寄贈本回収BOOKベンチをそこいら中にバンバン設置したい!

寄附先

NPO法人 情報ステーション

NPO法人 情報ステーション

支援総額

122,286円

支援総額

122,286円

支援者数

50人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

民間図書館の運営のしくみ

2023/2/24 13:19

前回の活動記事でもご紹介したように、民間図書館は「みんなの小さな力を集めて、みんなで利用する場所」として成り立っています。

●設置者・寄贈者・ボランティアがそろって、はじめて民間図書館が運営できます

情報ステーションの民間図書館のほとんどは、図書館を設置したい方のご協力で場所を提供していただいています。空き店舗であったり、商店や待合室の一角だったり、場所は様々ですが、居住している方や近隣の方に立ち寄って利用してもらいたいとの思いから、図書館を設置されています。

図書館に並ぶ本は、地域の方から読み終わった本を寄贈いただいて、活用しています。絵本や人気の小説・実用書など、全国の図書館に発送する本もあれば、郷土資料など「この地域の方にぜひ!見てほしい」本もあり、毎回寄贈いただいた箱を、宝箱をあけるドキドキの気持ちで開いています。

寄贈された本の整理登録はボランティアメンバーが行っています。図書館は所蔵本が入れ替わらないと、魅力を維持することができません。ボランティアの方々が定期的に、利用者のリクエストカードを見ながら、また図書館の場所や利用者に合う蔵書を選書して、各図書館に送り出しています。

あなたの街にも、こんなにいろんな方々が交差して作り上げる図書館を、一つ増やせたらいいなと思いませんか。

 

●図書館をつくるために、寄贈本を増やす必要があります!

情報ステーションとしては、民間図書館をもっともっと街の拠点として増やしていきたい、その際、寄贈いただく本の確保は大きな課題の一つになっています。これまでは、各図書館でのイベントの際に寄贈を受けたり、定期的な戸別回収で寄贈本を集めていました。これらに加えて「いつでも読み終わった本を寄贈できちゃう、回収ボックス」が街中にあると、図書館開設のご要望にお応えするスピードも速くなるのではないか、と思っています。(よ)


みなさん、図書館をよく利用されますか? みなさんにとって図書館はどういう場所ですか? 本がたくさん置いてあるところ、毎日新聞を読みに行くところ、お子さんがおはなし会に参加する場所、それとも受験勉強をしにいくところでしょうか?

 図書館にはいろんな顔があります。本を貸してくれる、本のコピーができる、図書館の中で本を読めるというほかに、図書館には司書と言われる専門職がいて、利用者の人たちの質問、疑問に答えたり、調べ物を手助けしてくれたりするレファレンスという仕事なんかもしています。最近では、調べ物は紙の本だけではなくて、コンピューターで調べられるデータベースなどが使える図書館も増えてきています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、紙の本を貸すのではなく、デジタルの本を貸す電子図書館サービスを導入する図書館も増えました。

こういったサービスを提供する図書館には、おもに市町村や県といった地方自治体が設置している公立図書館が多いですが、図書館は赤ちゃんからお年寄りまで、生涯にわたってずっと、住民のみなさんの「知りたい」ニーズにこたえる社会教育の施設です。最近では、地域のコミュニケーションの中心としての役割や、さまざまな背景をかかえた人たちの居場所としての役割も重要になってきています。図書館は、地域のみなさんが自立した市民として暮らせるように、地域や生活の課題を解決するために必要な情報を手に入れることができる場所としての存在意義がますます高まってきているようです。課題解決のために必要な情報とは、力強く生きぬくための武器とも言えるかもしれませんね。

ですが、そんな大事な図書館も一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大で閉鎖されたこともありました。また、建物の老朽化や改築で閉まり切ったまま閉館になるなど、減ることがあっても、なかなか増えるということはありません。自治体の財政状況が厳しい昨今、図書館の安定的な維持運営や新規の開館は簡単なことではないようです。

