【キャンペーン終了までもうすぐ!】ミャンマーの子どもたちに「学ぶ幸せ」を届けたい!皆からの応援を本や文房具にのせて

寄附先

認定NPO法人 地球市民の会

認定NPO法人地球市民の会

支援総額

3,077,258円

支援総額

3,077,258円

支援者数

330人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

【活動報告 #1】村の人たちが子どもたちのためにクラウドファンディングを実施!

2022/10/9 14:03

ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)。ミャンマー駐在員の鈴木亜香里です。先日、ある村の学校を見に行ったので、そのときの様子をご紹介したいと思います。今回のクラウドファンディングとはまた別の事業ですが、ミャンマーの学校事情がわかるかと思います。

ルエカウン村の学校は、1952年に小学校として開校しました。現在ある校舎は2つです。1970年に当時村人が力を合わせて作ったチェリー棟 (9×30メートル)と、2020年に建設したタピエ棟(9×12メートル)です。現在の校舎は、よく手入れがされて大事に使われている印象でした。

日本では、公立学校の校舎は市や県などが建設してくれますよね。しかし、ミャンマーでは教育省の予算不足のため、建設費用がでないことが多いです。この学校も、二校舎とも政府からの支援はなく、学校委員会や先生が、村人や卒業生、知人などに寄付を呼びかけて建てました。村からは1軒あたり16,000ks(約1,000円)を集めました。余裕がある人はもっと多くの金額を出しました。資金集めに1年くらいかかったそうです。まるで、クラウドファンディングです!クラウドファンディングは、たくさんの人(Crowd)からお金を集める(Funding)ですが、ミャンマーの村の人たちがまさにそれをやっていたのです。

クラウドファンディングで集めたお金で建てた新校舎は、きれいなエメラルドグリーンでした。村の大人たちが「この色にしよう」などと話し合って決める様子を想像すると、ほほえましくなりますね。

村の人たちに、なぜこんなに頑張ることができたのかを聞いてみました。すると「自分もこの学校に通って大きくなりました。今は自分の子ども達がこの学校に通っています。子ども達がのびのびと勉強できるようにしてあげたいので、大変だけど頑張りました」とのこと。

子ども達に学ぶ幸せを届けたい!という気持ちは、日本人でもミャンマー人でも一緒なんだなと改めて感じました。村の人たちは校舎建設で、私たちは文房具を送ることで、学ぶ幸せを届けていきたいと思います。


こんにちは!地球市民の会 奨学金事業担当の武富です。

さとおやさんとしてご支援いただいている方は、もしかしたら何度かオンライン上でもお会いしているかと思います。交流大好き人間ですので、もしどこかで見かけたらお気軽にお声かけください♪

■国際協力に携わり出して…

私はこれまで一般企業に7年ほど勤め、2020年4月に地球市民の会へ入職、初めて国際協力に関わることになりました。調度世界では新型コロナウィルス感染拡大が顕著になり、世界中が混乱していた頃…。まだ右も左も分からない状況で、私は「ミャンマーでは学校が休校になった」ということだけを聞かされました。緊急事態宣言により地球市民の会でも、突然在宅ワークが始まりました。

「学校が休みの間、子どもたちは何をしてるんだろう?」と不安と心配でいっぱいでした。恥ずかしながら、私はミャンマーへの渡航歴もありません。本やメディア、地球市民の会駐在員スタッフからの情報くらいでしかミャンマーを知ることができなかったため、なおのこと状況を把握するのは困難でした。

■転機となったオンライン配信や交流会

コロナ禍において急速に進んだオンライン化。ネット環境さえあれば現地とも簡単に繋がることができるようになったことは私にとって大きな転機となりました。

そして忘れもしない2021年2月1日。政変が起こり、たくさんの人が傷つき、ミャンマー国内は混乱状態。ただただ悲しみに包まれていました。

しかし、そんな大変な状況にも関わらず、現地のタンボジセンターに残っていた子どもたちとさとおやさんとの交流会は実現できました。

画面越しに見た子どもたちの笑顔や感謝の言葉、センターでできる勉強や農業をして過ごしていると直接話しているのを聞けたこと、また嬉しそうに話すさとおやさんたちの姿は忘れられません。場所を問わず、遠隔地の方でも気軽に参加いただけるようになり、私たちスタッフとしても、さとおやさんと交流する良いきっかけになりました。

