寄贈本回収BOOKベンチをそこいら中にバンバン設置したい!

寄附先

NPO法人 情報ステーション

NPO法人 情報ステーション

支援総額

122,286円

支援総額

122,286円

支援者数

50人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

海老川と船橋の地名の由来~ハードボイルド風

2023/3/24 07:50

引き続き、「最強読書日記」著者の廣瀬さんより、船橋愛あふれる寄稿です!

●海老川と船橋の地名の由来
 ウィキペディアの「船橋市」の項を見ると、船橋市の昔の地形図がある。俺の住んでいる宮本町の西側一帯がかなり広い範囲で夏見入り江という海になっている。戦国末期まではこんな感じだったらしい。そう言えば宮本町の南端にある船橋大神宮には燈台がある。昔は陸地がそこまでだったらしい。

船橋大神宮の「灯明台」

 JR船橋駅周辺の中心街は六千年前の縄文時代には海であった。というか船橋市という存在自体が無くて、強いて言えば「夏見湾」とでも呼ぶべき「へこみ」があっただけだった。

その「夏見湾」の西から長津川、東から飯山満川と前原川が流れ込み、河口付近で縄文期の人々が暮らしていた。その名残が相当数の貝塚として今に残る。西側の長津川が運ぶ土砂が西から回り込む東京湾の海流に押されて「砂州」を形成し始めるのは縄文後期らしい。この砂州は突然現れた巨人の右腕のように「夏見湾」を横切り東側の宮本台地に向かって成長していった。こうして「夏見湾」は「夏見入り江」となる。

この「腕」は成長を続けて東側の台地とほとんどつながった状態にまでなる。その隙間に舟を並べ、板を渡して二つの陸地を繋ぐ橋を作ったことで「船橋」という地名が生まれる。まあ、最後のところは伝説レベルだが。

川の運ぶ土砂の堆積と海面の後退は続き、この時点で「夏見入り江」は干潮時には海としての機能を果たさなくなっており「夏見潟」となる。長津川、飯山満川、前原川は潟の中央で合流して「海老川」が本流として出現する。満潮時にも「澪(みお)」としてこの川が主要な航路となった。(ひ)


情報ステーション事務所の向かいにある和菓子屋「廣瀬直船堂」さんの明治期の写真。著者とは関係ありません。


 情報ステーションの理事紹介、今回は読書コラム「最強読書日記」の著者の廣瀬聡さんです。

●理事&最強読書日記著者の自己紹介(廣瀬聡)~ハードボイルド風
 俺の仕事はオンラインの古本屋の渉外担当だ。会社の本拠地は長野県上田市にあって、大きな倉庫を3つ構えている。俺自体は千葉県の船橋市にいる。在宅勤務しながら首都圏の本がありそうなところをウロウロするのが仕事だ。家の近くで寄贈本を使った民間図書館を運営するNPOがあると聞いて立ち寄ったのが運の尽き、商売に繋がらないまま理事の仕事を承ってしまった。まあ、本に触れてさえいればなぜかストレスを感じない質なので全く問題はない。

 「最強読書日記」は何が最強なのか謎だが、元々方向音痴だったので読書傾向も「戦略的読書」のはずが狙いとは逆方向へ進んでしまうことが多いのでやめた。結局、読書対象の選書は図書館でウロウロして本の方からシグナルが来るのを待つという状態だ。神のお告げか。全く困ったものだ…。ということで、「最強読書日記」の方向性はバラバラ…。誠に申し訳ない次第である。

著者近影


 情報ステーションではいつでも、基本どんな本でも寄贈をお受けしていますが、皆さんの身近にある公立図書館では、市民からの本の寄贈を受け付けているのでしょうか。

 公立図書館ではそれぞれ、資料の収集方針を定めており、これに基づいて年間予算で資料の購入・収集を行っています。限られた予算の中で資料収集をしているので、市民からの寄贈は歓迎かと思いきや、書庫・書棚にも限りがあることから、ほとんどの公共図書館は一定の基準でのみ寄贈を受け入れているようです。

 各図書館のホームページを見ると、受け入れ可能な本のジャンルが指定されているところが多く、地域の資料はぜひ寄贈してください、児童書や絵本は歓迎します、一般書店で販売しているような書籍や、すでに図書館で所蔵している本はご遠慮ください など指定が多々あります。過去のベストセラー本などは、寄贈を申し出てもなかなか受け入れてもらえないようです。

 逆に、地域の資料は、一般に流通しないものも含めて各図書館が力を入れて収集しています。

情報ステーションの拠点のある、船橋市の図書館の例

Loading...

 情報ステーションには千葉県内の図書館から、資料提供のお願いが来ることがありますし、皆さんから寄贈いただいた本を分類・蔵書登録する過程で、地域資料に相当するものを抽出しています。これらは寄贈いただいた地域の自治体に提供できないか、現在検討を進めています。将来の研究や市民活動の参考資料として公共の図書館でも皆さんの寄贈本が活用されるとしたら、嬉しいですね。

地域資料も書籍もたくさんあって、選んでいられない…という方は、ぜひ情報ステーションへの寄贈をお願いします!(よ)


先日もこの活動報告で告知をしました、3月の「寄贈本回収キャンペーン」。情報ステーションのボランティアメンバーが寄贈本をご自宅まで取りにうかがいます。今回も千葉県北西部地域を中心に、回収ルートを設定しています。
寄贈本大募集のご案内(3月)

Loading...

回収日:2023年3月26日(日)
地区:千葉市、習志野市、船橋市、鎌ケ谷市、市川市、流山市


お引越しや新生活に向けて、もう読まなくなった本を整理する際は、ぜひ情報ステーションにお声がけください。

郵送・宅配便での寄贈はいつでも受け付けています。送り先は上記の寄贈本大募集のご案内からご確認ください。(よ)

 


34567812

NPO法人

情報ステーション

〒273-0005

千葉県船橋市本町4-34-13

0474094680

https://www.infosta.org/

代表:岡直樹

Syncableについて
  • 運営会社
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約 (一般の方 / 掲載団体)
  • 特定商取引法に基づく表記

© 2021 STYZ Inc.All rights reserved