第46期生 ナカザルオー 入厩しました
2023/7/23 15:27
「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」対象馬として、再就職支援プログラム入りが内定していたナカザルオー(満13歳・牡馬)が、2023年6月21日に譲渡を受け、プログラム受講生となりました。
ナカザルオーは2012年大井競馬場でデビュー。その後は園田、盛岡、名古屋、佐賀、金沢、笠松と所属が変わり、2023年2月まで現役を続けました。競走成績252戦7勝、12歳時(2022年)に勝鞍を挙げています。
たくさん走ったご褒美にファンが引退後買い取り、再就職支援プログラムが適用されることになりました。幸いにも身体はとても丈夫だと、獣医さんのお墨付き。2月の引退後のんびりと過ごしておりましたが、このたびの譲渡が済み、いまは長野県の美義屋牧場さんで元気に過ごしています。
大きな瞳が印象的なナカザルオー。「オーちゃん」と呼ばれ、かわいがられています。セカンドキャリアに向けて、マイペースで頑張ってくれることと思います。あたたかな声援をよろしくお願い申し上げます。
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第46期生 ナカザルオー
【ナイスネイチャBD対象馬】
入厩先:美義屋牧場
2010年5月22日生まれ
牡馬 鹿毛
父・サクラプレジデント 母・ゲーリックキャット(USA)
生産 北海道・日高町
競走成績 地方 252戦7勝
【ナイスネイチャ・34歳ドネーション】ナカザルオー、マロンカグラ、タッチペガサスが再就職支援プログラムへ
2023/7/23 15:24
「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」の対象馬として、新たにナカザルオー、マロンカグラ、タッチペガサスを「再就職支援プログラム」受講生として受け入れました。
セカンドキャリアに向けて新しい生活に入った3頭に、あたたかな声援をお願い申し上げます。
画像 左から
再就職支援プログラム 46期生 ナカザルオー
再就職支援プログラム 47期生 マロンカグラ
再就職支援プログラム 48期生 マロンカグラ
ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション収支と現況のご報告
2023/4/11 14:49
いつもあたかなご支援ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーションから、間もなく1年になります。たくさんの方が、引退馬のリトレーニングに関心を寄せてくださるようになり、これまでに13頭(うち、1頭死亡)を受け入れました。
現在までの状況を報告いたします。
競走生活を頑張ってきた馬の多くが、見た目やレントゲン撮影ではわからない身体の痛みを抱えています。最低1ヵ月以上の休養を経て入厩しているものの、入厩後も治療や療養が続いている馬も少なくありません。身体的負担の少ないグランドワーク(馬と人の信頼関係を築くための基礎的な調教)をしながら療養を続けています。
入厩第1号馬のメイジンは、調教の継続を断念し、痛みを緩和するサプリの治験に参加し、その後「ふれあいホース兼コンパニオン」としての譲渡が内定し、5月に譲渡予定です。
卒業が決まったメイジン
ニットウイロンデルは調教が進み、譲渡に向けて近々調教動画を公開する予定です。
野外騎乗にも挑戦中のニットウイロンデル
譲渡準備のできた馬から譲渡先を募集し、新たな受け入れをしていきます。
シチリアノアガタを受け入れました
そして、今年2月には34歳のドネーションでは13頭目(再就職支援プログラムでは45期生)となるシチリアノアガタを受け入れました。シチリアノアガタは10歳の牝馬で、400キロ前後の馬体で128戦を走りぬきました。1ヵ月半の休養を経て群馬県の乗馬クラブアリサに入厩しています。
続いて、2月までの収支をご報告します。
収支報告
当初は入厩馬が少なかったので、毎月の経費は大きくありませんでしたが、これからは毎月の支出が大きくなります。
受け入れ条件馬の条件
受入可能かどうかは、獣医師の診断とセカンドオピニオンを得て決定します。怪我をしている場合は、乗馬として調教できる見込みがあることが前提となります。
怪我の有無にかかわらず最低でも1ヵ月の休養を経ての入厩となります。馬の状態や調教施設の空き状況によってはそれ以上の待機となります。
療養2ヵ月目から、預託料の最大半額、上限月額5万円の助成を受けることができます。また、対象となる医療費助成も一頭当たり10万円まで受けられます。
無償譲渡が前提で、入厩先までの馬運代のご負担をお願いしています。
受け入れについてのご相談・お問い合わせ
まだ十分な予算がありますので、引き続きプログラム参加のご希望があればお問い合わせフォームからご連絡ください。
第44期生 ロゼフェニックスが入厩しました
2023/2/1 20:10
「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」対象馬として、再就職支援プログラム入りが内定していたロゼフェニックス(満7歳・牡馬)が、千葉県の乗馬倶楽部イグレットに入厩いたしました。
ロゼフェニックスは、2021年11月のレースを最後に休養、その後引退のきっかけとなる右前手根骨の板状骨折が見つかり、2022年10月に現役生活を引退しました。
再就職支援プログラム入りにあたっては、馬主の高橋信博様のご兄弟である元JRA調教師・高橋義博様よりご相談を受け、療養後に受講生となることが内定しておりました。引退時は的場均厩舎所属でしたが、もともとは高橋義博厩舎の管理馬で、高橋先生が幼少時よりずっと見守ってこられた思い入れのある馬とのことでした。
退厩後約3ヵ月の療養期間を経て、2023年1月31日に乗馬倶楽部イグレットに入厩しました。去勢前のため、今後、体調を見ながら、去勢手術を行う予定です。
個性豊かな馬が多く、人気のステイゴールド産駒。ちなみに母の父はメジロマックイーンです。ロゼフェニックスのセカンドキャリアに向けてのあらたな挑戦に、ご声援をよろしくお願い申し上げます。
第44期生 ロゼフェニックス
【ナイスネイチャBD対象馬】
入厩先:乗馬倶楽部イグレット
2015年5月8日生まれ
牡馬 黒鹿毛
父・ステイゴールド 母・ロゼッタ
生産 北海道・新冠町 上井牧場
競走成績 JRA 28戦2勝
JBISのデータ