「あぁ、こうして心の繋がりをつくることが私の役目なんだ」と改めて感じ、これからも子どもたちの教育ために、できることをできる限りやっていきたいと強く思いました。

■子どもたちの学びのためにできることを

2020年からの2年間、子どもたちの教育がずっと中断しており、さとおやの皆さまからも「さとごたちは無事ですか?」「子どもたちはどうしていますか?」等、お問い合わせを受けることも多くありました。残念ながら、モチベーションの低下によって学びを諦めた子、経済的に厳しく就職した子や結婚してしまった子などがいるのも事実です。

ただ、私たちの想いは一つです。

― ミャンマーの子どもたちに「学ぶ幸せ」を届けたい! ―

この空白の2年間で忘れられてしまった「学ぶ楽しさや学ぶ幸せ」を思い出して欲しい…

このクラウドファンディングで集まった皆さんからのご支援を、そのきっかけにしたいと心から思っています。少しでも多くの幸せを届けるために、皆さまからもご支援いただけたら幸いです。


皆さん、こんにちは。
地球市民の会のミャンマー事業責任者の柴田です。

■遠くなってしまった第二の故郷

私は長い時間をミャンマーで過ごしました。実質ともに「第二の故郷」といってもおかしくないミャンマー。そして住んでいた時間は本当に濃密で、温かく、そして私にとって大切なものです。今、私は日本にいますが、ずっと心の半分をミャンマーに置いてきたような、何とも言えない気持ちです。断片的ではありますがミャンマーの情報は入ってくる、オンラインで週に数回ミャンマーのスタッフや友人とも話をする、その話の中で大変な現状に直面していることを知り涙を流す。でも私がいるのは日本。そんなもどかしい思いを抱えながら仕事をしていた2年半でした。そして、何とかミャンマーの人々のためにできることはないかと考え、悩んだ2年半でもありました。その中で出した結論としては、「自分にできることをやっていこう」ということでした。

■学ぶことができる幸せ

「学ぶことができる幸せ」というのは、万国共通のものだと思います。新しいことを知る喜び、自分の世界が豊かになっていく実感。私はミャンマーから戻った後1年間、大学院で大学生と机を並べて勉強しました。老化も始まり(笑)、なかなか頭に入らないながらも新しい学びに幸せと喜びを感じました。コロナ感染拡大や政変の影響で、そんな「幸せ」から遠ざかってしまったミャンマーの子どもたちにも、幸せや喜びをたくさん味わってもらいたい、と心から思います。知識や情報は、貧困から抜け出すための力となります。今後のミャンマーの将来は決して明るくはありませんが、そんな中でもたくましく生き抜くために、現状の中でもできる限り教育の機会をつかんでもらいたいと願っています。一冊のノート、一本の鉛筆、一冊の本・・・それらのものが子どもたちの生きる力と明るい未来を作ります。

■学びを支えるということ

また、子どもたちのために勉強を教えている大人たちも応援したいです。今は、先生が足りないこともあり、高校卒業試験に合格した若者が短期間の教員養成研修を受け、ボランティアで子どもたちに勉強を教えています。彼らの生活ももちろん苦しいですが、「子どもたちのために自分にできることをやっていこう」という気持ちで頑張っているそうです。そんな彼らの気持ちと、私の気持ちがシンクロします。第二の故郷を思い、自分にできることは何かと考えて一歩ずつでもミャンマーの明るい将来に向けて一緒に進んでいきたい、そんな気持ちでいっぱいです。