さて、では情報ステーションが運営している民間図書館はいったいどんなものなんでしょうか。まず、民間図書館は設置したいと思う個人の方や団体、企業、商店など、どんな方でも設置者になれます。そして、その図書館の資源である蔵書は、いろんな方々が読み終わった本を寄贈していただいたものです。それから、図書館を日々開けて、本の貸出し手続きをしたり、新しい本をデータベースに登録して本棚に並べたり、整頓したりしてくださるのは、ボランティアのみなさんです。そうなんです、情報ステーションは、みんなのお力一つ一つを集めて、図書館を作って、みなさんに利用してもらっているのです。公立図書館がコロナ禍で閉館したときも、ひっそりと開館していた図書館もありました。本を借りに来た方は民間図書館が開いていたことをそれは喜んでくださり、久しぶりのおしゃべりを楽しんで帰られました。そこにあるのは、まさに地域の交流であり、それを支えているのは、ただただボランティアのみなさんの「何かしたい」というお気持ちのみ。それが情報ステーションの民間図書館の魅力なんではないかと手前みそながら思う次第です。

 民間図書館の施設も、小さな小さな図書館から広々としたスペースを持つ図書館まで、設置したいと思った方のお気持ち次第で本当にいろいろ、個性豊かなんです。

これから少しずつ、情報ステーションの個性的な民間図書館をご紹介していきますね。(こ)


あけましておめでとうございます。(※注:この原稿をいただいたのは1月初め…。)

この度、理事にご承認いただきました加藤晃一(かとう・こういち)と申します。40年近く大学図書館に勤務し後半12年ほど各地を点々として昨年3月で定年退職、現在は古巣で再雇用職員として勤務しておりますが千葉に出戻ったところでお声がけいただき、情報ステーションの運営に参画することとなりました。船橋とのご縁は浅からぬものがあり、以前は芝居好きの友人に誘われ「ふなばし演劇鑑賞会」に参加していました。

 図書館員といえば読書家と思われるかもしれませんが、本や活字は好きとはいえ量を読んでいるわけでもなく、一人の作家を探求するほどでもありません。その時々の気分にあったものに手を伸ばしているというところで、映画やドラマの原作などに走っていたことが多かったように思いますが、黒澤明監督の『赤ひげ』に感動して山本周五郎の『赤ひげ診療譚』を読んでさらに感動、今は愛読書として本棚に山本周五郎小説全集版と文庫版を揃えています。最近では『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』(作:廣嶋玲子、絵:jyajya)にハマり、アニメーション(Eテレで放送中)共々楽しんでおります。 人と本をつなぐ仕事ができれば、と高校生の頃から漠然と考えて図書館での仕事を選びました。その経験を活動に生かせればと思っております。よろしくお願いします。


寄贈本回収ボックスで集められた本は、ボランティアの手を経て各地の民間図書館に届けられます、そんな一連の活動を、3回に分けてご紹介します。
情報ステーションでは2021年から、寄贈本の個別回収を定期的に行ってきました。

●寄贈本をご自宅まで取りにうかがっています

2か月に1度、千葉県北西部地域を中心にチラシのポスティングでご案内し、ご連絡いただいた方のご自宅を訪問して、寄贈本の回収を行っています。

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寄贈される理由も、断捨離のため、子供が成長したから等さまざまです。回収の時には寄贈本を見ながら思い出を聞かせていただいたり、またエレベーターのない団地の5階で大量の寄贈本をお預かりし、まさにうれしい悲鳴を上げることもあります。


●集めた寄贈本は、蔵書ステーションへ~

皆さまからお預かりした寄贈本は、いったん野呂の蔵書ステーションに集められます。ここから、ボラDAYに参加するボランティアの皆さんによって、登録・選別の作業が進められていきます。(次回に続く)

<郵送・宅配便での寄贈はいつでも受け付けています>
送り先は、

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からご確認ください。
(よ)


6789101112

NPO法人

情報ステーション

〒273-0005

千葉県船橋市本町4-34-13

0474094680

https://www.infosta.org/

代表:岡直樹

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