたいなと思います。

　退居者の居場所でも、継続していきたい活動です。

　居場所の準備期間中も、退居した子どもたちはホームに顔を出しながら、居場所にも足を運んでくれました。居場所について色んなアドバイスをくれたり近況報告をしてくれたり。こうして退居した後も、子供たちの成長した姿を見ることができるのは自立援助ホームの醍醐味だなと思います。就職・結婚・出産など子どもたちのライフイベントごとの課題に寄り添える場になったらと思います。

　前回のクラウドファンディングで皆様から頂いたご支援のおかげで、11月から「居場所」を試験的にオープンすることができました。

　完成するまでに子どもたちと「どんな場にしたいか？」と話をしたり、職員同士で話したり…。IKEAさんにもインテリアの相談に行き、‟子どもたちが安心して、ゆっくりすごせる場になったら‟と想いを込めて家具なども選びました。子どもたちも家具の組み立てを手伝ってくれました。これからも子どもたちと一緒により、みんなが居心地の良い場を作っていきたいと思います。

こんにちは。NPO法人 青少年の自立を支える奈良の会です。

　私たちは、今年の2月から3月にかけて「家族と暮らすことを奪われた子どもたちに「居場所」と「出番」を！」

　前回のバースデードネーションの皆様のサポートのおかげで、私たちは退居した子どもたちの居場所作りへの第一歩を踏み出すことができました。本当に有り難うございます。現在、居場所には家具なども入り、スタッフを配属し、11月より試運転期間としてオープンしています。(随時情報は

　今回のキャンペーンでは、現在、皆様の寄付を含め自主財源で行っている子の活動を、子どもたちが安心して継続的に帰ってこられる場になるためにも、継続的な支援を頂きたく、今回はマンスリーサポーターの募集をいたします。皆さまの気持ちが集まって様々な形で応援していただくことで子どもたちのライフイベントごとの様々な「助けて！」に提供できる支援の幅が広がります。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。