それならば、私たちも自分にできることをやっていこう!今回のクラウドファンディングは、そんな想いに共感してくださり、そして自らも熱い想いを持った方々と当会との二人三脚での実施となります。ミャンマーの子どもたちやその周りの人たちにとって、日本からのエールが「暗闇を照らすランプ」のような存在になることを願っています。


こんにちは。地球市民の会の本部のミャンマー事業担当・藤瀬です。

■「すべてのこどもに教育を!」国際協力を目指したきっかけ

私が国際協力の世界を目指したきっかけは、大学生のときにフィリピンである兄弟に出会ったことです。

約1か月フィリピン大学で語学研修のプログラムを受けていました。そこによく遊びにくる小学生くらいの兄弟がいました。彼らは裸足で、ごみを拾って毎日を過ごしていました。年齢がだいたいなのは、彼らが英語を話せなかったから。フィリピンの公用語は英語のはずですが、彼らはおそらく学校に行っておらず、数字すら伝わりませんでした。一方で、大学の敷地内には、附属の小学校がありました。彼らの目の前のフェンスを隔てた先には、きれいな制服を着て校庭で遊ぶこどもたちがいました。この2つのギャップは私の記憶に強く残りました。そして「すべてのこどもが教育を受けられる世界を作りたい」という私の夢になりました。

■このクラウドファンディングが子ども達の光となるように・・・

「貧困とは選択肢がないこと」だと言われますが、彼らが学ぶことができれば、将来の選択肢は広がります。貧困を抜け出す機会になります。

ありがちな言葉かもしれませんが、こどもは未来の「希望」であり、教育は「光」であると思います。コロナで学校に行けなくなって以来、ミャンマーのこどもたちの置かれた状況を見てきて、何かしてあげたいと思ってきました。国が混乱していてそれどころじゃないという現場の声も聞きました。でも、自分が今子育てをしていて強く思います。子どもにとっての今の1年がどれだけ大切か・・・。たった十数年の学びの時間が奪われることは、未来を奪うことでもあると思います。学ぶことができれば、こどもたちの世界も可能性も大きく広がっていくことでしょう。また今の状況下で傷ついた子ども達が、少しでもこどもらしく友達と遊びほっとできる時間を過ごしてほしいと願っています。

今回のノートやペン、そして本がきっとこどもたちの心を癒し、育ててくれると信じて今回のクラウドファンディングに挑戦しています!

■私の後悔・・・

最後に、私が、心にずっとひっかかっていたことを初めて書きます。前述のフィリピンの兄弟がある日いつものように遊びにきました。その時私たち日本の大学生はお菓子を手にしていました。お菓子を分けてあげようとしたとき、友達が止めました。「あげちゃいけない。」彼女は開発学を学ぶ中で、途上国で物乞いをする子たちへの対応や援助慣れについて聞いたことがあり、考えがあって止めたのだと思います。私はそのとき戸惑いながらも、お菓子をあげませんでした。でもずっとずっとその事が心にひっかかっています。目の前の小さな「友達」になぜお菓子を分けてあげなかったのか。普段の生活の中で、友達はもちろん、近所に住む顔見知りのちびっこがいたら、私はきっとお菓子をあげます。友達が転んだらきっと手を差し伸べます。でもその日私は、一度もお金も物もねだったこともないその兄弟に対してそれができなかった。だからあの瞬間を今でも後悔し心に引っかかっています。

それから地球市民の会で働きながら、国際協力は「友達に手を差し伸べるように」当然のように困っている人に手を差し伸べることだと考えるようになりました。それが遠い国のだれかであっても。

今回のクラファンに参加してくだされば、その「遠い国」の「だれか」はきっとあなたの大切な存在になるはずです。ぜひ、ご協力いただければ嬉しいです!


45678910

認定NPO法人

地球市民の会

〒840-0822

佐賀県佐賀市高木町3-10

0952-24-3334

http://terrapeople.or.jp/main/

代表:理事長 山口久臣

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